医師から問診を受ける女性患者

自宅で自分の顔を見て腫れているのを発見し、なぜ顔が腫れているのだろうと心配になったことはないでしょうか・・。今回の記事では、顔が腫れることで考えられる原因や考えられる病気の可能性、顔が腫れる症状への対処方法などについて紹介します。






顔が腫れるのはなぜ?4つの病気の可能性と対処方法


1)種類はあるの?顔が腫れる場合の3つの種類と症状の違い

(1)数日で治まる顔の腫れ

数日で治まる顔の腫れの場合は、むくみによる顔の腫れの可能性があります。

(2)アナフィラキシー症状を伴う顔の腫れ

アナフィラキシー症状といわれる気道の腫れやじんましん、呼吸困難などの症状が顔の腫れとともに現れれば、アレルギー反応による顔の腫れの可能性があります。

(3)かゆみを伴う顔の腫れ

かゆみを伴う顔の腫れであれば、虫刺されによる顔の腫れの可能性があります。

2)顔が腫れるのはなぜ?考えられる4大原因

(1)むくみ

顔の皮膚の下に水が溜まってしまうことで、皮膚が腫れているように見える状態をむくみといいます。むくみは数日で治まりますが、長期間続く場合や体重の増加があれば内臓疾患を発症していることによるむくみの可能性があります。

(2)虫歯

虫歯の菌が歯茎およびあごなどに入ることで、顔が腫れる原因になることがあります。

(3)虫刺されや食物などによるアレルギー反応

蜂や蚊、ダニなどの虫刺されやアレルギーのある食品の摂取によりアナフィラキシー症状があらわれて顔が腫れる原因になることがあります。

(4)副作用

ステロイドを服用していることの副作用により、顔や首、体などに脂肪が多くなり顔が晴れたように見える原因になることがあります。

3)応急処置!顔が腫れる症状への4つの対処方法

(1)軽い運動

皮膚の下に溜まっている水分を流すことでむくみを解消できることがあります。首をほぐすことや顔をほぐすことは、顔に溜まってしまった余分な水分を流すことができるので顔が腫れる症状への対処法として効果があることがあります。

(2)カリウムの摂取

体内の塩分濃度が高いと理想的な濃度に戻そうとするので水分を多く溜め込みむくみの原因となることがあります。カリウムが含まれているバナナやリンゴなどを意識的に摂取することは、体内の塩分を排出する効果があるといわれているので、むくみの対処法として効果があることがあります。

(3)薬の使用

体内の塩分濃度を正常に戻すことで、むくみを治すために利尿剤により尿から余分な塩分を排出してむくみに対処することがあります。虫刺されが、顔の腫れの原因となっている場合も症状によってはステロイド外用薬や抗アレルギー剤により対処することもあります。

(4)病院

虫歯が原因であれば、歯医者にて適切な治療を受けることが対処法として効果があります。また、内臓疾患による顔のむくみであれば専門科を受診し内臓疾患に対して適切に治療を受けることが、対処法として効果があります。

Men are undergoing medical examination

4)病気の可能性とは?顔の腫れで考えられる4種類の病気

(1)アレルギー反応

アレルギー反応は、免疫機能が異常な反応をする症状です。アレルギー反応により重篤な状態になると、アナフィラキシー症状を発症して顔が腫れる症状があらわれることがあります。

(2)クインケ浮腫

クインケ浮腫は、血管性浮腫ともいわれており皮膚や気道、消化管などに局所的に反復する血管性の浮腫といわれています。症状は、まぶたやほほ、唇などに腫れの症状が見られるといわれています。

(3)蜂巣炎

蜂巣炎は、皮膚と皮膚直下の細胞に発症する細菌性感染症といわれています。症状は、顔や四肢などが赤く硬くなり腫れの症状があらわれて、発熱や頭痛といった症状があらわれるといわれています。

(4)腫瘍

腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、悪性のものはガンといわれており放置すれば生命にも関わってくる病気と言われています。頭頸部に腫瘍ができることで、顔が腫れるといった症状があらわれることがあります。

5)症状が続く場合に・・顔の腫れへの検査方法

顔の腫れの原因がはっきりしない時は、内科か皮膚科の受診を受けて相談してみましょう。今回はクインケ浮腫が疑われる場合の、検査方法を紹介します。

(1)血液検査

血液検査では、クインケ浮腫の原因となりうる遺伝性血管性浮腫や後天性C1INH欠損ないし低下症、その他の基礎疾患があるかどうかを確認するために検査します。

(2)CTおよびMRI検査

CTおよびMRI検査では、クインケ浮腫の発症が疑われ症状として喉頭浮腫などによる気道狭窄が疑われる場合に、CTおよびMRI検査による画像による確認のために検査をします。

MRI machine is ready to research in a hospital

6)病気の場合には?専門家で行う治療方法

今回は、クインケ浮腫の発症が確認された場合の治療方法を紹介します。

(1)薬物治療

クインケ浮腫の治療は、原因の除去および回避、症状の軽減が主となっているようなのでクインケ浮腫の症状を軽減させるために抗ヒスタミン剤が処方されることがあるようです。抗ヒスタミン剤は、ヒスタミンの産出および代謝に対しては影響を与えずに、ヒスタミンの作用を抑制して受容体を遮断する効果のある薬剤といわれています。

(2)原因となっている薬剤服用の中止

クインケ浮腫の原因が、薬剤の服用によるものであればすぐに服用を中止して専門科による受診をする必要があります。

(3)静脈注射

クインケ浮腫の状態が、重症であれば副腎皮質ホルモンの静脈注射が行われることがあります。静脈注射による治療は、遺伝的血管性浮腫や後天性C1INH欠損症があれば効果は無効であるといわれています。

7)日常生活から予防を!顔の腫れへの4つの予防習慣

(1)食習慣

食事で塩分や糖分の過剰摂取は、顔の腫れであるむくみの原因になることがあるので予防に良くありません。食事では、塩分や糖分の摂り過ぎに注意した食生活を送ることが顔の腫れの予防になります。また、食事においてカリウムやクエン酸、タンパク質、ビタミンEの摂取は顔のむくみの予防に効果があるといわれています。

(2)生活習慣

顔の腫れがむくみからであれば、リンパマッサージを行うことが顔の腫れの予防に効果があるといわれています。リンパマッサージは毎日行うことで、血流が促され顔がむくみにくくなるといわれています。また、浴槽に浸かって体全体を温めることも全身の血流が促されて、むくみ予防に効果があるといわれています。

(3)睡眠習慣

睡眠不足は、代謝機能を鈍らせ肌の調子も悪くなるので顔の腫れ予防に良くありません。質の良い睡眠は、成長ホルモンの分泌を活性化させて代謝機能改善および美肌作りにも効果があるので顔の腫れ予防に効果があります。

(4)運動習慣

運動不足は、体内の血流が悪くなり顔の腫れ予防に良くありません。体全体でストレッチを行うことは、全身の血流を促すので顔のむくみを取ることにつながります。また、ストレッチで汗をかくことでも体内の余分な水分や老廃物を排出してくれるので、顔の腫れ予防に効果があります。






今回のまとめ

1)種類はあるの?顔が腫れる場合の3つの種類と症状の違い

2)顔が腫れるのはなぜ?考えられる4大原因

3)応急処置!顔が腫れる症状への4つの対処方法

4)病気の可能性とは?顔の腫れで考えられる4種類の病気

5)症状が続く場合に・・顔の腫れへの2つの検査方法

6)病気の場合には?専門家で行う2つの治療方法

7)日常生活から予防を!顔の腫れへの4つの予防習慣