耳の調査を行うドクター

様々な要因で起きてしまう耳の後ろの腫れですが、自分で治せるものから病院での専門外来にまで受診しないといけないものまで色々な症状があります。そんな耳の後ろの腫れる症状について、原因・病気の可能性・対処方法・治療方法をお伝えします。



耳の後ろが腫れて痛い!気になる原因と3つの病気とは?


1)症状の違いは?耳の後ろが腫れる場合の4つの種類と症状の違い

(1)神経痛

過度のストレスや栄養不足または重度の疲労で炎症を起こして腫れます。

(2)細菌・ウィルス性の炎症

皮膚の外傷や他の場所から細菌やウィルスのせいで耳の後ろが腫れます。

(3)脂肪腫

皮下脂肪が腫瘍のように大きくなる状態です。全身のどこにでも出来ることがあるので、耳の後ろにも出来る可能性があります。

(4)粉瘤

皮膚の毛穴に垢や皮脂が溜まって大きくなるのが粉瘤です。

2)何が原因?耳の後ろ側が腫れる3大原因とは

(1)細菌やウィルスの体内への侵入

耳の後ろに直接、細菌やウィルスが入ったり、身体の他の場所から血液に乗って耳の後ろで悪さを起こすことで腫れます。

(2)耳の後ろの環境

耳の後ろは垢や汚れが溜まりやすいために菌の温床となり繁殖します。その結果、耳の後ろの腫れへとつながっていきます。

(3)免疫力の低下

体力が落ちている時やストレスで身体に負担がかかっている時、免疫力が落ちます。細菌やウィルスの力に免疫力が負けてしまうと耳の後ろが腫れることがあります。

3)応急処置を試そう!痛みへの3つの対症方法

(1)消毒液

腫れものが炎症でかつ小さいと分かるのであれば綿棒などに消毒液をつけて直接塗って良いと思います。

(2)軟膏

市販の消炎作用やステロイドを含んだ軟膏を使用して痛みや腫れが治まるなら病院へ行かなくて済みます。

(3)消炎鎮痛薬

非ステロイド性の鎮痛消炎薬を使用することで、耳の後ろの腫れが引く場合があります。副作用として胃の粘膜が荒れるので胃の粘膜を保護してくれる薬と併用するのをおすすめします。

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4)症状が続く場合に・・考えられる3種類の病気とは

(1)リンパの炎症

耳の後ろにあるリンパ節に細菌やウィルスの影響で炎症して腫れます。免疫力が落ちていると症状が長引きます。

(2)脂肪肉腫

皮膚の下に出来る脂肪腫ですが、良性の場合は進行がゆっくりで腫瘍も小さいことが多いです。しかし、急にしこりが大きくなった場合は注意が必要で早急に皮膚科に診察することをおすすめします。

(3)悪性リンパ腫

リンパ節が悪性腫瘍で侵される病気です。耳の後ろにしこりや腫れが起こりますが痛みを伴いません。他の症状として発熱や体重減少、全身の倦怠感が現れます。

5)治まらない場合は受診を!痛みが気になる場合へ試したい検査方法

(1)血液検査

血液を採って炎症反応やガンが疑わしい場合は腫瘍マーカーを調べます。

(2)触診

実際に腫れものに触ってどういうものか判断します。重症で無い場合は、触診だけで病名が分かることでしょう。

(3)針生検

はれものが良性のものか悪性のものか判断するときに患部に直接針を刺して細胞を採ります。そして、その細胞を病理に回して結果を判断してもらいます。

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6)病気の場合には?行われる可能性のある治療方法

(1)抗生物質

腫れものが炎症によるものだと確定したら抗生物質の薬を数日飲むことになります。

(2)外科的処置

粉瘤や良性の脂肪腫の場合は、腫れものを切開して中の垢や脂肪を出し、傷口を縫合してしまえばそれで終わりです。

(3)抗がん剤

耳の後ろの腫れものが悪性リンパ腫の場合は抗がん剤治療が第一選択です。なぜなら悪性リンパ腫には抗がん剤があらゆるガンの中でも大変良く効果を示すからです。

(4)放射線療法

抗がん剤だけでは、効果が期待出来ない悪性リンパ腫に対しては追加で放射線療法をします。追加療法をすることで完治する確率が高くなります。

7)生活習慣から予防を!耳の後ろ側の腫れる症状への3つの予防習慣

(1)耳の後ろを清潔にする

耳の後ろは身体を洗うときに疎かになりがちなので、お風呂に入る際はぜひ洗うようにしましょう。

(2)免疫力の強化

免疫力が落ちると腫れものが出来やすい状態になるので筋力をつけて体温を上げることや乳酸菌を取って腸内環境を良くしたりすることで免疫力の強化をします。

(3)睡眠

規則正しい睡眠を取ることで体調を維持することにつながり耳の後ろの腫れものは出来にくい状態になります。



今回のまとめ

1)症状の解説!耳の後ろが腫れる場合の4つの種類と症状の違い

2)何が原因?耳の後ろ側が腫れる3大原因とは

3)応急処置を試そう!痛みへの3つの対症方法

4)症状が続く場合に・・考えられる3種類の病気とは

5)専門家での検査を!痛みが気になる場合へ試したい検査方法

6)病気の場合には?行われる可能性のある治療方法

7)生活習慣から予防を!耳の後ろ側の腫れる症状への3つの予防習慣