シニア夫婦の書帰宅風景

心筋梗塞は突然死の中で最も多い死因です。この心筋梗塞は生活習慣や食べ物に気を付けることで、食習慣から予防に期待ができます。では、心筋梗塞に良い食べ物とは何でしょうか。

今回は心筋梗塞に良い食べ物を紹介すると共に、その食べ方も合わせて紹介します。



【まとめ】予防に摂取したい心筋梗塞に良い食べ物10選


1)そもそも心筋梗塞とはなに?

(1)心筋梗塞とは?

心筋梗塞とは、動脈硬化や血管内の脂肪などの塊であるプラークが破れて血栓ができ、冠動脈が完全に詰まって心筋に血液が行かなくなってしまう状態のことです。

(2)考えられる主な原因とは?

心筋梗塞は、動脈硬化や血管内の脂肪などの塊であるプラークが破れて血栓が出来てしまうことが原因です。動脈硬化は加齢や生活習慣による影響で起こります。

動物性脂肪の高カロリー食を取り過ぎることで、LDLコレステロールや中性脂肪が増え、血液中の脂質を増加させます。それが血管壁に付着して血管を詰まらせたりします。

2)要チェック!心筋梗塞の3つの初期症状とは?

(1)胸の圧迫感

心筋梗塞の前兆として不安定狭心症の症状がでることがあります。狭心症を発症すると、胸が広範囲に圧迫感が出ます。この症状は運動時にも安静時にも起き、最初は5分程度の症状出現だったのが、徐々に発症時間が長くなる特徴があります。

(2)肩やおなか・背中の痛み

心筋梗塞の前兆である不安定狭心症の症状としては、肩やおなか、背中に痛みが出る場合もあります。こちらも胸の圧迫感と同様に運動時にも安静時にも起き、最初は5分程度の症状出現だったのが、徐々に発症時間が長くなっていきます。

(3)呼吸困難や吐き気

心筋梗塞の初期症状としては、呼吸困難や吐き気といった症状が出ます。また、冷や汗を伴うこともあります。安静にしていても30分以上痛みが続く場合には急性心筋梗塞のおそれがあります。

3)ここに注目!心筋梗塞の予防・改善に大事な栄養素

(1)抗酸化食品

心筋梗塞の原因となる動脈硬化を予防するには抗酸化食品が有効です。抗酸化食品とは活性酸素から体を守ってくれる抗酸化作用を持つ食べ物のことです。抗酸化作用を持つ物質は、カロテノイド、ポリフェノール、ビタミン、αリポ酸などです。

(2)食物繊維

食物繊維の摂取が多いと心筋梗塞の発症リスクが低くなるという調査結果があります。特に不溶性食物繊維を摂取することで高い効果が見込めます。

海藻のサラダ

4)食事にも注目?心筋梗塞に良い食べ物10選

(1)そば

そばには、ケルセチンやルチンといった抗酸化物質が豊富に含まれています。1日3食の内、1食分のご飯をそばに変えることで、効果が見込めます。

(2)お茶

お茶は抗酸化物質であるカテキンを豊富に含んでいます。食後にはお茶を飲むことで効率良くカテキンを摂取できます。

(3)ゴマ

ゴマには、ゴマリグナンという抗酸化物質が含まれています。ただし、ゴマは固い殻に包まれているため、すりつぶして摂取すると効率良く栄養を摂取できます。おかずに一降りすりごまを掛けて食べるようにしましょう。

(4)緑黄色野菜

緑黄色野菜はβカロチンを多く含んでいます。βカロチンも抗酸化食品の一つで積極的に摂取したい栄養素です。毎食1品は緑黄色野菜を食べるようにしましょう。

(5)トマト

トマトは抗酸化物質であるリコピンを豊富に含んでいます。トマトはサラダなどでそのまま食べても良いですし、熱を加えることでうまみ成分が出るため、料理の材料として摂取しても良いでしょう。1日1個の摂取が理想です。

(6)海藻

海藻はフコイダンという抗酸化物質を含んでいます。海藻のヌルヌルの正体がフコイダンです。食事に添えるお味噌汁の具にワカメなどを入れれば、無理なく海藻を摂取できます。

(7)リンゴ

リンゴにはペクチンという抗酸化物質が含まれます。1日1個のリンゴを食べれば、ペクチンと共に、他のビタミンも摂取でき効率的です。

(8)ゴボウ

ゴボウは不溶性食物繊維を含む代表的な食べ物です。1日1回副菜としてゴボウを食べることで十分な量の不溶性食物繊維を摂取できます。

(9)ニンジン

ニンジンは不溶性食物繊維と共に抗酸化物質であるβカロチンも含んでいる食品です。色々な料理に使うことが出来るので、毎日の食事にニンジン1/2程度を加えるようにしましょう。

(10)イモ類

イモ類は豊富に不溶性食物繊維を摂取できる食品です。特にサツマイモに多く含まれます。1日に中サイズのサツマイモ1本を摂取できれば十分です。

5)どんな食べ方・食べ合わせがオススメ?

心筋梗塞に良い食べ物を効率的に摂取ために、食べ方、食べ合わせに工夫をしましょう。日々の食事でのご飯をそばに変え、緑黄色野菜の料理を必ず1品付けます。

そしてお味噌汁の具には積極的に海藻を使いましょう。料理にはスリゴマを掛けると栄養も摂取でき香ばしくなって、より美味しく食べることができます。食後のデザートにはリンゴやサツマイモを頂くのが良いですね。

6)毎日の生活から改善を!心筋梗塞の予防に効果的な習慣とは?

肥満は心筋梗塞の原因の一つになります。そのため、太りすぎの人はまずダイエットをしましょう。日々の食事管理と、適切な運動によって太らない習慣を過ごすようにしましょう。

また規則正しく十分な睡眠も大事です。睡眠不足は血圧が上がり心臓に負担が掛かることで、心筋梗塞のリスクが高くなってしまいます。そして、お酒の飲み過ぎやタバコも動脈硬化を促進させるため、適量を守るようにしましょう。

7)なかなか継続が難しい方は!サプリメントも効果的?

心筋梗塞を予防するため、食事に気を付けたり、生活習慣をかえたりといったことが有効なのですが、続けるのは中々難しいかもしれません。そんな時には、サプリメントを上手に使うことで、心筋梗塞のリスク軽減に期待ができます。

心筋梗塞の予防には、DHAやEPAが有効です。DHAやEPAには動脈硬化によって起きる症状の軽減効果があります。食生活改善がすぐに難しい方は、DHAやEPAのサプリメントの活用も視野に入れてみましょう。



今回のまとめ

1)心筋梗塞は、動脈硬化などによって心筋に血液が行かなくなってしまう状態のことです

2)心筋梗塞になると胸の圧迫感やおなかや背中に痛みを感じます

3)心筋梗塞の予防には抗酸化食品や食物繊維を積極的に摂取しましょう

4)心筋梗塞の予防にはダイエットをはじめとした生活習慣の改善も有効です

5)DHAやEPAといったサプリメントを摂取することで心筋梗塞のリスクを遠ざけることができます