手を差し出す医者

ビールと言えばプリン体のイメージをされる方は多いと思われます。今ではプリン体が少ないビールが多く発売されていることもご存知でしょう。

プリン体は必ずしも身体に悪いものではありません。プリン体の定義も言及して、ビールを中心に考えていきます。



プリン体の多い・少ないビール5選!


1)プリン体とは何か

(1)プリン体=旨み成分

プリン体から痛風をイメージされる方は多いと思います。プリン体とは食物全般に含まれる成分で、主に旨みの成分にあたるものです。

人間の体内でも生成、分解されているものですが尿酸量が排出能力を超えると体内に蓄積され痛風などの原因になる可能性があります。

(2)過剰摂取は痛風の原因に

人間の細胞の形成にも必要なので摂取をしないと身体の生命維持にもかかわる問題にもなります。

プリン体を含む食品の摂取は必要ですが、過剰な摂取による病状から問題へと発生する可能性があるのです。

2)プリン体の過剰摂取による2つのリスク

プリン体の過剰摂取は様々なリスクに繋がり、大きな病気にもなり得ます。

(1)痛風

一つ目として先ほども少し触れましたがプリン体からイメージする度合いも高い痛風が挙げられます。食事から摂取されたプリン体が尿酸に代謝されて尿酸プールを増大させることで起こるものです。

発令も若年化の傾向もみられています。足などを中心にガラスを踏んだような激痛を伴います。

(2)肥満

二つ目はプリン体が多い食品(レバーなど)からも想像できますが、肥満化の恐れもあります。故に必然的にカロリー摂取量も高くなります。

肥満は生活習慣病に繋がる重大な要因を抱えています。プリン体の悪い面ばかり目立ちますが1)でも触れたとおり身体の形成に関わることを忘れてはいけません。

3)「プリン体」が多い摂取量の目安

一日 400mg の摂取が一つの目安として挙げられます。低プリン体食を控えることよりも高プリン体食を減らす考え方が基本になっています。

時には気にしすぎることもストレスになりますが、数日も過剰摂取を続けてしまうと身体的に悪影響が出てくるリスクも高まってしまうので注意が必要です。

基本的にはバランスの良い食事が一番大切で、事項に説明させて頂きます食品摂取と調理方法にも依存します。

Doctor woman near shopping cart with food.

4)ビールの2つの種類と2つの様式

(1)缶ビール・瓶ビールの違いとは

プリン体に注目して、ビールの含有量と特徴について言及します。缶、瓶について着目してみますと製造工程は違うものの中身はほとんど変わりません。

プリン体に着目してみても何ら違いはありません。飲むときの気分の違いといったところでしょうか。

(2)ビールと発泡酒の違いとは

では、ビールと発泡酒について見ますとプリン体成分は断然発泡酒の方が少ないです。定義上そうなる仕様ですが、味の点に加えても以前より改善され発泡酒でも美味しく飲めるように仕上がっています。

5)プリン体が多いビール・少ないビールランキング

含有量が多い、少ない商品5選を5位から見てみましょう。量は目安で 100m 当たりの含有量となっております。

(1)プリン体の多い商品ランキング

5 位:サントリーモルツ 9mg

4位:キリン一番搾り 9.2mg

3位:サントリープレミアムモルツ 9.5mg

2位:サントリーロイヤルビター 9.8mg

1位:サッポロエビスビール 11mg

高級ビールとしても名高い商品が上位勢に食い込んでいました。

(2)プリン体の少ない商品ランキング

5位:サッポロ黒ラベル 7.5mg

 4位:キリンラガー6.9mg

3位:アサヒ塾撰 6.8mg

 2位:アサヒ黒生 6.2mg

1位:アサヒスーパードライ 5~6mg

やはりスーパードライは人気も知名度も抜群ですがプリン体の面から見てもとても優秀でした。

Mother and daughter eating yoghurt

6)その他のアルコールのプリン体含有量

ではビール以外のアルコールに含まれるプリン体含有量を、痛風財団、痛風情報館を参考に見てみましょう。100m 当たりの含有量になっています。

(1)焼酎

25%タイプの商品ですと含有量は 0mg です

(2)ウイスキー

一般タイプの商品で 0.1mg です

(3)日本酒

1杯1.2mg の含有量があります。

(4)ワイン

ワインは赤、白種類があるもののおおよそ 5mg 前後です。

ワインはビールに近い数値でしたが、焼酎などは入っておらずプリン体の面からは過剰摂取の心配は少ないと感じられました。

7)一緒に食べることでプリン体の摂取を和らげる食品

朝日新聞記載の山中寿氏の「乳酸菌がプリン体の吸収を下げる調査」では、PA-3 株が含まれたヨーグルトの摂取によって痛風予備軍の人たち(1 日 1 回 85g 摂取を 8 週間)の尿酸値結果に差が見られたデータが表れています。

また痛風患者25人(1 日 2 回 100g 摂取を 8 週間)を対象とした調査でも尿酸値の上昇が抑えられている結果が出ています。

以上より、ヨーグルト(乳酸菌が含まれている食品類)がプリン体の摂取を削減させる働きがあることが言えると考えられる。

8)プリン体の多く摂取している場合に効果的な2つの対処法

(1)プリン体含有量の多い食品群を控える

プリン体含有食品の摂取量を減らすことが一番大切と考えます。特にお酒が好きな方は、肴に対しての注意をする必要があると思われます。

ストレスなど別の要因を誘発させない程度の意識も必要と思われます。

(2)生活習慣改善

「過食、肥満、アルコール」に注意が必要です。生活習慣予防と繋がる部分はありますが同様に注意が必要と考えられます。

あくまでもビールを全て断絶することが根本的な解決ではありませんし、それではストレスが溜まってしまう一方です。一緒に食べる物や適度な運動に力を注ぐ方がよほど利口と考えられます。



今回のまとめ

1)大なり小なりビールにはプリン体が含まれるが過剰摂取しないことが一つ大切なことである。

2)プリン体過剰摂取の予防には広い目で見ると生活習慣の予防にも繋がる

3)それでもプリン体が少ない飲料を選択するに越したことは無いです。

4)プリン体の量とアルコール飲料の値段は必ずしも比例するとは限らないので安い商品だからと言って安心は禁物です。

プリン体のイメージがあまり良くないのは中々払拭するのは難しいですが、健康管理という広い枠組みで考え、自分で調整していくことが大切になっていきます。