診察を行う夫婦

食欲不振は軽視しがちですが、場合によってはとても大きな病気につながっている可能性もあります。

そのようなことから、ぜひとも注意して食欲不振について知ってください。今回は食欲不振の考えられる原因、考えられる病気、対処法、未然にできる予防ポイントをお伝えします。






食欲不振の7つの原因!考えられる3つの病気


1)食欲不振とはどのような状態か

食欲不振とは読んで文字のままに、食欲が起こらない症状のことをいいます。ストレスや脳障害、神経症、高血圧などが原因で食欲中枢の調節がうまく行かず、食欲が低下します。

消化器系に問題がある場合も起こります。他にも、かぜや睡眠不足、夏バテなどの場合でも食欲は低下します。

2)食欲不振と胃との関係

食欲不振は、食べたい気持ちはあるけれど食べられない、といった症状や、食べたい気持ちが起こらない、といった症状があります。

胃との関係

食欲の問題なので、場合によっては胃に違和感や痛みがあることもあります。食欲不振自体に痛みはありませんが、例えば胃痛などの症状が原因の場合、胃に痛みが起こることになります。

3)食欲不振の考えられる7つの原因

(1)ストレス

食欲不振の原因は様々あります。まずはストレスです。

ストレスと言っても身体的ストレスと精神的ストレスがあります。身体的ストレスとは、怪我や事故、音や光などによるストレスです。

精神的ストレスとは、人間関係や仕事などのストレスです。このようなストレスがあると、交感神経が過剰に刺激され、食欲が起こらなくなるのです。

(2)不規則な生活

不規則な生活を送っていると、自律神経が乱れてしまい、食欲不振になります。また、運動不足も大きいです。

運動不足だと、活動量が低下するため、食欲も少なくなります。

(3)アルコール

アルコールをたくさん飲んでいると、肝臓の機能が低下し、食欲不振につながります。胃にも影響し、やはり機能が低下し、食欲不振になります。

(4)夏バテ

夏になると、体温調節がうまくいかなかったり、汗で水分がなくなり、夏バテになります。夏バテになると、自律神経が乱れ、胃の機能が低下し、食欲不振になります。

(5)妊娠

妊婦の多くの場合に、つわりが起こります。つわりが起こると、気分が悪くなり、食欲不振になります。

つわりは、ホルモンバランスや心理状態が原因だと考えられています。

(6)高齢

高齢になると、運動能力が低くなるため、運動不足になってしまいます。また、一人暮らしで精神的な孤独感も食欲不振の原因です。

さらに、亜鉛不足で味覚障害になり、食欲不振になることもあります。

(7)疾患

消化器官系の疾患により食欲不振が起こることがあります。消化器官系以外にも食欲不振が起こることがあります。

かぜやインフルエンザ、うつ病、脳の疾患などが原因で食欲不振になる可能性があります。

Women undergoing examination in gynecological

4)食欲不振が続くことで考えられる3つの病気

(1)胃の病気

食欲不振が続いたとき、まず考えられるのは胃の病気です。胃潰瘍や胃炎などがありますが、場合によっては胃がんも考えられます。

(2)消化器官

また、食道や腸の病気も考えられます。例えば、便秘の場合でも胃の動きが悪くなるため、食欲不振になることもあるのです。

(3)その他

その他の消化器官や臓器でも病気がある場合があります。また、身体的な症状だけでなく、うつ病などの精神的な症状の場合もあるので注意してください。

基本的には、幅広く様々な病気が考えられます。

5)食欲不振への自分でできる3つの対処法

(1)食べ方に工夫する

消化の良い食べ物を少しずつ食べましょう。無理して食べてしまうと、余計悪くなってしまうので注意してください。

また、料理の彩りを良くしたり、家族や友人と食事をするなどで、食欲が湧く場合もあります。

(2)薬を飲む

市販で売られている薬を飲むと良いでしょう。場合によっては漢方を飲むこともおすすめです。

(3)病院受診をする

症状が長引く場合は、病院に行きましょう。内科や消化器科、胃腸科を受診してください。もし、精神的な面が影響していると思ったら、心療内科を受診してください。

6)食欲不振でも比較的食べやすい食事

セロリ

セロリは、炭水化物の消化を助け、食欲を増進する働きがあります。セロリをジューサーに入れ、セロリジュースで飲むことをおすすめします。

7)食欲をそそると考えられる食材

カレー・スパイス

カレーやカレーの中に入っているスパイスは、食欲不振に効果的です。カレーであれば自然と食欲が出てくる人も多いでしょう。

実際に、食欲増進の効果があるため、食べることをおすすめします。ただし、辛すぎるカレーは、胃を痛めてしまう可能性があるのでお勧めできません。

8)食欲不振へ未然に予防できる4つのポイント

(1)規則正しい生活

不規則な生活を送っていると、自律神経が乱れ、食欲が低下しています。早寝早起きをして、そして1日3食を心がけてください。

(2)ストレスを溜めない

ストレスが溜まると、胃に支障をきたし、食欲不振になります。そのため、できるだけストレスを溜めないようにしてください。

趣味の時間を確保して、毎日行うだけでもかなり変わってくることでしょう。

(3)アルコールを控える

できるだけアルコールは控えてください。飲むとしても、毎日飲むのではなく、飲まない日を作るのが良いでしょう。

胃のことを考え、空腹で飲むのではなく、つまみも食べながら飲むようにしましょう。最も良いのは飲まないことです。

(4)運動をする

運動をすると、食欲が湧いてくることが多いです。この際の運動は、激しい運動ではなく、ウォーキングやジョギングのような軽い運動で問題ありません。

ストレス発散にもつながり、自然と食事を摂りたくなるようになります。






今回のまとめ

1) 食欲不振とは食欲が起こらないこと。

2) 食欲不振は、食べたい気持ちはあるけれど食べられない、といった症状や、食べたい気持ちが起こらない、といった症状

3) 原因は、ストレス・不規則な生活・アルコール・夏バテ・妊娠・高齢・疾患。

4) 症状が続くことで、胃の病気、消化器官の病気、うつ病などの病気の可能性がある。

5) 自分でできる対処法は、食べ方に工夫する、薬を飲む、病院受診をする。

6) 食欲不振でも比較的食べやすい食事は、セロリ。

7) 食欲をそそる食材は、カレー。

8) 予防するためには、規則正しい生活をする、ストレスを溜めない、アルコールを控える、運動をする。