鏡で目元を確認している女性

糸状の目やにが多く分泌されることには、生活環境から起こりうるものから細菌やウイルス感染によるものまで幅広く原因があります。これらの原因には、対処方法があり完治してしまうものがほとんどです。下記の項目から紹介していきます。



糸状の目やにの原因って?確認すべき4大原因と注意点とは


1)目やにも種類がある?目やにの2つの種類と特徴の違い

(1)目に溜まった老廃物

眼球は普段、空気中のチリやホコリにさらされています。そのチリやホコリから眼球を守るために目やにでくるめ取り外へと排出します。目やにの色は、眼病を患ってない場合には白色が一般的です。

(2)細菌やウイルス性のもの

目が細菌やウイルスに感染するとそれらを排除しようと目やに多く分泌されます。免疫細胞が細菌やウイルスと戦い、死んだ免疫細胞が目やにの中に混じるので色は黄色を帯びた目やにになります。

2)糸状の目やにが出るのはなぜ?主な4大原因とは

(1)眼球の保護

空気中のチリやホコリが目に入ると眼球を傷つけてしまう原因となります。眼球を保護するのには、涙で異物を洗い流すことと分泌物を出して目やにとして異物を排除する機能の2種類あります。チリやホコリの異物の量が多ければそれに伴い目やにの量は増えることになります。

(2)細菌またはウイルスの感染によるもの

細菌やウイルスが目に感染した場合に免疫細胞が感染部分に集まり死滅させようとします。その際に細菌やウイルスと戦った結果、互いの死んだ細胞を体外に排泄しようと目やにを多く分泌させますから目やにの量が増えます。

(3)アレルギー反応

代表的な例で春の花粉であるスギ花粉やヒノキ花粉にアレルギー抗体を持っている方は、これらの花粉を外敵とみなし免疫細胞が攻撃しますので目やにが増える原因になります。

(4)目の乾燥

スマートフォンやパソコンの使用またはコンタクトレンズの着用によって涙を失っているため目の乾燥が起こっています。涙の代わりに目やにを出して乾燥から眼球守るため分泌量が増えます。

3)健康的な目やにの状態とは?

(1)普段と変わらない目やにの量

目やにが普段よりも多く感じるのであれば何かしらの眼病疾患になっている証拠になります。したがって、普段と目やにの量が変わらないのであれば問題ありません。

(2)目やにの色

普段、目やにの色は白色またはやや黄色が多いですが、濃い黄色の目やにが出てきたら細菌やウイルスの感染が疑われるので注意が必要です。

4)病気の疑いも考えられる?病気かどうかのチェック項目と判断基準とは

(1)目の痛みや違和感

目の病気に罹ると目やにの量が増えることもありますが、それに伴い目の痛みや違和感が出て続くようでしたら目の病気を疑った方が良いと思います。

Patients undergoing described in tablet devices

5)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

(1)細菌性結膜炎

細菌性結膜炎は、主に黄色ブドウ球菌による原因が大きくストレスの増大や体力低下で免疫力が落ちた際に結膜が炎症を起こします。普段より目やにが多く分泌され、目やにの色が濃い黄色になります。また、目のかゆみや充血または痛みが出るのが特徴です。

(2)ウイルス性結膜炎

ウイルス性結膜炎は、原因となるウイルスは複数ありますが最も原因とされているウイルスはアデノウイルスによる感染で結膜炎が起こります。ウイルス性結膜炎の症状は、細菌性結膜炎の症状とよく似ています。しかし、一番の違いは感染力の強さにあることで、家族内でのタオルの共有などはやめて感染防止を防ぎましょう。

(3)アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、スギ花粉やヒノキ花粉などの花粉、ハウスダストやダニなどにより結膜にアレルギー反応を起こし炎症を起こしてしまいます。症状は、糸を引く目やにが多く出ますが特徴的なのは強い目のかゆみが続いてしまうことです。

(4)ドライアイ

ドライアイは、眼球を乾燥やキズから守るために出ている涙が不足する病気です。長時間のスマートフォンやパソコン使用や加齢が原因で起きてしまいます。涙が不足すると目が乾くので痛みや異物感を感じ目やにが多めに出ることがあります。

6)治まらない場合は専門医へ!症状への検査・治療方法

(1)検査方法

眼科を受診して担当医に現在の症状を伝えます。視力検査と眼圧検査を行い、その後に顕微鏡で目を直接診察します。

(2)治療方法

細菌性結膜炎は、抗生物質の入った点眼薬で治療を行います。治療時は、疲れやストレスを溜めない様にすれば大概の結膜炎は治ります。ウイルス性結膜炎は、抗ウイルス薬はありませんので対症療法が一般的です。目の炎症を抑える薬や痒みがある場合には、痒みを軽減する点眼薬を使い自然治癒で完治させます。

アレルギー性結膜炎は、ステロイドが入っている点眼薬を使ってアレルギー反応を鎮めます。また、アレルゲンに触れない様な生活をおくるとアレルギー反応は起きにくくなります。ドライアイは、人工涙液や保湿剤入りの目薬を使い対処していきます。スマートフォンやパソコンなどの目に負担がかかってしまうのでなるべく見ないようにして生活改善も取り入れていきます。

7)日常から改善を!健康的な目のケアへの予防習慣とは

(1)汚い手で目を擦らない

汚い手で目を擦ってしまうと手に付いた細菌やウイルスが目に入ってしまいます。その結果、結膜炎を起こしてしまいますので目を擦るクセがある方は注意が必要です。

(2)液晶画面を見過ぎない

スマートフォンやパソコンなどの液晶画面を見過ぎると目の負担になります。目の負担は、ドライアイの原因になりますので目を一旦休めるなど目を酷使しないようにしましょう。



今回のまとめ

1)目やにも種類がある?目やにの2つの種類と特徴の違い

2)糸状の目やにが出るのはなぜ?主な4大原因とは

3)健康的な目やにの状態とは?

4)病気の疑いも考えられる?病気かどうかのチェック項目と判断基準とは

5)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

6)治まらない場合は専門医へ!症状への検査・治療方法

7)日常から改善を!健康的な目のケアへの予防習慣とは