ミーティングをしている医者

乾燥する季節になると喉に痛みや違和感をもち、咳や鼻水といった風邪になる経験がある人は多いと思います。ケアしてあげる必要のある喉ですが、白いできものができたことはありませんか。そんな喉の白いできものについて考えられる原因や病気をご紹介します。



喉の白いできものはなに?3大原因と考えられる病気とは


1)できものにも種類がある?喉のできものの2つの種類と特徴

(1)固形物

白いしこりや石のようなものができる場合があります。触ると固く、痛みを伴う場合もありますが、中には細菌や白血球の死骸の塊になっている場合もあり、口臭の原因にもなります。クシャミや咳をきっかけに自然に排出される場合があります。

(2)粘膜が白くなる

喉の粘膜が全体的に白っぽく、粉がついているように見えます。喉の痛みもあり、炎症ができていることがほとんどです。触ってもとれることはなく、風邪ににたような症状が同時に出る場合があります。

2)なぜ白いできものが?考えられる3大原因とは

(1)口内炎

口内炎は唇や舌に傷がきっかけでできる場合がおおいですが、稀に喉にもできます。痛みがあり、箇所によっては食事もままならない場合があります。刺激すると悪化し、大きさも変化します。

(2)膿栓

一般的に喉にできる臭い球とよばれているものでその正体は細菌や白血球の死骸、食べカスが固形化したものです。臭いは強いですが、これといった病気ではなく、喉の形によって出来やすい人と出来にくい人がいるといわれています。

(3)白苔

喉の膿といわれており、白い膜が喉に広がります。喉の扁桃腺が炎症することで発生するといわれており、免疫機能が細菌と戦っていることで発生します。

3)自分でできることは?症状へ試したい対処方法とは

(1)うがい

うがいは風邪予防としても知られていますが、喉の奥に侵入した細菌を取り除くことはうがいでは難しいとされています。しかし、一旦細菌の侵入により、炎症が起きている場合は悪化を防ぐためにうがい薬を用いたうがいが効果的とされています。軽くするのではなく喉の奥に届くように深く、かつ15秒ほど1時間に1回は実施するようにしてください。

(2)清潔にする

歯磨きや洗浄液で口の中を清潔にたもつことは症状を悪化させない対処方法となります。すぐに細菌が発生しやすいので歯磨きをした後はガムや砂糖を含まないのど飴を食べると唾液で口内が潤い清潔さを持続させることができます。

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは

基本的にのどの白い膿ができれば細菌と戦っているということになります。そのため、白い膜状のものを喉に確認できれば喉の炎症とみて病院で診察を受けた方がよいでしょう。悪臭のする膿栓は病気ではなく、正常な状態でもできますが、量が多く、口臭に困っている場合は耳鼻科で相談の上、取り除く処置を受けることができます。

考え事をしている女性

5)病気の可能性とは?考えられる3種類の病気

(1)ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは急性のウィルス性咽頭炎であり、乳幼児がなりやすい病気といわれています。夏に患者が多く、症状としては発熱、喉の粘膜の炎症、そして、口内の赤い水泡が主な特徴です。水泡が破れると痛みがあり、高熱も伴うため脱水症にも注意が必要な病気です。

(2)扁桃炎

扁桃腺にウィルスや細菌が侵入し、炎症を起こします。急に痛みがでる急性型が多く、扁桃腺の腫れ、喉の痛みと炎症、熱などの症状がでます。人によっては扁桃腺が炎症を起こしやすい人もおり、慢性的に起きる場合があります。

(3)インフルエンザ

インフルエンザウィルスの侵入により、喉に炎症、また高熱が急にでます。脱水症状や関節痛などの症状も特徴で通常の風邪の症状と似ています。強い感染力であり、お年寄りや乳幼児のは免疫力が低いので命に係わる重症になる場合もあります。

6)症状が続く場合は注意!喉の白いできものへの検査・治療方法

(1)検査方法

‐抗原検出キット

インフルエンザウィルスの有無を調べるのに実施され、結果もその場ですぐに判明します。費用も問診と含めて2000円~3000円ほどで受けることができる

‐問診

喉の炎症は器具を使用せずとも目で炎症の有無や度合を調べることができます。扁桃腺の腫れや熱なども同時に調べます。

(2)治療方法

‐薬の服用

原因の細菌やウィルスによっては抗生物質の服用する場合がありますが、喉の痛みをともなうインフルエンザやヘルパンギーナ、扁桃腺炎には特効薬は基本的にありません。そのため、喉の痛み止めや熱どめの薬を必要に応じて服用する場合が多いといわれています。

‐扁桃腺の摘出

頻繁に扁桃腺が腫れ、痛みが出る場合や炎症が酷く、扁桃周囲膿瘍になるなどした場合は扁桃腺自体を摘出する場合があります。体への負担が大きいので医師と相談の上、メリットとデメリットを確認したうえで摘出手術を受けましょう。入院期間は手術含めて10日ほどかかる場合があります。

7)日常生活から予防を!症状への予防習慣とは

(1)口呼吸をしない

口呼吸が癖になっている人は喉が渇き、細菌やウィルスが侵入しやすくなります。できるかぎり鼻で呼吸をするように心がけましょう。特に睡眠中に口が開いてしまう人はマスクなどで口の中が乾燥しないようにしましょう。

(2)声を出し過ぎない

カラオケやまたは外仕事などで声をいつも以上に出すことはあるかと思います。しかし、声を出し喉を使いすぎると喉の粘膜が弱り、細菌やウィルスにより炎症が起きやすくなります。声を出す必要があってもあまり喉を使わずお腹から声を出すなどして喉を使い過ぎないようにしましょう。

(3)十分な睡眠をとる

喉の粘膜を外部からの細菌やウィルスから守っているのは免疫機能です。免疫の働きを低下させないために毎日6時間以上は睡眠をとるようにしましょう。睡眠前にお湯につかり体を温めることで睡眠の質があがるといわれています。



今回のまとめ

1)できものにも種類がある?喉のできものの2つの種類と特徴

2)なぜ白いできものが?考えられる3大原因とは

3)自分でできることは?症状へ試したい対処方法とは

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは

5)病気の可能性とは?考えられる3種類の病気

6)症状が続く場合は注意!喉の白いできものへの検査・治療方法

7)日常生活から予防を!症状への予防習慣とは