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背中の湿疹と聞くと何を思い浮かべますか。多くの方が「あせも」というのではないかと思いますが、それ以外にも湿疹の起こる可能性はあります。

今回は、背中の湿疹の原因や対処法、また治療法などについて、掘り下げていきたいと思います。 



背中の湿疹の6大原因!症状・治療方法とは


1)背中の湿疹の5つの種類と特徴 

(1)乾燥してかゆい場合 

背中は皮脂腺が少ないので、乾燥によって湿疹が出やすい場所です。昔は空気が乾燥する冬場が特徴的でしたが、エアコンの普及した現代では、夏でも乾燥が原因の背中の湿疹が見られます。 

また、お風呂に入った時に、化学成分の入ったボディソープを使ったり、必要以上にゴシゴシとこすってしまうと、背中の皮膚を守っている皮脂腺や角質層がはがれおちて乾燥しやすくなります。 

(2)かぶれをともなう場合 

かぶれは正確には接触性皮膚炎と言われていて、外的な要因による一時刺激性接触皮膚炎と、アレルギー反応によるアレルギー性接触皮膚炎とに分けられています。 

(3)汗をかいた後にブツブツがあるようなケース 

一番ポピュラーなのがこの症状ではないでしょうか。いわゆる「あせも」です。汗が直接背中の皮膚に影響を及ぼしているのではなく、汗を好む黄色ブドウ球菌の繁殖によって起こるのが特徴の疾患です。 

(4)赤く腫れてでこぼこしている場合 

さまざまな原因によって、背中にじんましんが出ているようなケースです。強いかゆみをともない、急性じんましんと慢性じんましんとに分けられます。 

(5)皮膚がゾウの肌のように固くなっている場合 

アトピー性皮膚炎が疑われます。 

2)背中の湿疹の6大原因 

(1)細菌感染 

汗をかいた後に放置しておくことによって、黄色ブドウ球菌が繁殖して、あせもが出ることがあります。掻き崩してしまうと完治するのに時間を要してしまいます。  

(2)虫さされ 

家の中や外で蚊に刺されたりするのはもちろん、ペットを飼っている人がノミやダニに刺されてかゆくなることもあります。 

(3)アレルギー 

金属や植物、動物などのアレルゲンに接触することでかぶれが生じて(接触性皮膚炎)かゆくなることがあります。 

(4)洗剤 

石鹸やボディーソープなどが肌に合わない場合にもやはりぶれが生じて(接触性皮膚炎)かゆくなることがあります。 

(5)乾燥 

肌が乾燥することによって、皮膚を守る皮脂腺の分泌が低下してかゆみが生じることがあります。 

(6)ストレス  

じんましんが出ている場合で、原因不明と言われるようなケースだと、ストレスの存在が疑われます。 

3)背中の湿疹への3つの対処方法 

(1)保湿 

乾燥はお肌のトラブルにとって大敵なので、入浴後の保湿などをしっかり行うようにしましょう。 

(2)清潔 

汗をかいたらこまめにタオルで拭うなどして、常に清潔な状態を保つように心がけましょう。 

(3)休養 

ストレスもお肌のトラブルの要因となりますので、しっかりと休んで体のコンディションを整えることが大事です。 

ただし、原因不明の背中の湿疹が現れた場合には、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。専門家の指導の下、早く治療をすれば、それだけ治るのも早くなります。 

Women undergoing examination in gynecological

4)背中の湿疹が続く場合に考えられる4種類の病気 

(1)接触性皮膚炎 

いわゆる「かぶれ」といわれるものです。石鹸やボディソープなどの原因のほか、植物や動物、金属に触れることが原因となることもあります。 

(2)あせも 

あせもは単に背中がかゆいというだけでなく、細菌が繁殖している状態です。ひどくならないうちに早めに対処しましょう。 

(3)アトピー性皮膚炎 

背中を始め、全身の肌に影響が出るアレルギー反応の一種です。生活習慣が要因となることもあるようです。 

(4)じんましん 

じんましんは薬の副反応で出たり、虫に刺されたり、感染症などが原因となるほか、過労やストレス状態によって生じることもあります。 

5)気になる場合にすべき2つの検査方法 

(1)視診・問診 

皮膚科のお医者様は百戦錬磨ですから、見た目や問診によって大方の症状の原因はわかってしまいます。 

(2)アレルギー検査 

パッチテストや血液検査、スクラッチテストなどを駆使して、なんのアレルギーに反応しているのかを精査します。 

※通常は投薬治療が行われます。湿疹に対する塗り薬や抗炎症薬、抗生剤などが主ですが、ストレス状態に対しては、向精神薬が処方されることもあります。

6)背中の湿疹への3つの予防ポイント 

(1)入浴 

お風呂に入る時に、こすり過ぎずに自然由来の成分でできた洗剤などを用いて優しく洗うようにしましょう。 

(2)保湿 

乾燥はお肌の大敵なので、入浴後には保湿クリームなどを用いてお肌を保護しましょう。入浴後すぐに行うのがポイントです。 

(3)休養 

ストレスや疲労状態の人だけに限らず、睡眠は体にとって一番の休息法です。質の良い睡眠をとることにより、しっかりと体の免疫力を高めることが重要です。 



今回のまとめ 

1)背中の湿疹の5つの種類と特徴 

2)背中の湿疹の6大原因 

3)背中の湿疹への3つの対処方法 

4)背中の湿疹が続く場合に考えられる4種類の病気 

5) 気になる場合にすべき2つの検査方法 

7)背中の湿疹への3つの予防ポイント