会議中の医者

急に顔が赤くなったり、熱くなるときに多いのは日焼けなど肌トラブルによるものだと思います。しかし肌荒れなどがなく急に熱くなる場合には緊張やストレスなど精神的な症状やホルモンバランスなども原因となり、また加齢にともなった可能性もあり得ます。



急に顔が熱くなるのはなぜ?注意したい病気と6大原因 


1)部位のよる違いは?顔が熱を持つ場合の場所の違いとは 

顔が熱くなるときには症状によって、頬、おでこ、鼻、耳、などの部位で熱くなる場所が違う場合があります。基本的には頬が熱くなり鼻や耳などの他部位が様々熱を持つ症状が一般的でしょうが、おでこだけが熱を持つ場合など単体で熱を持つ場合も多々あります。 

2)顔が急に熱くなる?考えられる6大原因とは 

(1) ストレスや緊張 

緊張やストレスによって血圧が上がったり、精神的な負担がかかるなど自律神経を刺激し肩の張りや寒気、吐き気、身体の火照り、多汗に動悸といった症状を引き起こします。この場合には頬、耳が熱を持ちやすくなります。 

(2) ホットフラッシュ 

暑さや寒さに関係なく年中多汗に悩まされ常に顔がほてってしまう症状をいい、主に更年期によるものだといいます。発熱もあり、頬、おでこが熱くなることが多いです。 

(3) 甲状腺ホルモン 

甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にする作用があり甲状腺ホルモンが過剰になると身体も精神も常に興奮状態になります。こちらの場合には頬、耳が熱くなることが多いようです。 

(4) 日焼け 

日焼けによる顔の火照りはヒリヒリと火傷したような状態になり肌トラブルの原因にもなり得ます。また日差しによる熱中症でも顔に熱を持つことがあります。頬、おでこ、鼻、日に照らされれば何処でも症状が出る可能性があります。 

(5) 冷え 

冬の寒さの中から急に温かい室内に入ったときの温度差や、身体の冷えで顔のほてりが発生します。主に血行不良が原因となり頬、鼻が熱を持ち赤くなります。 

(6) 肌トラブル 

日焼けによる肌荒れや、化粧品によるかぶれ、アレルギーなどによる発心などで痒みや腫れ発熱の症状が起こります。頬、鼻、おでこ、耳どこでも可能性があります。 

3)自分でできることは?症状へ試したい対処方法とは 

(1) 日焼け対策 

近年、紫外線の影響が大きくなっていますので普段から日焼け止めや日傘などの日焼け対策が必要になってきます。 

(2) 軟膏 

肌荒れでヒリヒリする場合には普段から使用している軟膏を使い様子を見ていきます。治らない場合や合わない場合には速やかに病院にいきましょう。 

(3) 深呼吸 

緊張から顔が熱くなることが多い人は緊張をほぐすため一旦深呼吸などをして気持ちを落ち着かせるよう心がけましょう。 

(4) マフラーなどの着用 

冷えで頬などが赤くなり熱を持つこともあるので寒い時には頬や鼻などを覆うようにマフラーなどを着用するようにしましょう。 

※上記はあくまでも対処方法となります。症状が続く場合は、自己判断をせずに速やかに専門医へ相談をしましょう 

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは 

急に顔が熱くなる場合には病気かどうかの判断は難しいので下記症状など、いくつかあてはまる場合には病院に行きましょう。 

・イライラする 

・めまい、ふらつきがある 

・頭痛 

・顔の皮膚がヒリヒリする 

・多汗 

・冷えやのぼせ 

・肩こり 

・疲れやすい 

・不安感がつきまとう

悩んでいる女性

5)病気の可能性とは?考えられる5種類の病気

(1) 自律神経失調症 

顔のほてり・腰痛・肩こり・イライラ・寝つきの悪さなど症状が多岐にわたり病院でも診断がされずらいのが特徴です。ストレスや緊張などが原因となりますが自律神経失調症を患うことで更にストレスが溜まるなど悪循環を生み出し、なかなか治りずらい病気です。 

(2) 更年期障害 

40代後半から卵巣のエストロゲン分泌が減ることで卵胞刺激ホルモンが増加してくるためホルモンバランスが乱れてしまいホットフラッシュなどの症状を引き起こします。また甲状腺ホルモンやアドレナリンも同時に分泌されるため血管の収縮や身体温度の上昇で頭痛や発汗・発熱・顔のほてりが発生します。 

(3) バセドウ病 

甲状腺ホルモンが過剰になり常に身体や精神が興奮状態になる病気で運動していなくても体力の消耗が激しかったり精神的に興奮状態が続き頭痛、動悸、発汗、眼球突出や高血圧などになりやすい傾向にあります。20代から30代の女性に多く男性には少ない病気です。 

(4) 高血圧 

高血圧はめまい、冷え、のぼせ、顔のほてりなどが常にあり更に高くなると頭重感や頭痛が頻発します。更年期障害と似た症状が起こるストレスや緊張による自律神経の乱れからくる高血圧の症状もあります。 

(5) パニック障害 

精神的なショックから引き起こされる激しい不安感と共に手足の震えや動悸、頭痛、発汗に息苦しさなどのパニック発作は心臓にも負担がかかり呼吸困難を起こす場合もありますが10分程で発作は治ります。しかし残遺症状として自律神経失調症のような症状が残ることがあります。 

6)症状が続く場合は注意!顔が急に熱くなる症状への検査・治療方法 

(1) 検査方法 

心療内科や精神科、皮膚科、内科、内分泌科などを受診します。検査は他の病気の可能性を省いていく除外診断を行っていき特定していきます。 

・自律神経機能検査 ・心理テスト 

・アレルギー検査 ・血液検査 

・超音波検査 ・アイソトープ検査 

・細胞検査 ・乳房検査 

(2)治療方法 

・自律神経失調症

精神科医や心理療法士など専門医のカウンセリングを受け精神的健康の回復や維持、増進をはかったり抗不安薬、抗うつ薬、抗精神薬等の薬物療法の他にもマッサージやストレッチ、整体、鍼灸など様々な観点からの治療が行われます。 

・更年期障害

カウンセリングの他ホルモン補充療法(HRT)による飲み薬や貼り薬でのエストロゲン補充や漢方による治療などを行いながら生活改善を促されます。 

・バセドウ病

メルカゾール、チウラジール、プロパジールの薬で増えた甲状腺ホルモンを抑える治療や放射線治療、甲状腺切除手術などがありますが、薬だけでバセドウ病を治そうと思うと通常3~5年程かかります。 

・高血圧

程度により変わりますが初期や中期の場合には生活習慣の改善を行い数値が下がらなければ降圧薬での治療となります。 

・パニック障害

抗不安薬や抗うつ薬による薬物療法や心理療法による治療を行っていきます。 

7)日常生活から予防を!症状への予防習慣とは? 

(1) バランスの良い食事 

主食・主菜・副菜・乳製品・果物など、さまざまな品目のものをバランスよくゆっくりと時間をかけ、しっかりと噛んで食べることが大切です。 

(2) 質の良い十分な睡眠 

質の良い眠りを最低でも6時間はとるように心がけましょう。睡眠時間が十分でも何度も目が覚めるなど起きた時にスッキリできない睡眠ではあまり効果がありません。 

(3) 入浴 

入浴はリラックス効果が期待できます。リラックス状態にあると身体の緊張もほぐれ副交感神経の働きにより心身ともに落ち着いた状態を保てます。またシャワーではなくしっかり湯船に浸かる事が重要です。 

(4) スキンケア 

日焼け対策や化粧品の変更などに伴った化粧品が合わないといった肌トラブルへの注意も必要です。



今回のまとめ 

1)部位のよる違いは?顔が熱を持つ場合の場所の違いとは 

2)顔が急に熱くなる?考えられる6大原因とは 

3)自分でできることは?症状へ試したい対処方法とは 

4)これって病気?病気かどうかのチェック・判断基準とは 

5)病気の可能性とは?考えられる5種類の病気 

6)症状が続く場合は注意!顔が急に熱くなる症状への検査・治療方法 

7)日常生活から予防を!症状への4つの予防習慣