男性の患者の診察を行う女性の医師

息を深く吸い込むと右胸が痛い!一時的に右胸が痛むことはあっても、それがあまり長く続くような場合や繰り返す場合は、思いもよらぬ病気の可能性もあります。

今回の記事では、右胸が痛む時の病気の可能性やその原因、治療法についてご紹介します。 






息を吸うと右胸が痛い5大原因!病気の可能性


1)息を吸うと右胸が痛い時の4つの代表的症状

(1)息ができなくなるくらいの痛み

(2)息切れを伴う痛み

(3)体を動かした時の痛み

(4)咳やくしゃみに伴う痛み

2)息を吸うと右胸が痛い5大原因

(1)細菌

感染症に伴って胸膜に炎症を起こして痛みが出るケースです。

(2)ウィルス

ウィルス性の疾患によって痛みが出るケースです。

(3)外傷

肋骨や胸膜を傷つけたようなケースです。

(4)悪い姿勢

不良姿勢を継続することで筋緊張を生じ、なんらかのきっかけで痛めてしまうケースです。

(5)筋肉痛

激しい運動などで筋線維や筋膜を痛めたようなケースです。

3)息を吸うと右胸が痛い場合に考えられる5つの病気

(1)自然気胸

単に気胸と言ったり、肺気胸と言ったりします。肺に小さな穴が開いてそこから空気が漏れる病気で、前触れもなく突然の息切れや胸の痛みが起こります。

女性よりも男性によく見られます。背が高くて痩せ型の人がなるケースが多いようですが、はっきりとして原因は分かっていません。

(2)肋骨骨折

強い外力による打撲や圧迫により、肋骨が折れたりひびが入ったりすることによって痛みが生じます。特徴の一つが深く息を吸ったの際の痛みです。

スポーツや交通事故などで起こることが多いですが、お年寄りや骨粗しょう症で骨がもろくなっていたりすると、咳やくしゃみでなることもあります。

(3)肋間神経痛

肋骨と肋骨の間にある神経が圧迫されて痛みが出ます。原因は感染症やストレス、打撲などさまざまです。帯状疱疹の時に痛むのもこの神経です。

(4)胸膜炎

胸膜部に炎症を起こして痛みが出ます。原因は感染が主ですが、呼吸をするたびに痛みが出るのが特徴です。

(5)胸椎椎間関節症

背骨の胸の部分にあたる椎骨と椎骨の間に痛みが出ます。はっきりとした原因が分かっていませんが、激しい運動をしたり、長時間同じ姿勢でいたりすることがきっかけになるようです。

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4)右胸の痛み場合へ!自宅でできる2つの対処法

(1)シップ

明らかに腫れがあっていたい場合には、一時的にシップを貼って痛みを緩和させます。肋骨骨折の場合などにも有効です。

(2)圧迫

特に肋骨骨折の場合、息を深く吸うと痛みが出るので、バンドや包帯などで圧迫することで痛みが緩和できます。

※ただし以上に挙げた方法は、明らかな理由がある症状の場合のみです。その他、息をするたびに痛い時や、痛みが長く続く時、また息切れを伴う時などは速やかに病院を受診するようにしてください。 

5)右胸の痛みが続く場合にすべき3つの検査方法

(1)レントゲン

骨折の有無を調べます。3割負担で700円前後というところが多いようです。整形外科で診てもらえます。

(2)CTスキャン

肺気胸があるかどうか、またはその程度を調べます。呼吸器内科に行くとよいでしょう。費用は3割負担で3,000円程度のところが多いようです。

(3)視診

帯状疱疹の場合は、皮膚科にいって診てもらいます。だいたい問診と視診のみで、これと言った検査をしなくてもだいたい分かります。3割負担で1,000円少々のところが多いようです。 

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6)右胸の痛みが続く場合にすべき5つの治療方法

(1)固定

肋骨の骨折やヒビが入った場合、有効な治療法というものはありません。バストバンドなどで固定して回復を待ちます。値段はピンからキリまでさまざまですが、ある程度、質のよいものを選んだ方がよいでしょう。

(2)シップ

やはり肋骨の骨折やヒビの際に痛みを緩和するために処置します。数百円程度です。

(3)

帯状疱疹によって痛みが出ている場合などは、抗ウィルス薬による治療を行います。1週間分で7,000円程度かかります。内科にかかりましょう。

(4)手術

気胸がなかなか治らない場合や、再発を繰り返す場合、または左右療法に同時に出ている場合などには手術と言う手段がとられることもあります。

内視鏡手術の場合20万円かかるようです。あと別途、入院日数に応じて部屋代がかかります。呼吸器内科を受診するのは一般的です。

(5)その他の方法

胸椎椎間関節症のばあい、整形外科的な治療でなかなか痛みが治まらない場合は、整体やカイロプラクティックなどで改善するケースもあります。

7)息を吸うと右胸が痛い症状への4つの予防ポイント

(1)生活習慣

偶発的な自己や怪我の場合は仕方ないですが、ほとんどの場合に症状は日々の生活習慣の結果として表れるものです。「なぜ自分がこんな目に?」と思う前に、生活習慣を見つめなおしてみましょう。

(2)睡眠習慣

人間の体を回復させるのに、睡眠に勝る休養はありません。なるべく決まった時間に就寝・起床して体にリズムを与え、免疫機能を向上させましょう。

(3)食習慣

人間の体は食べ物でできています。体によいものを食べればよい反応が、体に悪いものを食べれば悪い反応が出るのは当然のことです。調子が悪く感じるときは食習慣を記録してチェックしてみるとよいでしょう。

(4)適度な運動

ここでいう「ゼーゼーハーハー」いうような運動ではありません。ウォーキングや、エスカレーターでなく階段を使うなどの体への負担が少ない運動のことです。

またストレッチなども有効です。体の血流を促進することで回復機能が高まり、仮に症状が出たとしても早く治せる身体へと変わっていきます。 






今回のまとめ

1)息を吸うと右胸が痛い時の4つの代表的症状

2)息を吸うと右胸が痛い5大原因

3)息を吸うと右胸が痛い場合に考えられる5つの病気

4)右胸の痛み場合へ!自宅でできる2つの対処法

5)右胸の痛みが続く場合にすべき3つの検査方法

6)右胸の痛みが続く場合にすべき5つの治療方法

7)息を吸うと右胸が痛い症状への4つの予防ポイント