女性患者の診察を行っているドクター

背中に黒いできものが出来てしまうのには、日々の生活においての衛生面から細菌やがんの病気が原因でなってしまうものまで多種多様にあります。原因が特定され、しっかり原因に対処すればできものは治ってしまいます。下記の項目から紹介をしていきます。



背中の黒いできものはなに?確認すべき4大原因と対処法


1)そもそもできものとは何?できものの4つの種類とその違い

(1)炎症によるもの

背中にキズや毛穴から細菌が入ることで炎症し赤く腫れ上がります。また、アレルギー反応によっても赤く腫れ上がることがあります。

(2)ニキビ

背中のニキビは、背中の不衛生またはニキビ菌により毛穴が黒ずんだようになります。

(3)垢が毛穴に溜まる

皮膚を綺麗にしているつもりでも意外と垢は毛穴に残っていて、それに気づかないで洗い残されたままでいると段々と黒ずんでいきます。

(4)悪性腫瘍

メラノーマという皮膚のがんがあり黒子の悪性腫瘍です。良性の黒子との違いは、悪性の場合、黒子がグジュグジュと湿り気をもっていることです。

2)背中に黒いできものができるのはなぜ?症状の4大原因とは

(1)背中の衛生状態

背中を洗わないことやしっかり洗いきれていないと垢が溜まり不衛生な状態になります。溜まった垢は、やがて黒みを帯びていき毛穴に詰まることで出来物が出来てしまった様に見えます。

(2)ニキビ

ニキビは、主にマラセチア真菌によって毛穴が炎症を起こしてしまいニキビの中でも黒いニキビは、毛穴の表面が酸化してしまい黒くなってしまうことになります。

(3)脂肪のしこり

脂肪のしこりは、脂肪細胞が何らかの原因で増殖してしこりを形成します。しこりの出来始めはまだ黒くは無く、通常の皮膚の色と同じ色をしていますが、しこりが出来て時間が経つと表面が黒く変色する場合があります。

(4)皮膚のがん

皮膚のがんは、主にメラノーマと呼ばれ見た目は黒子に似ています。しかし通常の黒子とは違い、潰瘍になっていて形がいびつなのが特徴です。

3)試せる応急処置はあるの?症状への対処方法とは

(1)患部の消毒

毛穴の炎症による腫れものでしたら市販の消毒液を塗って腫れの様子をみてみましょう。

(2)ニキビ薬

背中のニキビにも効く塗り薬がドラッグストアに売られているので背中のニキビが気になる方は一度試してみても良いでしょう。

※上記の処方はあくまでも対処方法となります。違和感が続く場合は、速やかに専門医へ相談しましょう。

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4)これって病気?病気かどうかのチェック項目と判断基準とは

(1)出来物が大きくなる

市販の薬を使ってみても出来物が大きくなる場合には、一度専門医の受診をおすすめします。

(2)体調の変化

食欲不振や体重減少などの体調の変化があるとすれば皮膚がんの可能性が考えられますのでこちらの場合も専門医の受診が必要となります。

5)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

(1)黒ニキビ

黒ニキビは、マラセチア真菌により毛穴が炎症してしまい、まずニキビが出来ます。ニキビが出来て処置を怠ると皮膚の角質が硬くなり、やがてニキビの色が黒ずんでいきます。

(2)粉瘤

粉瘤は、毛穴が何らかの原因で袋状になってしまい、そこに垢や脂肪が溜まってしこりを形成する良性の腫瘍です。しこりを汚い手で触ると毛穴からバイ菌が入り化膿してしまうと大変痛みます。また、長年放置した粉瘤は悪性腫瘍に変わることがあるので注意が必要です。

(3)脂肪腫

脂肪腫は、皮膚の下の脂肪細胞が異常に増えてしまいコブの様になってしまう病気です。脂肪腫は良性腫瘍なので生命の危険はありませんが大きくなってくるとコブが邪魔になり生活の支障が出ることもあります。

(4)メラノーマ

メラノーマとは、皮膚の下にあるメラノサイトが、がん化してしまう病気のことです。発症原因には、紫外線の影響が大きいとされていて白色人種に罹患率が高い傾向がありますが近年、黄色人種にも発症率が上がってきています。早期のメラノーマは、完治しやすいですが中期以降や転移がんに移行すると完治は難しくなります。

6)治まらない場合は専門家へ!症状への検査・治療方法

(1)検査方法

まずは、皮膚科を受診し問診を受けます。そして背中の皮膚の状態を診てもらい診断をします。メラノーマが疑われた場合には、腫瘍部分を切除し病理にて良性か悪性かを判断します。

(2)治療方法

黒ニキビは、抗菌剤と保湿剤をしばらく使い様子をみながら治療します。粉瘤は、小さいものは経過観察、大きいものは手術適用となり皮膚を僅かに切開し、そこから腫瘍をくり抜きます。脂肪腫の場合は、腫瘍の状態によって腫瘍部分を注射器で脂肪を吸い取り、固い腫瘍に対してはメスで切開して切り取ります。メラノーマは、手術が第一選択になり腫瘍部分より大きく切開してがん細胞を残さないようにします。また、腫瘍の悪性度によっては追加で抗がん剤治療を行い転移するのを防ぎます。

7)生活習慣を整えよう!背中の黒いできものへの予防習慣とは

(1)背中を綺麗な状態に保つ

背中が不衛生な状態ですと黒ニキビの原因となるマラセチア真菌が増えてしまうことになります。背中を綺麗に保つことで黒ニキビを予防しましょう。特に女性では、シャンプー・リンス後に洗い残しがないように、背中の洗浄には十分に気を遣ってケアをしましょう。

(2)背中の保湿

背中の乾燥は、肌を荒らし菌も繁殖しやすい状況になります。背中を洗った後には、保湿入りの保湿液やクリームを使って背中の乾燥を防ぎましょう。



今回のまとめ

1)そもそもできものとは何?できものの4つの種類とその違い

2)背中に黒いできものができるのはなぜ?症状の4大原因とは

3)試せる応急処置はあるの?症状への対処方法とは

4)これって病気?病気かどうかのチェック項目と判断基準とは

5)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

6)治まらない場合は専門家へ!症状への検査・治療方法

7)生活習慣を整えよう!背中の黒いできものへの予防習慣とは