カルテを説明する医者

入浴後などに鏡で脇の下を見てできものができており気になったことはありませんか。今回の記事では、脇の下にできるできものの原因や脇の下のできものへの対処方法、生活の中でできる脇の下にできるできものの予防習慣などについて紹介します。



脇の下のできものが痛い・・!3大原因と対処方法とは


1)気になる症状!脇の下のできものの3つの種類と特徴

(1)脇の下のできもの以外に症状がない

脂肪細胞からできるできものの場合、小さければ特に痛みもないといわれています。

(2)できものを押すと白いものが出てくる

表皮が袋のようになって、押すと垢などが出てくることもあります。

(3)できもの以外に痛みがある

できものの腫れにより周囲が炎症を起こしていると、できものの症状の他に痛みの症状が出てくることもあります。

2)要チェック!脇の下のできものの3大原因とは?

(1)粉瘤

表皮にできた袋のようなものに垢が溜まり固まったものであり、脇の下のできものの原因になることがあります。部位も脇の下だけでなく、全身のどこにでも発症します。

(2)脂肪腫

脂肪腫は、皮膚のすぐ内側にできる脂肪細胞のかたまりなので脇の下のできものの原因になることがあります。部位は、全身のどこにでも発症しますが脇や胴体、首などが頻発に発症しやすいといわれています。

(3)リンパ節の腫れ

脇の下には多くのリンパ節があり、リンパ節は細菌などを排除する機能があるのでリンパ節が腫れることで、しこりなどのできものの原因になることがあります。

Men are undergoing medical examination

3)自分でできることは?できものへの対処方法

(1)清潔に

脇の下は皮脂が溜まりやすいところなので、清潔な状態を保つことがニキビなどのできものに対して有効な対処方法です。

(2)むやみに触らない

脇の下にできものができている状態は、細菌などから炎症を起こしできものができている可能性があります。脇の下にできものができた時はむやみに触ったり潰したりしないことが炎症反応の悪化を防ぐことができるので対処方法として有効です。脇毛のムダ毛処理も細菌による炎症の原因になるので、脇の下にできものができた時は剃刀などによるムダ毛処理は控えて、脱毛サロンやクリニックにて処理するほうが対処方法として有効です。

(3)病院へ

清潔およびニキビの専用クリームなどでケアを行なっても、症状が改善せず悪化するようであれば病院受診により相談し適切な治療をすることが対処方法として有効です。

4)症状が何日も続く・・考えられる2種類の病気とは?

(1)悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は、血液のがんのひとつであり白血球の中のリンパ球ががん化したものといわれています。

(2)乳がん

乳がんは乳腺にできる悪性腫瘍といわれています。脇の下にも乳腺は存在するので、乳がんの症状でしこりが脇の下にできることがあります。

5)気になる場合に・・専門家でできる4つの検査方法

脇の下にできものができた時は、脂肪腫であれば皮膚科・形成外科、粉瘤であれば皮膚科、リンパの腫れ・悪性リンパ腫であれば内科または血液内科を受診しましょう。今回は悪性リンパ腫が疑われる場合の検査方法を紹介します。

(1)血液検査

疾患の勢いを確認するために、血液検査によりLDH、CRP、sIL-2Rなどの値を検査します。この血液検査では、腫瘍マーカー検査のためでなく合併症の有無やどんな副作用に注意しなければならないかなどの判断材料としても使われます。

(2)触診

血液検査にてリンパ腫の発症を確認できたら、治療法を決定するため発症部位および進行具合を診断するのに、脇の下や首、足の付根などのリンパ節のある部位の触診が行われます。

(3)生検

リンパ腫の種類や原因などを特定するために、リンパ腫にできた腫瘍を一箇所は採取して検査を行ないます。生検を行うことで、より正確な診断情報を得ることができるといわれています。

(4)骨髄検査、CT、MRI、超音波検査、消化管内視鏡検査など

生検の結果によって、リンパ腫の種類が判明したら広がりや進行度を確認するために骨髄検査、CT、MRI、超音波検査、消化管内視鏡検査などの検査を行ない今後の治療方針の決定に使われます。

MRI machine is ready to research in a hospital

6)病気と診断されたら?行われる可能性のある治療方法

今回はリンパ腫の治療方法について紹介します。

(1)放射線療法

放射線療法は、悪性リンパ腫でも一箇所や小さいなど軽度の段階で単独で行われるといわれています。放射線療法は、体の外から強力なX線を照射してがん細胞の破壊および小さくするための治療方法といわれています。

(2)抗がん剤化学療法

悪性リンパ腫が判明した時の主な治療方法は、化学療法といわれています。化学療法では、抗がん剤を内服薬および注射、点滴により投与してがんを小さくしたり消滅させるための治療方法といわれています。

(3)生物学的製剤

生物学的製剤は、がん増殖に関係する分子のみをターゲットとした薬による治療方法といわれています。また、生物学的製剤は抗がん剤と併用して内服や注射、点滴などにより投与されることがあるといわれています。

(4)造血幹細胞移植

多量の抗がん剤の使用および全身に放射線治療を行なった後などに、骨髄機能を回復させることを目的で造血幹細胞を投与する治療方法といわれています。

7)毎日の生活で改善を!脇の下のできものへの3つの予防習慣

(1)食習慣

脂質や糖分の多い食材を多く摂取していると、皮脂を過剰に排出してしまいニキビや吹き出物などできもののできやすい原因になってしまいます。食事は規則正しく栄養バランスの取れた食事をすることが、できものの予防につながります。

(2)生活習慣

脇の下は汗をかきやすく、通気性も悪いので汚れや細菌が溜まりやすくできものができやすい場所であり、清潔にしていないことはできものの予防に良くありません。一日一回はシャワーを浴びるようにして、清潔の保持をすることができものの予防に効果があります。ただし、洗いすぎや強くこすることは肌のバランスを整える常在菌も取ってしまうので注意が必要です。

(3)睡眠習慣

睡眠不足は自律神経の乱れを招き、新陳代謝も悪いことはできものの原因になるので予防に良くありません。きちんと質の良い睡眠をとることが、できものの予防につながります。



今回のまとめ

1)気になる症状・・脇の下にできるものの3つの種類と特徴

2)要チェック!脇の下にできるものの3大原因とは?

3)自分でできることは?背中のぶつぶつへの対処方法

4)症状が治まらない・・考えられる2種類の病気とは?

5)気になる場合に・・専門家でできる検査方法

6)病気と診断されたら?行われる治療方法

7)毎日の生活で改善を!脇の下のできものへの3つの予防習慣とは