病院で診察を受ける患者

特に女性はお肌に対して敏感ですよね。手が荒れていたり、手の甲に湿疹が出来ているだけで憂鬱なります。手の甲に現れる湿疹は、幾つかの疾患のサインとも考えられます。

今回は手の甲の湿疹の原因・症状・治療方法についてご紹介します。






手の甲の湿疹の5大原因!症状・治療方法とは


1)手の甲の湿疹の4つの種類と特徴

(1)手の痒み

掻きむしるほど、強い痒みが出る場合もあります。

(2)赤味

乾燥して皮膚がカサカサし、赤くなる場合があります。

(3)水泡

大きさは異なりますが、小さな水泡がポツポツでたり、水ぶくれの様なものが出る時もあります。

(4)皮が捲れる

掻きむしったり、水泡が割れて皮が捲れたり、乾燥で肌がカサカサになり皮が捲れる症状が出ます。手の甲の湿疹は水仕事等を行うと繰り返す事があるので注意が必要になります。

2)手の甲の湿疹の5大原因

(1)水仕事が原因

特に主婦や美容師の方が起きやすい原因です。水仕事を頻繁に行う事で皮膚の保護バリアが低下しておきます。

(2)ストレスが原因

ストレスにより免疫が低下して起きます。手の甲の湿疹も出ますが、外部からの菌の入りやすくなるので注意が必要です。

(3)アレルギーが原因

あらゆるアレルギーが原因で起きます。人によって反応するアレルギーが違います。日光アレルギーや物質(金属、薬品、漆等)アレルギー、化粧品でアレルギーが出て手の甲に湿疹が出来る場合があります。

中には悪化し、水泡になる場合もあります。

(4)乾燥が原因

特に寒くなる季節に多くなります。空気が乾燥する事で手の甲に痒みや湿疹が起きます。風邪の予防で、手洗いの機会も増えるので保湿は重要になります。

(5)内臓の不調が原因

手の甲の湿疹とは関係がないように思えますが、内臓の不調が手の甲に痒みになって表れる事もあります。

中には皮膚がんや、胃がん等の悪性腫瘍や慢性腎不全などで痒みが出る場合もあるので長期に渡り手の甲に痒みが湿疹が出た場合は病院を受診しましょう。

手の甲のトラブルは体の不調のサインでもあります。ただの痒みや湿疹と思わずに症状が長期に出た場合は注意が必要ですね。

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3)手の甲の湿疹への対処方法

乾燥や水仕事で手の甲に痒みや湿疹が出た場合には、簡単な方法で予防する事が出来ます。

(1)手袋を活用

水仕事の際には手袋を使う事で水との接触を防ぐ事が出来るので手の甲の痒みや湿疹を出にくくする事が出来ます。水仕事での洗剤の影響も避ける事も出来ます。

ゴム製の手袋がダメな方はゴム手袋の下に木綿の手袋をする事で余計な刺激を避ける事が出来ます。

(2)水仕事はお湯はNG!水で行いましょう。

手袋がダメな方はお湯で洗い物をする事で痒みが出る場合があります。お湯は手の油脂を洗い流してしまうので洗い物は水で行いましょう。

(3)保湿をする

水仕事により乾燥する方は保湿が重要です。乾燥を感じた時や水仕事の後は皮膚の保護の為にクリームを塗りましょう。香料が入っているものがダメな方はワセリンがおすすめです。

塗りにくいですが手の保護(保湿)効果は抜群です。手の甲の痒みや湿疹の原因が乾燥だと分かる時には保湿をしっかりする事で痒み、湿疹を予防、改善が期待できるでしょう。

4)手の甲の湿疹が続く場合に考えられる4種類の病気

長く続く手の甲の痒みや湿疹は病気の可能性もあります。

(1)慢性湿疹

痒みが強く、掻いてしまうと皮膚が赤くなり、痒みを繰りかえします。繰り返す事で皮膚が厚くなってしまう事もあります。

痒みが出る部分は全体ではなく、一部分の場合が多いです。原因は不眠が関係している事が多いです。

(2)異汗性湿疹

指の腹や側面、指背に症状が出る場合が多いです。痒みと共に水泡が出来、割れて皮膚が剥がれます。原因は不明で汗に関係していると考える考え方と無関係だと考える考え方があり明らかにされていません。

(3)アレルギー性接触皮膚炎

何かに触ったり、刺激を受ける事で湿疹や痒みが出ます。かぶれ、とも呼ばれ酷い場合には腫れあがり水ぶくれが出来たりします。

原因は身の回りにあるものです。人によってアレルギー症状が出る物が違うので症状が出た場合には受診しアレルギー検査が必要になる場合もあります。

(4)手白癬(てはくせん)

俗にゆう水虫です。水虫は足にだけ出来るものではありません。痒みは強くないですが他の場所にも白癬がある事が多く、水仕事をする方に多いです。

(5)内臓系の疾患

・肝臓病

肝硬変や肝炎の場合に手の甲に湿疹や痒みが出る場合があります。原因は不明ですが胆汁酸が原因で痒みが出るのではないかと考えられています。

・腎臓病

肝機能の低下により毒素が体内に残り皮膚のトラブルとして出る場合があります。肝臓病になると皮膚が乾燥しやすくなるので、痒みが特に出やすいです。

手の甲と内臓は関係がないように思えますが、内臓系の疾患があると手にも痒みが出るので長期に渡り、手の甲に痒みが出ます。心配な方は内臓系の受診も必要です。

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5)気になる場合にすべき検査方法・治療方法

(1)慢性湿疹

不眠と関係していると考えられているので睡眠導入剤を使用する場合もあります。他にはステロイド外用薬や抗ヒスタミンの内服も行います。慢性湿疹の場合には症状や経過を見て判断する事が多いです。

(2)異汗性湿疹

原因がハッキリしていないので有効な治療法がありません。強いステロイド外用薬を使用します。ですが、あまり効果は出ないようです。

異汗性湿疹の場合には症状や経過を見て判断する事が多いです。

(3)アレルギー性接触皮膚炎

抗生物質が効果が出る場合が多いですが、通常はステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬、ビタミンD3の軟膏を使用する事が多いです。

またアレルギー性接触皮膚炎が疑われる時には何のアレルギーが原因なのかを知る為にパッチテストを行いアレルギーを特定します。

(4)手白癬(てはくせん)

手白癬の場合には水虫菌がいないかを顕微鏡で調べます。治療は抗真菌薬をで治療をします。手の甲に湿疹や痒みが出た場合には皮膚科への受診を。

もしも、内臓系が疑われる時には内科への受診が必要になります。

6)手の甲の湿疹への予防ポイント

手の甲の湿疹は乾燥や菌などで起こる事もあります。ですが、生活の中でいくつか気を付けるだけで予防する事が出来ます。

(1)ストレス

ストレスが原因で手の甲に湿疹や痒みが出る場合もあります。上手くストレスを発散する事で手の甲に症状が出なくなります。

人により発散方法は異なりますが、大きな声を出したり、軽い運動をして汗を流す事でストレスが発散できます。趣味をうまく取り入れるのも良い方法です。

(2)不眠

不眠もストレスで起きる場合があります。不眠の場合は寝る前にリラックスする事が重要です。寝る前に半身浴をする事でリラックスした状態になる事が出来ます。

また、寝る目にヨーグルトを食べる事でも良質な睡眠がとれるのでおすすめです。手の甲の湿疹は乾燥が原因と思われがちですが、保湿をきちんと行っても治らない場合には他の原因が考えられます。

長引く時には皮膚科の受診を受けて、適切な処置を行いましょう。特に女性は手が荒れていると、どんなに綺麗なネイルをしてもお洒落に決まりません。

綺麗な手で入るためにも適切なケアが必要です。






今回のまとめ

1)手の甲の湿疹の4つの種類と特徴

2)手の甲の湿疹の5大原因

3)手の甲の湿疹への対処方法

4)手の甲の湿疹が続く場合に考えられる4種類の病気

5)気になる場合にすべき検査方法・治療方法

6)手の甲の湿疹への予防ポイント