納豆とオクラ

ムチンという言葉をご存知でしょうか?耳にすることはあっても、その正体をご存知の方は少ないのではないかと思います。

ムチンの効果やムチンとは一体何なのか、とても興味深いものです。今回はこのムチンについて、効果やどのようなものなのかをご紹介します。



ムチンに注目!女性に嬉しい5大効果と摂取のポイントを解説


1)そもそも「ムチン」とはなに?

ムチンとは、糖たんぱく質の一種です。食べ物で言うならば、山芋やオクラ、昆布、なめこなどの植物や菌類に含まれます。ネバネバ食品というとわかりやすいでしょう。

消化吸収をよくしてくれる効果と、消化不良を防いでくれる効果があり、粘膜を保護する効果があるので、風邪の予防や胃炎や胃潰瘍の予防に効果を発揮します。

ムチンの語源は、mucus(粘液)からきています。

2)ムチンに期待できる5大効果とは

(1)疲労回復

ムチンにはたんぱく質を分解する酵素が含まれています。ということは、食べ物から摂り入れたたんぱく質を吸収されやすい形にする働きがあります。

たんぱく質はムチンのおがげで、エネルギー源として効率よく利用されるため、疲労回復の効果が期待できるのです。

(2)免疫力の向上

ムチンが粘膜の働きを活発にするため、ウイルスの侵入を防ぎ様々な病気を予防します。喉や鼻の粘膜の成分にはムチンが含まれています。

そのムチンが体内に侵入する外敵のウイルスから体を守り、風邪などの感染症にかかりにくくする効果があります。また、ムチンには整腸作用があるので、これもまた免疫力の向上に役立つのです。

腸管の粘膜には、免疫細胞のリンパ球が無数に存在しています。これが体の免疫機能と深いかかわりがあるので、ムチンが腸の粘膜にいることにより、免疫力をより高めることができます。

(3)肝機能や腎機能の働きを高める

ムチンには、肝機能や腎機能を高める効果があると言われています。

肝機能が低下すると、毒素や老廃物が体内に溜まってしまい、疲れやすくなったり、いろいろな病気を引き起こします。

肝臓の病気には、肝炎や脂肪肝、肝硬変などがあります。そして、腎機能が低下することによって、余分な塩分が体内に溜まってしまいます。

腎臓の病気には、むくみや高血圧、腎不全などがあります。

(4)胃炎や胃潰瘍の予防

ムチンには粘膜を保護する作用があります。それは胃にも言えることです。胃炎や胃潰瘍などの胃の病気の予防に役立ちます。

胃の粘液がうまく分泌されないと、粘膜の働きが低下してしまい、強い酸性を持つ胃酸からのダメージを直に受けやすくなってしまいます。

ムチンを摂取することで、胃の粘膜を正常に保つことができ、胃炎や胃潰瘍の発症を防ぐことができるのです。

(5)ドライアイの予防

ドライアイとは、涙の量が減ってしまったり、涙の質が低下することによって、目の表面が乾いてしまい様々な異常が発生します。

涙の性質が低下して発生するドライアイの場合『BUT短縮型ドライアイ』と呼ばれます。このBUT短縮型ドライアイは、涙に含まれるムチンの状態に異常が現れることが原因の一つと言われています。

ムチンは、目の角膜に最も近い部分のムチン層に含まれています。涙を目につなぎとめるために重要な成分なのです。

ムチンを補給することによって涙の働きを安定させ、ドライアイの改善効果に期待が持てます。その働きを利用し、ドライアイを治療する目薬には、ムチンが配合されているものもあります。

3)どんな食べ物に多く含まれる?積極的に摂取したい食材7選

(1)摂取量の目安は?

ムチンを多く含む食材の特徴として、ネバネバした食品に多く含まれます。ムチンの摂取量の目安は、普通に食事をして摂る分には問題ありません。

ムチンは過剰に摂取をしても害はないとされているのですが、ムチンはたんぱく質と多糖類が結合した糖たんぱくなのであまりにも過剰すぎると、下痢を起こしたり他の栄養素の吸収を阻害する場合もあるので注意しましょう。

(2)ムチンを多く含む食材

山芋・なめこ・オクラ・納豆・里芋・明日葉・モロヘイヤ

以上のようにネバネバしたものに多く含まれます。中でも、納豆とモロヘイヤは含有量が多くなります。意外なもので、卵白やウナギにも含まれます。

朝食を食べている女性

4)オススメの食べ合わせって?一緒に摂取したい5つの食材

ムチンは熱に弱い性質を持っています。ということは、サラダなどにして食べるとよいという事になります。野菜といってもいろいろな野菜があります。

中でもレタスやキャベツ、トマトなどといったサラダには欠かせない野菜と一緒に摂取するといいでしょう。ムチンとビタミンや食物繊維、リコピンなどが一緒に摂れるので、とっても美容に効果的です。

また、ムチンにはたんぱく質を効果的に吸収する効果があるので、納豆とオクラを混ぜたり、納豆と山芋を混ぜたりして食べると、大豆のたんぱく質を上手に摂取することができます。

5)どんな摂取が効果的?効果的な食べ方とは?

(1)オススメは生

ムチンは加熱すると消化酵素の働きが落ちてしまうので、生で食べる方がいいです。野菜ならば、サラダや山芋などはすりおろしたり、または短冊などにして生で食する方が効果的といえます。

(2)煮物・揚げ物

また、水にさらしたりしてしまうと、ムチンが流れ出てしまうので、加熱して食べるものなどは、水にさらしたり、水につけたり、下茹でしたりせずに、煮物や揚げ物などにするといいでしょう。

6)知っておこう!ムチンの摂取での注意点とは?

ムチン摂取においての注意点は、あまり加熱しすぎないことです。生で食べれるものは生で食べるのが効果的でしょう。

またムチンはたんぱく質と多糖類が結合した糖たんぱくなのであまりにも過剰すぎると、下痢を起こしたり他の栄養素の吸収を阻害する場合もあるようです。

7)毎日摂取の難しい方へ!サプリメントの摂取も効果的?

(1)継続が何より大切

どんな栄養のサプリメントでもそうですが、毎日続けることが大切になります。毎日ネバネバしたものを摂るのが難しい方や、食生活が不規則な方などには、サプリメントがおすすめです。

納豆が嫌いなのに、毎日納豆を食べろ!というのは難しい話ですよね。

ところがサプリメントであれば簡単に毎日摂ることができ、尚且つ、続けることができるのがサプリメントの重要な部分になります。

(2)摂取のし過ぎには注意

ですが、しっかりと容量を守り、続けることが大切です。体にいいからと、摂りすぎてしまっては下痢などを引き起こす可能性もあります。



今回のまとめ

1)そもそも「ムチン」とはなに?

2)ムチンに期待できる5大効果とは

3)どんな食べ物に多く含まれる?積極的に摂取したい食材7選

4)オススメの食べ合わせって?一緒に摂取したい5つの食材

5)どんな摂取が効果的?効果的な食べ方とは?

6)知っておこう!ムチンの摂取での注意点とは?

7)毎日摂取の難しい方へ!サプリメントの摂取も効果的?