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尿路結石という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、実際にはどの様な病気で症状が現れるのか、尿路結石の原因や予防について、また診断基準や治療方法につい記載をしていきます。今回は尿路結石の症状、治療法や予防方法についてお伝えします。



症状チェック!尿路結石の初期・中期・末期の3症状とは


1)尿路結石とは何か

(1)尿路結石とは

尿路結石は沈着する結晶(石)の事で、石が詰まってしまう事により起きる症状の事です。日本人男性11人に1人、女性26人に1人の割合で発症する病気となっており、女性よりも男性の発症率が高く、年齢でみると30歳代の発症率が高くなっています。

(2)尿路結石が起こる場所

多くは腎臓で形成されます。腎盂や腎杯内に結石がある場合には自覚症状がほとんどなく、検査によって尿潜血が発見されて、精密検査によりわかることがあります。

2)セルフチェック!尿路結石の3つの前兆症状

(1)排尿時痛

排尿の際に痛みを感じる場合、尿路結石の可能性があります。尿路結石以外にも可能性はありますが、医療機関を受診するなど注意が必要です。

(2)血尿

1週間ほど前から、腹部から背中・脇腹に痛みが走りだして“血尿”が出るようになります。

(3)鈍痛

朝に腹部から背中・脇腹にかけて鈍痛を感じる機会が多くあります。

3)尿路結石の初期・中期・末期の3つの症状

(1)初期症状

尿を出すときに最後に痛みを感じる場合は、尿道結石の可能性も考えられます。

(2)中期症状

1週間ほど前あたりから、腹部から背中脇腹に痛みが走り血尿が出るようになります。

(3)末期症状

突然の激痛に襲われて、しゃがみこんで動けなってしまい救急車で搬送されるほどの痛みを主になります。

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4)尿路結石と似ている症状とその病名

(1)排尿痛

排尿した時に最初に痛みを感じる場合には、尿道炎、前立腺炎、尿道結石などが考えられます。最後に痛みを感じる場合には膀胱炎、前立腺炎などが考えられます。

(2)背中や腰が痛い

腎梗塞では急激な激しい痛み、腎性腎盂円では鈍痛が持続します。尿路結石でも同じような症状が出ますので注意が必要です。

(3)血尿

血尿の場合は尿路結石以外に、腎盂腎炎・膀胱炎・前立腺炎・尿道炎・人種用・腎盂尿管ガン・膀胱ガン・前立腺ガンなどの可能性もあります。超音波検査、レントゲン検査、尿細胞診などの検査や血液検査を行います。

5)尿路結石の考えられる原因とは

(1)結石とは

結石とは、腎臓などにできるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどの塊のことです。腎臓から尿管、膀胱、尿道という尿の通り道にできるため、総称して「尿路結石」といいます。

(2)食生活の変化

食生活の変化により、動物性たんぱく質の摂取量の増加が指摘されています。肉類を食べるとシュウ酸や尿酸が体内で増加します、カルシウムと結合しやすい性質があります。シュウ酸は腸でカルシウムと結合すると、便と一緒にはいせつされますがシュウ酸の量が多いと尿中に出てきて、尿の中でシュウ酸がカルシウムと結合すると石のような塊になります。

6)専門医での検査を試みましょう!尿路結石への検査方法とは

(1)超音波検査

自覚症状がない場合に、健康診断などで発見される場合があります。

(2)CT検査

画像診断によって正確に診断できるため、結石の見落としが少ないという事が特徴になります。腎臓の閉塞の程度や、結石が固い物なのか隙間の空いたスカスカな物なのかといった、密度もわかる為、治療の選択肢が出来るというメリットがあります。

7)どのような治療が行われる?尿路結石への5つの治療方法

(1)薬物療法

5㎜以下の尿路結石が疑われる場合には薬物療法で治療をします。廃石剤、鎮痛剤が投与されるほかに、尿をアルカリ性にして排泄を促すための排泄促進が処方される事があります。

(2)薬草療法

アボカドの生葉を数枚入れたカップに湯を注ぎ、5分後にそのまま引用する習慣を長期続けることで、尿路結石を縮小・消滅させる民間療法が誇大イスラム医学では根付いています。

(3)体外衝撃波結石破砕術

最も負担の少ない治療で、体外装置酔って作られた衝撃波を結石に向けて集中させて結石を砕き、砂状にして体外へ排出させる治療法です。保険適用となり、1泊入院や日帰りで実施している期間もあります。所要時間ほども60分程度で数日~2習慣程度かけて排出されます。

(4)経尿道的尿管砕石術

結石が比較的大きい為に体外衝撃波結石破壊術では治療が困難な場合に行われる治療です。全身麻酔や脊椎麻酔下で、尿動向から結石の直下までのワイヤーを留意しそのワイヤーに沿って尿管鏡を挿入し、確認しながら結石を衝撃波やレーザーを用いて細かく破壊します。全身麻酔のため、1週間程度の入院が必要です。

(5)経皮的腎砕石術

背中を少し切開して、内視鏡で腎臓や尿管を確認しながら結石を摘出する方法で、大きめの結石を対象としています。1回で手術が終わる場合もあれば、数回の手術をする場合もあります。

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8)大切な治療後・・治療後の予後とは?

(1)再発

尿路結石は一度再発すると、約半数は10年以内に再発されていると言われています。医師の指導に従った生活習慣が重要です。

(2)食生活

食成生活は大きなカギとなります。水分摂取をしっかりと行い、摂取したほうが良い食品、過剰摂取に気を付けなければいけない食品というものをしっかりと把握し、再発予防に努める事が大切です。

9)尿路結石への3つの食事療法

(1)クエン酸

クエン酸は尿をアルカリ性にし、結石を溶けやすくさせるので、クエン酸を置く含む野菜や果物を多く摂取するようにします。特に、緑黄色野菜を多く摂取するように心がけます。

(2)タンパク質

動物性たんぱく質は脂肪の過剰摂取となる可能性があるので食べ過ぎには注意をする必要がある。タンパク質を摂取する際には植物性蛋白質である、大豆や豆を中心に摂取するようにする。

(3)カルシウム

カルシウムを適度に摂取するために、乳製品や小魚といった食品を食べるように心がけます。

(4)シュウ酸

ホウレンソウに圧倒的に多く含まれているのですが、摂取しすぎると結石ができやすくなるので注意が必要な食品になります。そのほかかにはタケノコ、チョコレート、ココア、紅茶などになります。

10)生活習慣から改善を!未然にできる予防のポイントとは

(1)水分

水分の摂取というのは重要で、水分補給を行う場合には麦茶、ほうじ茶、水がてきしています。水道水の場合は、一度沸騰させて冷ました後で飲むのが良いでしょう。また、甘味飲料水、コーヒー、紅茶、アルコールの過剰摂取は避けます。1日1~2で予防ができると言われています。

(2)クエン酸

野菜や果物に多く含まれており、尿中でカルシウムが結石化する事を防ぎます。また、酢やレモン、夏みかんアド酸味の強い食品にも多く含まれているので結石予防に役立ちます。

(3)食物繊維の摂取

食物繊維にも結石が出来るのを防ぐ効果があります。豆腐、おから、シソ、納豆等に多く含まれているので積極的に摂取しましょう。

(4)マグネシウムを摂取

食物繊維同様でマグネシウムにも結石が作られるのを妨げるという作用があります。海藻類や納豆、赤みそなどがあります。

(5)カルシウムを摂取

シュウ酸を体外に出す働きをするので結石の予防に役立ちます。

(6)運動

全身運動として、日常生活よりも“ややきつい”と感じるような運動を行います。ウォーキング等の運動は手軽にできるのでお勧めです。

(6)食事の時間

就寝直前に食事を摂らないようにします。就寝よりも数時間以上前に食事を摂取するようにします。



今回のまとめ

1)尿路結石の予防として水分を1日2目安に摂取する。

2)メタボリックシンドロームと尿路結石は関係があるので注意をする。

3)適度な運動を行う事により予防をする事が出来る。