左腕を抑えている女性

忙しい日々を送る中でふと、体のしびれ、特に腕のしびれを感じたことはありませんか。家事や仕事で重い荷物を運ぶ、または睡眠時の姿勢が原因での体のしびれ。それ以外に思いがけない病気が潜んでいる場合もあります。

今回は左腕のしびれの原因・症状・病気の可能性・対処方法などをお伝えします。






左腕のしびれの4大原因!病気の可能性と対処方法


1)左腕のしびれ方の4つの種類と違いとは

(1)怪我によるしびれ

重いものを運搬、左側の筋肉に長時間過度に負担をかけるとしびれの症状が出る場合があります。このしびれは捻挫などにより発症し、冷やす等の処置をすることで症状自体は治まります。

(2)チクチクする痺れ

睡眠後や変な姿勢をして左腕に圧迫をかけると血液の流れが悪くなり、チクチクするようなしびれを感じます。血液が十分に循環していないために起こるこのしびれは触るとしびれを強く感じます。

(3)肩こりと併用するしびれ

左腕だけではなく、肩こりがひどくなり左腕にもしびれを感じることがあります。左足にも違和感があり、左半身がしびれたような感覚に陥ります。

(4)両腕のしびれ

左腕だけではなく、右腕にもしびれを感じることがあります。

2)左腕のしびれの初期・中期・後期症状の違い

原因によって進行の度合いや症状は異なります。下の説明は神経に障害ある場合の一般的なしびれの初期~後期の症状紹介となります。

(1)初期症状:しびれ

初期症状はしびれがあると自覚をするようになります。しびれの度合いは「症状」でも説明したように何種類かありますか、「ピリピリ」「じんじん」するような感覚が良く知られているしびれとなります。

(2)中期症状:感覚が鈍くなる

中期ではしびれのある左腕に痛みやかゆさなどの感覚がどんどん鈍くなって、最終的には何も感じなくなってきます。

(3)後期症状:麻痺

長期間しびれの症状を放置し、症状が悪化した場合、左腕を動かすことができなっていき、完全な麻痺状態に陥る場合があります。

3)左腕のしびれの4大原因

(1)寝違え

昨日まではどうにもなかったのに、朝起きてから首の痛みと平行して、しびれを感じる場合は、睡眠中の悪い姿勢からしびれや痛みを伴う寝違えが原因と考えられます。

(2)肩こり

誰もがもつ肩こりですが、左肩が特にこるひとは左腕にしびれを感じる場合があります。冒頭でも話をしたように血液の循環が悪いことによりしびれが起きています。慢性肩こりの人は肩こりの症状と同様に長期的にしびれを感じます。

(3)悪い姿勢

上記の寝違えと同様に長時間悪い姿勢でいることで左腕にしびれが起きる場合があります。スマートフォンの仕様で長時間首を傾けていると脛骨に影響がでて、しびれが起きる場合があります。

(4)病気

血液の流れや神経に異常が原因でしびれがおきるので心臓病や頸椎における病気が原因の場合もあります。

Doctor showing xray to his patient

4)左腕のしびれへの対処方法・応急処置

(1)病院で診断

上記で記載したように、左腕のしびれは血液や心臓などの疾患に伴うものがある場合があります。おかしいと思ったらすぐ病院で診てもらいましょう。

原因は多岐にわたり、すぐに治療が必要な場合もあるため、整形外科、循環器内科、血管外科等がある大学病院等に行くのがお勧めです。近くにない場合は、整形外科でまずは診てもらいましょう。

(2)ストレッチ

骨の異常により神経に何らかの異常がある場合は、医師や専門家に聞き、ストレッチをすることが症状を和らげる対処法となります。肩をぐるぐるまわす、またはツボを押すなど色々方法はあります。

(3)痛み止めの服用

慢性的なもので症状がひどく辛くなったときは薬の服用で痛みを和らげる場合があります。しかし、医師と相談することが前提の対処法となります。

5)左腕のしびれが続く場合に考えられる5種類の病気とは

(1)狭心症

血管が細くなり、進行すると冠動脈が完全につまり、心臓停止にもなりかねない恐ろしい病気です。右腕にも症状がでることもあり、しびれがもう一方の腕にもでてこれば症状が進行している証拠となります。

狭心症は通常、胸の痛みを伴いますが、他の体の箇所に痛みがでてくることもある病気です。

(2)椎間板ヘルニア

椎間板が何等かの衝撃で圧迫され、髄核が外にはみ出し、神経を圧迫することで腰痛や体のしびれを発症します。片側だけに異常がおき、お尻や、ふとももの裏に激しい痛みがでることが多いです。

(3)糖尿病神経障害

高血糖が原因で、体の神経に障害をもたらすこの病気は感覚が鈍り、麻痺を起こすことで知られています。糖尿病の合併症であり、しびれに気づく人は半分以下と症状が進行して気づく人が多いです。

左右対称にピリピリとしたしびれが初期症状としておきます。

(4)腱鞘炎(けんしょうえん)

疲れの蓄積や過度な負担により、筋肉と骨をつなげている腱に炎症がおき、発症します。炎症箇所に腫れやむくみの症状がでたりもします。腱鞘炎には2種類あり、しびれの場合は手根管症候群といわれています。

(5)脳梗塞(のうこうそく)

脳に流れる動脈の内腔が狭まり、血圧が変動した際に一時的に脳への血液の流れが悪くなることで発症するこの病気は、悪化すると脳への血液がとまり、死に至るケースがあります。

脳への血液の流れに少しでも以上がでると手や足がしびれることがあります。特に長くても数時間で治る場合が多く、知らない間に脳梗塞になる人も多いです。

6)しびれが続く場合にすべき検査方法とは

ここで紹介する検査は一般的に保険が適用されます。

(1)X線検査(レントゲン)

X線をつかい肺や心臓に異常がないかを調べます。骨以外に濃淡ができていれば何かしらの異常があると診断できます。検査自体は15分以内で完了します。費用は3000円以下の病院がほとんどです。

(2)MRI検査

X線を使用せず、磁石と電波で体内を描写して異常がないかを診ます。脳内も詳細に診断することができるため、確実な診断ができることで知られています。

検査は30分ほどで完了し、描写された映像もすぐ見ることができます。1万円ほどの費用がかかるのが一般的です。

(3)血液検査

血液内の成分をみて、血液の流れや質で体の異常を診ます。糖尿病もこの血液検査で診断することができます。費用は2000~3000円ほどですが、検査する内容で費用はかわるので事前に確認した方がよいでしょう。期間は検査内容によっては1週間以上かかるものもあります。

(4)問診・触診

頸椎や関節に異常がある場合は症状を詳しく聞く問診と患部を触る触診で、わかることがあります。整形外科で診てもらうとまずこの検査をし、原因を憶測した上でレントゲンを撮ったりします。

Male Doctor writing something down

7)しびれが続く場合にすべき治療方法とは

(1)手術

脳梗塞や狭心症などは迅速に手術をする場合が多く、かつ1週間以上は入院をすることになることがほとんどでしょう。

早期発見で3時間ほどの手術で終わる場合もあれば、6時間以上の長い手術もあります。費用も数十万円とかかる場合がほとんどなので事前に医療機関に相談をしましょう。

(2)リハビリ

椎間板ヘルニアや重い腱鞘炎の場合は長期的にリハビリをしていく必要がある場合があります。こちらも期間と費用は症状によって異なるため、事前に確認を取りましょう。

(3)投薬

血管に異常がある場合や痛みがひどい場合は手術後またはすぐに薬の投薬によって治療を行う場合があります。

8)左腕のしびれへ未然にできる4つの予防ポイント

(1)ストレッチ

現在はスマートフォンやノートパソコンの長時間の使用により首の筋肉や脛骨が固い人が多いといわれています。肩幅ほど足を広げ、左または右の親指を後ろでもう一方の手で握り、斜め後ろに引き下げることを1時間に30秒ほどしてみましょう。

あごを引いて肘を延ばすことがこのストレッチのポイントです。その他にも首のストレッチなど色々な方法があるので自身で調べて日々の生活の中で実践していきましょう。

ただし、ヘルニアが原因場合は症状を悪化する場合がある為、原因が判明した後に医師に相談の上実施しましょう。

(2)自分に合った枕の使用

睡眠の質を高めるためにも、枕の高さと固さは重要です。仰向けに寝た時に、首や肩がらくで呼吸がし易ければ大丈夫です。横向けの際は寝具と体の中心が平行になっていることがポイントになります。

現在では自分だけのカスタマイズされた枕を販売する店もあり、一回使用している枕が自分にあっているか確認してみましょう。

(3)リラックスする時間をつくる

過度なストレスや体への負担は、血液の流れを悪くし左腕のしびれだけでなく、体の色々な箇所が不調になる原因となります。湯船に15分ほど入る、音楽を聴く寝る前の30分きくなどの時間をつくり、ゆとりのある生活を送りましょう。

(4)バランスのよい食事

血液の健康を守る為には日々の食事に気を付ける必要があります。

焼き肉やラーメンなどは血液をドロドロに様々な病気を発症する原因となりますので、なるべく野菜や魚も沢山取り入れたバランスのいい食事を規則正しく摂取するようにしましょう。






今回のまとめ

1)左腕のしびれ方の4つの種類と違い

2)左腕のしびれの初期・中期・後期症状とは

3)左腕のしびれの4大原因

4)左腕のしびれへ自分できる3つの対処法

5)左腕のしびれ考えられる5種類の病気

6)しびれが続く場合にすべき検査方法とは

7)しびれが続く場合にすべき治療方法とは

8)左腕のしびれへ未然にできる4つの予防ポイント