女性の患者の診察を行う医師

チクチクと胸が痛胃と言う状態が続いて心臓が心配になったことはありませんか?データ によれば、胸が痛いと訴えて病院に来た人のうち、心臓病だった人は「20%」以下で、他の原因での胸の痛みもあるのです。今回は胸が痛い症状とチクチクする原因や対処方法をお伝えします。 



胸が痛い?チクチクする4大原因と対処方法とは


1)どんな症状が現れる?胸がチクチク痛む場合の代表的な症状

チクチクと胸が痛むという症状は原因によって以下のパターンがあると考えられます。 

(1)特定の場所が突如チクチクし始める

はっきりと「ココ」が痛いという所が分かり、一定の時間を置くと特に何をするでもなくそのチクチクした痛みが無くなると言うチクチクした胸の痛みが症状として考えられます。 

(2)胸の真ん中あたりがチクチクし気を取られる

一時的に胸の真ん中が痛みだしてまるで意識が遠くなるような感じがすると言うチクチク下胸の痛みがありえます。この症状はかなりの確立で不整脈の可能性があります。 

(3)動悸・息切れ・呼吸困難の併発

この段階であるとするなら心臓の病気である可能性が非常に高くなってきます。チクチクした痛みで知られるものは主に心臓神経症ですが、痛みの訴え方は人によって変わるところがありますのでこうした症状も起きているなら間違いなく病院に行きましょう。 

2)何が原因?胸がチクチクする場合の4大原因

胸が痛いという状態を「チクチクする」と人が表現する場合、大きく分けて以下の4つの原因が考えられます。

(1)胸焼け

逆流性食道炎などで食道が収縮したり胃酸で刺激を受けたりすることで痛みが発生します。 そうした食道の状態変化は狭心症や心筋梗塞の痛みとそっくりなのでコレを胸がチクチクと痛むと感じる訳です。 

(2)肋間神経痛 

肋骨の間にあって胸から腰の上部まで伸びている「肋間神経」があり、この神経が痛む症状が「肋間神経痛」です。左右どちらかに偏った急にチクチクした痛みがくるので特徴的で、左によると心臓への不安を想起する人も多いようです。 

(3)筋肉痛 

肋間神経痛についで多くの人が胸の痛みを病院で相談した時される判断がコレ。胸の筋肉の疲労や刺激で痛みを感じ、当然胸の筋肉であるから「チクチクと胸が痛い」と言う感覚になります。 

(4)心臓病 

心臓は胸のやや左寄りに存在しているために勿論心臓病のせいで胸がチクチクと痛むと言う可能性もあります。大体チクチクした胸の痛みの原因としては2割弱と言った確立です。 

Doctor listening to patient

3)症状が続く場合は注意!3種類の病気の可能性とは

当然の事ながら危険性が高い病気は心臓病で、チクチクした胸の痛みが症状として現れる心臓病を3つ取り上げてお伝えします。

(1)心臓神経症

チクチクした痛み、動悸(どうき)、息切れ、呼吸困難、めまいなど、心臓病によくみられる症状を示しているにもかかわらず、心臓を検査しても何も異常が見つからないものが「心臓神経症」。これは心臓病というよりはむしろ「こころの病気」です。心臓神経症の原因としては、ストレス・過労・心臓のはたらきを活発にする交感神経をそうした要因が刺激することで心拍数が増え、動悸を強く感じたりします。更に一度こうした症状を感じると、 不安が生まれその不安が徐々に大きくなるにつれて、更なる胸痛、呼吸困難、めまいなどのより大きな症状を感じるようになってしまうのです。 

(2)狭心症

狭心症は発作的に、胸の痛みや圧迫感などの症状を起こす病気でその痛みが「チクチクと胸が痛い」と感じるのです。血管内腔が狭くなることにより、心筋に十分な血流・酸素が送り込めない時にそうした胸が痛いと言う状態になります。そうした血管のとおりが悪くなる血管狭窄の原因の大多数は、糖尿病、高脂血症、高血圧などに引き続いて起こる動脈硬化です。 

(3)心房細動

心房細動は、心房が1分間に450~600回の頻度で不規則に興奮し、その興奮波が房室結節(ぼうしつけっせつ)へ無秩序に伝わるために、心室興奮は確実に不規則になる不整脈です。心房細動が新たに始まる時には、突然始まる動悸として自覚されることが多いですが、チクチクと胸が痛い、めまいがする、心臓の動きがおかしいというように感じることもあります。意識はあり動けるのですが、仕事が手につかなかったり、集中できない事が多く、致死的な不整脈ではありませんが、生活全般の質「QOL」は低下します。 

4)試せる処置はある?自宅でできる対処方法とは

自宅で対処できるチクチクした胸が痛い状態は筋肉痛と神経痛に関してのみで以下の事が 有効です。 

(1)湿布薬 

筋肉痛にはこれが一番有効です。痛み止めの効果と正常な状態に戻るのを助けてくれる効果でチクチクした胸の痛みがコレですぐになくなることも多いです。また外傷によらない 肋間神経痛もまたコレをしてから経過観察と言うケースが多いです。 

(2)痛み止め

筋肉痛にしろ、心因性の肋間神経痛にしろ時間経過で治ると言うケースが多いですのでその場のチクチクした胸の痛みは痛み止めでとりあえず乗り越えてしまうと言う方法もあります。 

(3)充分な休息 

肋間神経が圧迫されている訳でもなく、肋骨にひびや骨折などの外傷がないのに痛みを覚える心因性の症状である肋間神経痛にはコレが何より効果的です。筋肉痛の場合も勿論コレで自己回復力を高めることで効果が得られます。 当然胸の痛みは2割弱とは言え心臓疾患の恐れもあり万が一がありますので自己判断は相当に危険を伴っています。神経痛や筋肉痛と分かりきっている方以外は病院で診断を受けて下さい。 

5)専門家へ受診を!行われる可能性のある検査方法

チクチクした胸がいたい状態が気になったのなら循環器科の心臓専門医の診察を受けてください。 具体的には以下の検査で心臓の異常が分かります。

(1)心電図 

正常な動きを心臓がしているかどうかを判断するための検査です。費用は保険適用で2000 円未満で受けられます。 

(2)心臓エコー検査 

高周波数の超音波を心臓に発信して、返ってくるエコー(反射波)を受診し、心臓の様子を画像に映し出して診断する検査です。コレによりリアルタイムでの心臓の形の異常を発 見する形態的診断と心臓の働きを見る機能的診断が出来ます。費用はこちらは保険適用で2700円ほどです。 

(3)24時間ホルター心電図

胸に電力を取り付け、24 時間の心電図を端末に記録して、不整脈や狭心症の有無を調べます。と言ってもベッドに横になりっぱなしという訳ではなく腰に固定し携帯する形になりますので特別不自由になるという訳でもありません。費用は保険適応でで 4500 円ほどです。

Male medicine doctor hand holding stethoscope head

6)どんな治療がある?試すべき治療方法とは

胸が痛い、チクチクする。はっきり言ってそれだけでは正直病気なのかどうか、あるいは 病気だとしてもどんな病気なのかも分かりません。その為この場ではかなり大雑把な治療法を3つご紹介します。 

(1)経過観察 

神経痛、筋肉痛の場合は湿布や痛み止めを貰って後は経過観察になります。流石に検査費用はかかりますが、湿布や痛み止めを断るとそれに加えて保険適応で初診料1000円以下と言う値段で済みます。 

(2)投薬治療 

病気や怪我が原因の場合は多くの場合このステップに進みます。病気や怪我の種類によってかかる費用がまちまちで一概には言えませんので、診断された後に先に治療にいくらかかるのかを確認することで対応して下さい。 

(3)手術 

心臓の何らかの異常、病気などで手術が必要な場合も勿論あります。更生医療の利用ができれば数十万ほど、更生医療が利用できない手術に関しては安くて300万円前後の費用が かかりますので高額医療制度による還付を受ける事をお勧めします。 

7)日常生活から改善を!胸のチクチクする痛みへの予防方法

最後に胸がチクチクと痛い状態にならないように予防の仕方を紹介しておきます。

(1)ストレスをかけすぎない 

直接的な原因になる他にもありとあらゆる病気を誘発させるものこそストレス。現代社会でストレスなしの生活というのは現実的ではありませんので、適度に解消する習慣をつけたほうが良いでしょう。 

(2)運動習慣をつける 

継続的で定期的な運動は身体の基礎代謝を向上させ、血行を良くしてくれ、リラックス効果まであります。勿論激しい運動は心肺機能に負担をかける恐れもありますので徐々に慣らすようにして行って下さい。 

(3)食生活の改善 

塩分や脂肪、糖分の摂りすぎは動脈硬化を引き起こす原因になります。特にファーストフードやインスタント食品などは動脈硬化を誘発するような危険な要素が多い食品ですので栄養バランスの取れた食事を規則正しく摂るようにして見て下さい。 



今回のまとめ

1)どんな症状が現れる?胸がチクチク痛む場合の代表的な症状

2)何が原因?胸がチクチクする場合の4大原因

3)症状が続く場合は注意!3種類の病気の可能性とは

4)試せる処置はある?自宅でできる対処方法とは

5)専門家へ受診を!行われる可能性のある検査方法

6)どんな治療がある?試すべき治療方法とは

7)日常生活から改善を!胸のチクチクする痛みへの予防方法