患者の問診を行うナース

みなさん、辛い物を食べて舌が痺れることがあったりしますが唇がしびれることってありませんか。刺激がなくても唇に痙攣を感じたりしている方もいると思います。もしや病気のサインかもしれません。今回は唇の痙攣の原因や病気についてご紹介します。






唇のしびれの6大原因!考えられる病気・対処法とは


1) 唇の痙攣の5つの種類と症状の違い

(1) ストレス

過度な労働やストレスなど、メンタルや身体に負荷がかかることによって唇に痺れを感じることがあります。

(2) 病変

家でも病院でも病態の急変の前に唇の痺れが出ることがあります。唇の痺れよりも先に意識消失などもあります。

(3) 病気

身体の病気により、唇に痺れを感じたり症状が続くことがあります。

(4) 香辛料の刺激

唇は神経などが集中している敏感な部位な為、辛い食べ物や刺激物摂取によって唇に痺れが生じることがあります。

(5) 薬品による刺激

リップクリームや薬品などを塗ったり付着してしまった時に唇に痺れが出ることがあります。一種のアレルギー症状でもあります。

2) 唇の痙攣の6大原因とは

(1) 酸欠

息苦しくなったり呼吸の乱れによりSPO2「血中酸素濃度」が低下することによって、唇に痺れやチアノーゼ「唇が紫色になる」が見られることがあります。

(2) 薬品

化粧水、リップクリーム、塗り薬や内服薬の副作用によって唇に痺れが生じることがあります。

(3) 発作

病気の発作によって唇に痺れを生じることがあります。精神疾患や呼吸器疾患の発作などでよく訴えられることがあります。

(4) 食べ物

上記でも種類としてあげましたが、香辛料の多い食べ物や飲み物によって一時的に唇の痺れが出ることがあります。

(5) 病気

身体の病気によって、唇に痺れが生じることがあります。

(6) 乾燥

乾燥することによって、唇に痺れが生じることがあります。乾燥する季節などに敏感肌体質な方に多いです。

Doctors who have medical records and doctors have a tablet

3) 唇の痙攣への6つの対処方法

(1) 乳製品を取る

辛い物など食べた時に唇に痺れを生じたら、ヨーグルトや牛乳を取ると少しは緩和されます。苦手な方もいますが、酸味のある物を取ることも良いと言われています。

(2) 商品変更

女性も男性も軽傷水やクリーム、リップクリームなど顔に塗る商品を使う方もいると思います。ですが、体に合わない場合もあり唇に痺れが出ることもあるので、自分に合った商品を使用することをお勧めします。

(3) 水分摂取と潤すようにする

体内の水分不足により唇が乾燥したり痺れが出ることがある為、、適度に水分を取るようにしましょう。また乾燥は痺れの原因にもなりますので、自分に合ったリップクリーム使用することをお勧めします。

(4) 気道確保

唇の痺れの訴えから息苦しさや呼吸困難が出てチアノーゼが出ている場合は気道確保し安楽位にして様子を見ましょう。

(5) 頓服や処方薬服用

精神疾患や呼吸器疾患で唇の痺れや呼吸の乱れが出ることがあります。医師から処方されている薬を服用したり吸入して様子を見ましょう。

(6) 救急搬送

唇の痺れを訴えがありチアノーゼや意識消失あった場合、すぐに救急車を呼び救急搬送しましょう。救急車が来るまで、上記の気道確保や安楽位にて救急車の到着を待ちましょう。

※上記の対処方法はあくまでも瞬間的な対処方法となります。痛みや違和感が続く場合は、速やかに専門医で検査を受けましょう

4) 痙攣が続く場合に考えられる6種類の病気

(1) 口唇ヘルペス

ヘルペスウィルスに感染することによって、「唇の痺れ、痛み、水泡」などの症状があります。ヘルペスウィルスを持っていても発症しない方もいますが、免疫力が低下した時などに症状が出ることがあります。

(2) 口唇粘膜知覚過敏症

乾燥しやすい秋の季節から冬の季節に見られる病気です。唇は神経が集まり細い血管も集まっている為、刺激に弱く乾燥や冷えにより「唇の痺れ、乾燥、痒み」など生じます。

(3) 脳梗塞

脳の血管が詰まることによって、脳の組織などが壊死したりする病気です。それによって、身体に様々な神経障害などを起こし、場合によっては詰まった血管が破裂し出血するなど命に関わる危険な病気でもあります。出血など微量の場合などでも、神経症状として唇が痺れたり体の片方が痺れたりする場合などがあります。

(4) 糖尿病

病的に血糖値が上昇し、神経障害や意識障害など数々の合併症を引き起こしていく現代病です。トイレの回数が増えたり、尿量が多くなるといった症状などがありますが唇の痺れや手足の痺れの神経症状が出たりして進行すると細胞壊死などによって最悪、部位切断という結果になることもある危険な病気です。

(5) 喘息

呼吸器疾患で、発作的に気道が狭くなり息苦しくなったり喘鳴「ヒューヒューゼーゼーという呼吸音」や最悪呼吸困難を引き起こす病気です。ハウスダストや汚染された空気などで呼吸器のアレルギーのような感じで症状が現れます。

(6) パニック障害

突然原因不明な不安に襲われ、不安発作を繰り返す精神疾患の1つです。その中の症状に過呼吸などがあり息苦しくなり、息を吐くことができても吸うことが難しくなり、一時的に脳に酸素が届きずらくなりしびれや震えなど生じることが起きる病気です。

5) 症状が気になる場合への検査方法とは

(1) 問診

症状や部位を見せることによって、医師が検査や処置をするか処方薬にて様子をみるか判断をします。診療所でも可能ですが、総合病院をお勧めします。

(2) 血液検査

健康診断などで行われる検査です。採血し血中の成分を調べると共に炎症反応やウィルス感染なども調べます。炎症反応などが出た場合、それによって治療方針などが判断されます。診療所でも検査できますが、総合病院への受診をお勧めします。

(3) 尿検査

健康診断などでも行う検査です。検尿することにより、細菌や尿糖や血尿など数々の病気の兆候があるかないかを調べることができる検査です。総合病院へ受診をお勧めします。

(4) CT検査

脳の病気を疑われた場合行われます。頭部のX線撮影です。頭の中のX線画像をコンピューターにて処理し輪切りにした画像にて頭部内に異常があるかないかを調べます。場合によっては、血管内に造影剤を注入しCT撮影することにより、頭部内の血管に異常があるかないかを詳しく調べることができます。

円状の中に入りますので閉所恐怖症の方などは説明することをお勧めします。痛みはなく、約30分程かかります。浴衣のような検査着に着替える為、少し寒いです。脳腫瘍や脳血管障害「脳梗塞.脳梗塞巣.くも膜下出血」その他脳の病気などがわかります。

(5) MRI検査

脳の病気が疑われた場合行われます。強力な電波と磁石にて、人体の断面を撮影できる検査です。頭部内の断面画像をいろんな角度から見ることができ、CT検査とは違い骨が映らないのでより詳しく調べることができます。CT検査では確認できない脳梗塞なども見つかることがあります。

脳の病気を詳しく調べることができます。頭を固定され、狭い空間に約30分程入る為閉所恐怖症の方は説明することをお勧めします。痛みはありませんが、大きな音が鳴り響くので落ち着きません。X線撮影と違い微量の被ばくの心配もなく安心ですが、いろいろ事前説明があります。強力な磁石の中に入る為、ネックレスや装飾品などは外したりなどです。総合病院へ受診をお勧めします。

(6) 心理検査

パニック発作や抑うつ症状が見られた場合行われます。軽いIQテストをしたり、ロールシャッハ検査というインクを垂らして染みのような画像を何枚か見せ、この部分が何に見えるかなどストップウォッチで秒数を計りながら、その時の表情なども観察され、性格や傾向などを調べることができます。

それにより精神科医が心の疲れかどうかなど精神的な病変かなど診断されます。内科的な病変が検査しても見られない場合、検査をした病院の医師から心療内科や精神科へ受診を勧められることがあります。紹介状や診断書を持ち精神科や心療内科へ受診となります。

Stethoscope in hands

6) 症状が気になる場合への治療方法とは

(1) 薬物療法

薬が処方され服用しながら療養し様子を見ます。定期的に受診することになります。「ヘルペスには塗り薬、喘息には気管支拡張剤や吸入器、脳梗塞には血液の流れををよく薬、糖尿病には血糖値を下げる薬や抑える予防薬やインスリン、パニック障害には抗不安薬や抗うつ剤」など、症状に合わせた薬が処方されます。正しく服薬して、副作用など出た場合はすぐに病院へ受診しましょう。

(2) 食事療法

1日のカロリー計算された塩分や糖分などを控えた食事を食べて、糖尿病や糖尿予備軍の改善を計る療法です。食事が薄く感じ美味しく感じないです。

(3) 認知行動療法

精神的な分野で広く使われている療法です。考え方に重点を置き、もののとらえ方から生まれる考えそして行動。その中の考え方を変えていく療法です。パニック障害や精神疾患を患っている方などに行われる心理的なリハビリでもあります。

(4) カウンセリング

カウンセリングにより、悩みな相談などをしてアドバイスなどを受けながら精神的ストレスからの開放や考え方やもののとらえ方などの改善していきます。カウンセラーとの信頼関係も必要となってきますが。家族や友人に話すより、専門的なアドバイスや促しなどにより効果を感じることでしょう。

(5) 手術

脳梗塞ではバイパス術という、詰まった血管とは別のルートを人工血管にて作り血流をよくする術式など、出血がある場合などは、血腫を取り除く術式などがあります。

7) 唇の痙攣への6つの予防ポイント

(1) 食事に気をつける

毎日、3食規則正しく取り免疫力低下を予防しましょう。暴飲暴食もしないようにすることも大切です。

(2) 頓服服用

不安発作や喘息発作はいつ起きるかわかりませんので、外出時など持ち歩くようにしましょう。発作が出た場合すぐに頓服や吸入器を使いましょう。

(3) マスク着用

汚染された空気やハウスダストや風邪も喘息発作の原因になりますので、マスク着用して予防しましょう。

(4) 服薬

処方された薬をきちんと塗ったり服用し無理せず療養しましょう。

(5) 加湿

乾燥しないように加湿器などで部屋の湿度を保ちましょう。唇の乾燥や痺れなど風邪や喘息の予防にもなります。

(6) ストレス発散

過度な労働や無理をしてストレスを溜めないようにしましょう。休暇を取ったりなどして、自分の時間を作ったり趣味に費やしてストレス発散させましょう。精神疾患や体の病気の予防にもつながります。






今回のまとめ

1)唇の痙攣の5つの種類と症状の違い

2)唇の痙攣の6大原因とは

3)唇の痙攣への6つの対処方法

4)痙攣が続く場合に考えられる6種類の病気

5)症状が気になる場合への検査方法とは

6)症状が気になる場合への治療方法とは

7)唇の痙攣への6つの予防ポイント