患者に説明をする医師

みなさん、手の平が赤くなったことありますよね。同じ場所に手をついていたりした時など。時間の経過と共に治まりますよね。しかし、常に手の平が赤くて悩んでる方もいると思います。今回は手の平が赤くなる原因や病気の可能性についてご紹介します。



手のひらが赤いのはなぜ?気になる4大原因と治療方法


1)どんな症状が現れる?手のひらが赤い場合の代表的な症状

(1) 動悸

手の平が赤くなるのは、血圧の上昇でも考えられます。それによって動悸が起こる場合があります。

(2) 頻脈

脈が速くなり、呼吸が苦しくなります、心臓やその他の病気などのサインで、手の平が赤くなる時も脈が速いことがあります。

(3) 倦怠感

身体が重く、だるいなど疲れやすい症状が出ることがあります。

(4) 黄疸

身体が黄色くなったり、わかりやすいのは、白目の部分が黄色く見えることです。

(5) 微熱~高熱

微熱や高熱が出ることがあります。炎症反応であったり病気の前兆だったりすることがあります。

(6) 湿疹

手の平が赤くなる前や同時に湿疹などブツブツができることがあります。口の中に水膨れのような症状が出ることもあります。

2)なぜ赤くなるの?考えられる4大原因とは

(1) 多量飲酒

大量に飲酒することによって、肝臓に負担がかかります。適量なら再生機能をもった臓器ですが、長期的に大量に飲酒していると肝臓疾患などの原因にもなります。

(2) 細菌やウィルス感染

細菌やウィルスに感染することによって、手の平が赤くなる症状などが出ることがあります。

(3) 血流障害

血液の流れが悪い方などは、手を下したりした時に重力の関係もあり、手の平が赤くなることがあります。病気との関連性もある場合とない場合があります。

(4) 病気

手の平が赤くなるのは、臓器の病気や感染症など広い分野で出ることがあります。

3)どんな処置ができる?手のひらが赤い症状への対処方法とは

(1) 市販薬

微熱や痛みが出た場合など受診前や時間がない方は、一時的に解熱剤や痛み止めや解熱剤を服用しましょう。今は病院でも処方される薬が販売されている為安心です。ですが、すぐに受診するようにしましょう。

(2) 手を挙げる

重力の関係で手の平が赤くなる場合もありますので、リラックスした感じで手を挙げてみましょう。手の平の赤みが落ち着きます。

(3) 休養と受診

疲れやすく倦怠感など出ていて、手の平も赤く辛いと思いますので、無理せず説明し休養しましょう。そして、すぐに受診して検査をしてもらうようにしましょう。

※上記の対処方法はあくまでも瞬間的な対処方法となります。痛みや違和感が続く場合は、速やかに専門医で検査を受けましょう

Doctor and surgeon looking at a computer

4)症状が続く場合は注意!考えられる5種類の病気とは

(1) 手足口病

夏に流行り、子供に発症することが多い病気です。口内炎ができたり高熱、手足などに発赤「赤いブツブツ」などが症状としてあります。

(2) 動脈硬化

動脈の血管が硬くなっている状態のことをいいます。太った体系の方に多く、コレステロールなどが溜まると動脈硬化になりやすくなります。この状態が続くと、心筋梗塞や脳梗塞など血管障害になりやすくなります。

(3) 肝炎

「ウィルス、アルコール、薬物」と原因は様々ですが、肝臓が炎症を起こし細胞が壊れていく病気です。多量飲酒が続くと肝臓の修復が追い付かず細胞が徐々に壊れていきます。ウィルスに感染し肝臓が炎症を起こします。B型とC型肝炎があります。薬物による肝炎は多量飲酒と同じように、薬を服薬すると肝臓に負担がかかります。多く飲んでいる方や多量服薬で肝炎になります。

(4) 肝硬変

肝臓に負担がかかりすぎて、細胞は減っていき小さく硬くなってしまう病気です。アルコールの飲み過ぎや肝炎なども原因の1つです。

(5) 肝臓がん

肝臓にできる悪性腫瘍「癌」です。転移してできた癌や肝臓にできた癌などがあります。肝硬変から肝臓がんになるケースもあります。

5)気になる場合は専門家へ!行われる可能性のある検査方法

(1) 血液検査

採血して、血液中の成分を検査します。炎症反応やウィルス反応を調べることができます。肝機能数値も血液検査によってわかります。診療所でも検査することができますが、総合病院を受診することをお勧めします。

(2) エコー検査

腹部に超音波の検査機械を当ててモニターにて臓器の状態を見る検査です。「肝炎、肝硬変、肝臓がん」なども映ります。定期的な検診でもあります。

(3) CT検査

肝臓機能やエコーにて異常が見られた場合などに行われます。X線にて腹部を撮影し、撮影した画像を輪切りにして、処理された画像を見て病変箇所などを特定していきます。造影剤など注入することで、肝臓をより詳しく見ることができます。円状の検査機の中に入る為、閉所恐怖症の方は事前に説明し対応してもらうことをお勧めします。総合病院の口腔内科を受診することをお勧めします。

(4) MRI検査

腹部を見ます。CT検査よりも、鮮明な画像処理により、いろんな角度から検査箇所を見ることができる検査です。病変や病気がはっきりと映し出される為、医師も診断しやすい検査です。X線検査とは違い、微量の被ばくもなく安心ですが、固定され狭い円状の空間に入る為閉所恐怖症の方は説明しましょう。強力な磁石などが使用されている為、事前説明にてネックレスや装飾品など外してくださいなどがあります。浴衣のような検査着に着替える為、検査中寒く感じることがあります。総合病院へ受診をお勧めします。肝臓がんなどの初期状態が見つかることもあります。

(5)肝生検

肝臓に太い針を刺して、肝臓の細胞を採取し調べる検査方法です。精密な検査で、肝硬変や肝炎など見ることができます。太い針を刺すので激痛走ります。総合病院へ受診することをお勧めします。

Closeup on medical doctor woman explaining something

6)病院で行われる可能性のある治療方法とは?

(1) 薬物療法

手足口病は、その症状に合わせた緩和的治療しかないです。手の赤みや痒みには痒み止めの塗り薬や口内炎の症状にも塗り薬です。高熱には解熱剤など症状に合わせた薬が処方されます。肝炎は進行を抑制する薬などしかなく保護薬として処方されます。肝臓に関しては、肝機能の低下を抑える薬などが処方され様子見など定期的に通院や入院が必要になります。しっかり服薬し、症状改善が見られず悪化するようなら受診し、医師と相談しましょう。

(2) 点滴

手足口病で、口内炎の症状が出て食事が取れない場合に栄養、水分補給として点滴を行うことがあります。

(3) 食事療法

規則正しくバランスの取れた食事を取る療法ですが、肝臓疾患の方は塩分制限され薄い食事を取るようになりますが、食事にて進行を抑えていく療法です。医師や管理栄養士と組み食事メニューなどを作ることもあります。

(4) 手術

肝臓がんの場合、腫瘍の大きさによって肝臓を切除する術式を取られることがあります。肝臓は切除されても再生機能があります。また胆管細胞がんなどで、胆管も切除するという術式もあります。

(5) 肝臓移植

重度の肝臓病の方に行われる手術です。身内の方にドナーになってもらい、受け取った肝臓の半分などを患者の肝臓に移植し交換する術式です。事前に、患者やドナーの方の適正検査が行われたり時間が大変かかります。

7)日常生活から改善を!手のひらの赤みへの3つの予防ポイント

(1) 飲酒控える

大量に飲酒することを止めましょう。一日2缶など決め、飲酒習慣を作りましょう。飲まない日を決め休肝日などを作ることもお勧めします。

(2) 食事に気をつける

バランスの良い、「野菜、魚、肉」を1日に3食食べるようにしましょう。少し塩分を控えめにすることも予防の1つです。

(3) 服薬

処方された薬をしっかりと服薬しましょう。飲み忘れがないように記録をつけるなどお勧めします。副作用や異変に気がついたらすぐに受診し医師と相談しましょう。



今回のまとめ

1)どんな症状が現れる?手のひらが赤い場合の代表的な症状

2)なぜ赤くなるの?考えられる4大原因とは

3)どんな処置ができる?手のひらが赤い症状への対処方法とは

4)症状が続く場合は注意!考えられる5種類の病気とは

5)気になる場合は専門家へ!行われる可能性のある検査方法

6)病院で行われる可能性のある治療方法とは?

7)日常生活から改善を!手のひらの赤みへの3つの予防ポイント