土踏まず

土踏まずの痛みを訴えられるのは、スポーツをする人、中でもマラソンなどの長距離ランナーに多く見られるのですが、そうでない場合には意外な病気も隠れていたりします。

今回は土踏まずの痛みの原因・症状・検査・治療・予防のポイントについてお伝えをします。






土踏まずの痛みの4大原因!病気の可能性


1)土踏まずの痛みの5つの代表的症状 

(1)加重痛 

足に体重をかけると痛くて、普通にしている時はそうでもない痛み方です。筋肉や腱の症状のことが多いです。 

(2)自発痛 

何もしていなくても痛む場合です。ケガの直後によく見られます。 

(3)ピリピリと痛む 

しびれるような感じで痛みが出るケースです。代謝性疾患の場合などに見られます。 

(4)可動痛 

動かした際に痛みが出る場合です。筋肉や腱、靱帯損傷のケースでよく見られます。 

(5)圧痛 

皮膚の組織に変性が出ている場合に見られます。 

2)土踏まずの痛みの4大原因 

(1)運動のし過ぎ 

ハードなトレーニングにより、土踏まずに過度の負担がかかることで痛みが出ます。 

(2)圧迫 

ハイヒールやサイズの合わない靴などを履き続けることによって起こります。 

(3)不摂生 

暴飲暴食や生活習慣の乱れから病気になって、結果として土踏まずに痛みが現れる場合があります。 

(4)骨折 

中足骨などを骨折することによって痛みが出る場合があります。一番多いのが小指側で「ゲタ骨折」と言ったりします。 

3)土踏まずの痛みへの3つの対処法 

(1)冷却 

怪我をした直後や運動後の痛み、またズキズキと疼くような痛みがある場合には湿布などで一時的に冷やすことで炎症を抑え、痛みを緩和します。 

(2)休養 

運動のしすぎでている場合は休養します。特に部活動をやっている生徒は、我慢して運動してしまうケースが多いので、指導者の方にも注意が必要です。思い切って休むのも練習の内です。 

(3)痛みどめ 

どうしようもない痛みの場合は、痛みどめを飲むのも効果的です。 

上記のような方法は次善の策です。土踏まずに痛みがある場合には速やかに医療機関を受診して原因を特定し、治療を行うようにして下さい。 

group of doctors meeting at hospital office

4)土踏まずの痛みが続く場合に考えられる5種類の病気 

(1)足底筋膜炎・足底腱膜炎 

スポーツ障害の代表的なものです。足の裏にある足底筋やそれが骨に付着する場所である腱に、繰り返し負担がかかることによって発症します。特に長距離走をする人に多く見られます。 

症状としては、歩き始めが痛かったり、立ちっぱなしでいると痛い、体重をかけたり足の裏を押すと痛かったりといったものがあります。 

(2)魚の目・タコ 

スポーツによってかけたり、サイズの合わない靴を履いていると、その部分が角質化して盛り上がってきます。やがて押すと痛いなどの症状が出るようになります。 

(3)痛風 

痛風というと足の親指の付け根というイメージがあるのですが、土踏まずにも痛みがでます。血液中の尿酸値が上がることにより発症します。 

(4)糖尿病 

糖尿病にはさまざまな合併症があることで知られていますが、足の症状もその一つです。最初はなんとなくしびれる程度ですが、病気が進行すると痛みや感覚異常が現れます。 

(5)足底線維腫 

土踏まずの真ん中あたりに固いしこりが出来て、押すと痛かったり歩くと痛いといった、足底筋膜炎と同じような痛みが出ます。 

5)土踏まずの痛みが気になる場合の4つの検査方法 

(1)レントゲン 

骨折の有無などを調べます。費用は1,000円程度の所が多いようです。通常は整形外科で行います。 

(2)血液検査 

痛風や尿病が疑われる場合に行います。痛風の場合は治療費も含めて5,000円程度かかるようです。糖尿病の場合の検査費は1,000円程度のようです。通常は内科で診てもらいます。 

(3)エコー検査 

超音波を用いて検査する方法です。足底線維腫の検査などに用います、1,000円ちょっとの所が多いようです。通常は整形外科で行います。 

(4)視診・触診 

魚の目やタコは視診・触診で判別できます。通常は皮膚科に行きます。 

Closeup on medical doctor woman explaining something

6)土踏まずの痛みが続く場合にすべき4つの治療方法 

(1)投薬治療 

痛風の場合は尿酸値を下げる薬、糖尿病の場合は血糖値やインシュリンをコントロールする薬、その他の痛みには痛み止めが処方されたりします。 

症状に応じて内科か整形外科を受診しますが、治療期間や治療にかかる費用は個人差が大きいので、担当のお医者様に相談するとよいでしょう。 

(2)切除 

足底線維腫や魚の目・タコの経過が悪い場合には切除します。 

(3)テーピング 

足底筋膜炎の場合、足のアーチを作るテーピングをしたり、サポーターを用いたりします。 

(4)固定 

中足骨骨折などの場合には固定して骨がくっつくのを待ちます。 

7)土踏まずの痛みへ未然にできる3つの予防ポイント 

(1)休む時は休む 

部活の生徒などによく見られるのですが、症状がなくなると治ったと思ってまた激しい運動をして怪我を送り返す、というケースが多数あります。

休むのも練習のうちと割り切って、まずはしっかりと回復することが大事です。 

(2)生活習慣の見直し 

痛風や糖尿病はその多くが不摂生によるものなので、食習慣の見直しや適度な運動、 規則正しい生活を心がけるとよいでしょう。 

(3)靴を選ぶ 

サイズの合わない靴やハイヒールを履き続けると足に負担がかかりますので、靴をあったものにするとか、ハイヒールは通勤時間だけにして会社ではサンダルを履くとか工夫するとよいでしょう。 






今回のまとめ

1)土踏まずの痛みの5つの代表的症状 

2)土踏まずの痛みの4大原因 

3)土踏まずの痛みへの3つの対処法 

4)土踏まずの痛みが続く場合に考えられる5種類の病気 

5)土踏まずの痛みが気になる場合の4つの検査方法 

6)土踏まずの痛みが続く場合にすべき4つの治療方法 

7)土踏まずの痛みへ未然にできる3つの予防ポイント