パソコンで資料を確認し合う女医

ヘルペスとはどんな症状が起きるかご存知ですか。唇を想像される方が多いはずです。赤くなってしまう病気の事です。実際に詳しく知っている方は少ないかもしれません。

感染の危険性なども踏まえ、口唇ヘルペスの症状・原因・治療方法などをお伝えします。



口唇ヘルペスの原因はウイルス!3つの対処方法


1)症状チェック!口唇ヘルペスの2つの代表的症状

(1)口の周りが赤くなる

一部の場合もありますが、赤く腫れピリピリ、チクチク、むずむずします。痛痒いとも違和感ともいえるような嫌な感覚が口周辺に起こります。

これが初期症状です。場合によっては口周辺の皮膚部分にも似たような感覚が走ります。

(2)水ぶくれができる

3日後くらいに現れます。この中にはウイルスが沢山います。水ぶくれは初感染時には大きく再発を繰り返すと小さくなります。

水ぶくれが破れてしまったところを触るとまた感染してしまいます。かさぶたが出来るまで待つことが大切です。

2)口唇ヘルペスの原因

(1)8種類のウイルス

原因は他ならぬ、ウイルスにあります。現在8種類ものヘルペスウイルスがありますが、単純ヘルペスI型というウイルスです。これは、顔や上半身、特に顔や口唇に症状が表れます。

(2)感染源

この菌は感染率が高く接触感染によってうつります。症状が出ているときに患部を手で触れたり、コップやタオルの共有、キスなども付着した時に感染します。

皮膚が健康な場合でも汗腺はします。傷や湿疹、アトピーが皮膚に合ったりする場合は感染率が高まります。

3)口唇ヘルペスへの3つの対処法

(1)皮膚科に通う

自己判断が難しい際には直ぐに診察を受けましょう。特にヘルペスの可能性が頭に浮かんだ場合は気持ちが焦るものです。落ち着かせる意味でも効果的です。

(2)何かあればすぐに水で洗う

出来る限り口周りを水で洗う機会を増やします。それかでも患部が清潔に保たれます。勿論ゆすぐ際にはきれいな水と洗った手で行います。汚水は却って悪化させる原因です。

(3)舐めずにむやみに触らない

清潔に保つ意味での裏返しです。悪化し、別の場所へと広がり感染を増やすことにも繋がります。つい口に変な違和感を覚えてしまうと行いがちです。悪化させないためにも大切です。

Doctors who have medical records and doctors have a tablet

4)口唇ヘルペスから考えられる2つの病気の可能性

(1)再発

一度治っても根っこの部分は潜んでおり、忘れたときに再発するものです。どんなに気を付けていても起きてしまう時は起きるので気長に付き合っていくしかありません。

(2)精神的な疲労

ストレスなどから口唇ヘルペスが起きてしまう場合もありますが、逆に何かの理由で口唇ヘルペスが起き、一層ストレスが溜まり精神的な疲労が蓄積してしまう場合もあります。

特に接客を行う人や女性にとって唇に傷があることは悩みの種になり得ます。出来る限り、考えすぎないようにしましょう。

5)症状が続く場合にすべき検査方法

特別な検査の方法は特にはありません。医師による問診と視診で、口唇ヘルペスかどうかが診断されます。場合によっては血液検査でウイルスの抗体を調べることもあります。

検査の有無について詳しく考えることよりもまずは、しっかりとした皮膚科を探して、診察を受けることが大切です。

6)症状が続く場合にすべき2つの治療方法

手術などをする可能性はほぼ皆無です。現実的には医師の判断の下で外服薬と内服薬で治療を行います。

(1)外服薬・塗り薬

アシクロビル、ビダラビンという成分の塗り薬があります。双方ともに口唇ヘルペスが発症してから直ぐに使用すると治りが早く、ひどくなるのを抑えます。唇の周りにピリピリ、チクチク等の違和感が出たら早めの使用開始が勧められます。

アシクロビルは適量を1日数回塗布します。ビタラビンは適量を1日に1~4回塗布または貼り付けします。

(2)内服薬・飲み薬

アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルという成分の飲み薬があります。内服薬はすべて医師の診断のもと処方せんが必要な薬なので、病院で受診する必要があります。

初めて口唇ヘルペスに感染して発症したときや免疫機能が低下している人は内服薬も使うことが進められます。薬の服用は症状が出始めに近いほど効果が期待できるので、早めの受診で服用するのが好ましいです。

しかし腎臓の機能が低下している人や高齢者は用量の調整が必要です。

・アシクロビルは1回200mgを1日5回、5日間服用します。

・バラシクロビルは1回500mgを1日2回、5日間服用します。

・ファムシクロビルは1回250mgを1日3回、5日間服用します。

いずれも成人の値です。

7)口唇ヘルペスの症状への日常からできる予防ポイント

(1)睡眠不足と疲労の削減

規則正しい生活を送ることが必要です。あらゆる病気への抵抗力とかかる可能性も下げます。心がけるに越したことはありません。

(2)市販薬

兆候が表れたらひどくなる前に塗り薬をしておくことも勧められます。あくちビア軟膏、ヘルぺシア軟膏、アラセナSの3種類が挙げられます。

(3)なるべく紫外線を避ける

紫外線も大敵とされています。出来る限り注意しましょう。



今回のまとめ

1)症状チェック!口唇ヘルペスの2つの代表的症状

2)口唇ヘルペスの原因

3)口唇ヘルペスへの3つの対処法

4)口唇ヘルペスから考えられる2つの病気の可能性

5)症状が続く場合にすべき検査方法

6)症状が続く場合にすべき2つの治療方法

7)口唇ヘルペスの症状への日常からできる予防ポイント