診察中の医者

舌の奥にブツブツと何かできものができた経験はありませんか?元々、舌の奥にはブツブツと何かはありますが、痛みが伴ったり何か変だと感じたことがある人も多いのではないかと思います。今回は舌の奥のブツブツについてご紹介します。



舌の奥にブツブツが?4大原因と考えられる病気とは


1)できものにも種類がある?舌の奥のできものの4つの種類と特徴

(1)有郭乳頭

舌の奥の方にできる、まるで乳頭のようにぼこっとしたできもののことをいいます。有郭乳頭が起こると、味覚に多少の違和感を感じる人もいますが、悪性のものではありません。

(2)舌乳頭

舌にいぼみたいにできるできものです。悪性ではないため心配はありませんが、口の中に違和感を感じる人もいます。

(3)口内炎

口内炎はよく聞いたことがあると思います。頬っぺたの内側や、舌の横辺りにできたりすることが多いですが、口の中であればどこにでもできるため、口内炎の可能性もあります。これも悪性のものではありませんが、痛みを伴う場合があります。

(4)舌癌

舌のガンになります。アルコールやタバコの化学的な刺激、入れ歯や歯の欠けた部分があたるなど物理的な刺激などが原因でなる場合が多いです。これは悪性のものになります。

2)なぜブツブツが?考えられる4大原因とは

(1)乳頭のようなできもの

舌の奥の方にできる隆起したように見えるできもののことになります。直径が2ミリ程、横一列に10数個丸いできものが突き出たように見えます。舌には味を感知するための味蕾という神経機関があるのですが、乳頭部分にも存在するため、味覚に多少の違和感がある場合もあります。

(2)舌の根元にできるガン

舌癌は舌の前方にできる場合と舌の左右にできることが多いですが、舌の根元にできるものもあります。舌の一部が硬かったり、異物感があったり、口臭があったり、しゃべりにくかったり、舌が動かしにくいことがあったり、痛かったりする場合は舌癌の可能性もあります。

(3)ラヌラ

口腔底に嚢胞ができてしまい腫れる病気になります。舌下腺という名前の唾液腺に炎症が起き、傷がつき唾液が組織の中にあふれるようになります。あふれ出た唾液は組織の中で嚢胞を作り嚢胞がだんだんと大きくなるものです。

(4)咽頭後壁のリンパ濾胞

2から3ミリの小さい隆起物が咽頭後壁、口蓋垂の後方の壁に不規則に数個見られる場合があります。これは正常の構造物でリンパ組織の1つになります。

3)自分でできることは?症状へ試したい対処方法とは

生活習慣を整えることが大切です。食生活を考えて、栄養の偏りのないように栄養を摂ること。そして、歯磨きやうがいなどで口の中を清潔に保つことも大切です。

そして、ストレスは万病のもと、ストレスをなるべく感じない生活を心がけることが大切になります。どうしても気になる場合、痛みがある場合は生活に支障をきたす場合が出てくると思うので、口腔外科を受診してください。

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは

口内の腫れや痛み、ヒリヒリ感、味覚の違和感がある場合は有郭乳頭の可能性があります。舌の一部が硬い、異物感、口臭、しゃべりにくさ、舌の動きの悪さ、痛さがある場合は舌癌の場合があります。

左右いずれかの口腔底の粘膜が風船のように腫れてくる場合はラヌラの可能性があります。のどに異物感がある場合は咽頭後壁のリンパ濾胞の可能性があります。

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5)病気の可能性とは?考えられる4種類の病気

(1)有郭乳頭

舌の奥の方にできる隆起したできものになります。直径は2ミリ程度、横一列に10数個の丸いできものが発症するのが特徴になります。治療の仕方はこれと言ってないのがこの有郭乳頭ですが、口の中を清潔に保つことが大切になってきます。味覚に異常を感じたり、しみたり、ヒリヒリとした痛みを感じるような場合は病院を受診してください。

(2)舌癌

舌の根元にできるガンのことを、舌根癌といいます。舌の一部が硬い、異物感がある、口臭がある、しゃべりにくさがある、舌が動かしにくい、痛みがあるなどの症状が現れます。まだガンではない状態で前癌状態の白板症や紅板症、ごくまれにガン化する扁平苔癬が原因で痛みが起こったりもします。似たような違和感がある場合は医療機関を早期に受診しましょう。

(3)ラヌラ

舌の裏側で、片側の口腔底部にできる大きなこぶのことになります。唾液腺が詰まるのが原因で、こぶの中には粘液が溜まっています。切除もできますが、再発することもあるので注意が必要になります。

(4)咽頭後壁のリンパ濾胞

2、3ミリの小さい隆起物が口蓋垂の後方の壁に不規則にみられるものです。病気ではなく、正常な状態です。リンパ組織の1つになります。どうしても心配な場合は、耳鼻咽喉科に相談するといいでしょう。

6)症状が続く場合は注意!舌の奥のできものへの検査・治療方法

(1)検査方法

歯科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。まずは問診、実際に口の中を見てもらうことから始まりますが、いろいろな場合を想定して、血液検査が行われることがあります。場合によっては、映像診断も行われることがあるでしょう。

(2)治療方法

痛みがある場合には痛み止めの処方をされる場合がありますが、治療的にはあまり方法がないというものが多いのが事実です。舌癌の場合だけは、入院、手術が行われる場合もあります。この場合は、舌のリハビリも行われることになります。

7)日常生活から予防を!症状への3つの予防習慣

(1)口腔内を清潔に保つ

マウスウォッシュなどを使い、歯磨き後、うがいを行い、口腔内を清潔に保つことが大切です。

(2)規則正しい食生活を心がける

栄養の偏りを避け、バランスの取れた食事をすることが大切です。また、食事の時間も規則正しくすることが大切です。

(3)ストレスフリーを

ストレスをかけない生活をすることも大切です。ストレスは万病のもと。ストレスを溜めずにうまく発散することも大切です。



今回のまとめ

1)できものにも種類がある?舌の奥のできものの4つの種類と特徴

2)なぜブツブツが?考えられる4大原因とは

3)自分でできることは?症状へ試したい対処方法とは

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは

5)病気の可能性とは?考えられる4種類の病気

6)症状が続く場合は注意!舌の奥のできものへの検査・治療方法

7)日常生活から予防を!症状への3つの予防習慣