体調不良でベッドで休む女性

あなたは、日常生活を送る中で左胸が痛くなり心臓に関わる病気などではないかと心配になったことはありませんか。

今回の記事では、女性で左胸が痛い場合に考えられる原因と病気、女性の胸の痛みへ未然にできる予防ポイントなどについて紹介します。






女性で左胸が痛い!考えられる6種類の病気と治療方法


1) 女性の左胸が痛い場合の症状とは

(1)乳房がチクチク痛む

(2)さすると痛みが弱まる

(3)呼吸で痛くなる

(4)手で押さえると痛みが強くなる

(5)安静時に痛む

2) 女性の左胸が痛い場合の5大原因

(1)自律神経

ストレスや不安は交感神経が刺激されて、症状として左胸の痛みの原因になることがあります。

(2)姿勢

姿勢が悪いことは、臓器や神経が圧迫されて痛みの原因になることがあります。

(3)高血圧・動脈硬化

飲酒・喫煙・運動不足などから高血圧や動脈硬化を引き起こすことで、心臓病などの胸が痛む疾患の原因になることがあります。

(4)加齢

内臓の老化現象などが原因となって痛みを発症することがあります。

(5)病気

女性であれば、乳がんや乳房パジェット病を発症することで左胸が痛い原因になることがあります。

3) 左胸が痛い症状への対処方法とは

(1)栄養摂取

血行改善は胸の痛みに対して効果があります。食事などからビタミンを摂取することで、血行改善に効果があるといわれます。ただし、過剰摂取は良くないので摂取量には気を付けましょう。

(2)ストレッチ

筋肉の緊張や動きが悪くなっていることが原因で、胸の痛みを発症している可能性があります。ストレッチなどで、筋肉を動かして緊張をほぐしてあげることが対処法として効果があります。ただし、強い痛みがある時には無理にストレッチをしてはいけません。

(3)保温

身体の冷えは、筋肉が緊張して痛みに良くありません。胸椎の部分を温められるように、肩をしっかり覆うものを着用することで身体が温まり痛みに対処できます。

(4)病院

病気の場合、病院による適切な処置を受けないと痛みが治まらないだけでなく命に関わる可能性があります。痛みが長時間治まらないなどの時は、病院を受診し適切な処置をしてもらうことが有効な対処法になります。

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4) 胸の痛みが続く場合に考えられる6種類の病気

(1)乳がん

乳がんは乳房にできるがんです。症状として、むくみや腫れ、片側乳房の痛みなどを発症します。

(2)乳房バジェット病

アポクリン腺ががん化したものといわれ、閉経後の女性に多く発症する病気といわれています。症状は、乳房のチクチクした痛み、乳輪や乳頭にびらんを伴う湿疹などを発症します。

(3)乳腺炎

乳腺に細菌が入ることで、炎症を起こし発症します。乳管閉塞が原因となるので、多くは授乳中に発症します。症状は、発熱や疼痛を発症します。

(4)乳腺症

女性ホルモンのエストロゲンが、過剰分泌されることにより発症する症状なので病気ではありません。症状は痛みを発症します。強い痛みがある場合は、ホルモン分泌を抑える薬が処方されることがあります。

(5)心筋梗塞

冠動脈が血栓や動脈硬化を起こすことで、血液が流れなくなった状態です。症状は、左胸の強い痛みや圧迫感が15分以上続き血圧低下、冷や汗などを発症します。命に関わるので、早急な治療が必要になる病気です。

(6)心臓神経症

内臓疾患が確認できず、ストレスや不安などにより交感神経が刺激されて発症します。症状は、一人でいる時に左胸の狭い範囲で起きる痛みや圧迫により痛みが強くなるなどが症状としてみられます。

5)胸の痛みが続く場合にすべき検査方法

症状により、婦人科、循環器科、神経科、整形外科、心療内科などを受診しましょう。

(1)問診

問診では、患者に対してどういった痛みがどのぐらい続くのかなどを質問します。

(2)血液検査

血液検査では、腫瘍マーカーなどの検査項目からがんや疾患の疑いが無いかを検査します。

(3)心電図検査

心電図検査では、電極を身体に付けることで心臓から流れる電流の乱れがないかを検査します。

(4)超音波エコー

超音波エコーでは、胸にジェルを塗り機器を当てることでその部位の状態を画像から確認します。

(5)胸部MRI検査

磁石と電波により、胸部の断層写真を撮影する検査方法です。

(6)胸部CT検査

X線により、胸部を輪切りにした画像を撮影する検査方法です。

(7)マンモグラフィー

乳房を透明の板で挟み薄く伸ばして、レントゲンで撮影する検査です。

Stethoscope in hands

6) 胸の痛みが続く場合にすべき治療方法

胸の痛みで、乳がんを発症している場合の治療方法について紹介します。

(1)外科療法

外科療法は手術により、乳房にできたがんを切除する方法です。外科療法である手術には、乳房切除術、乳房温存手術、胸筋合併乳房切除術、拡大乳房切除術などがあります。

また、がん治療のため切除した乳房を自分の筋肉や人工物により再建する乳房再建術というものがあります。

(2)放射線療法

放射線をがん細胞に照射することで、がんを死滅させる局所療法です。

(3)薬物療法

薬物療法には、ホルモン療法、化学療法、新しい分子標的療法があります。薬物療法で、薬を使うことは副作用が予想され、副作用の出方は人により違いがあります。

薬物療法は、薬物療法の目的や効果、予想される副作用などについて十分な説明を受けるなかで本人がきちんと理解することが重要です。

(4)再発防止のための全身療法

転移のない乳がんの場合、全身にあるかもしれない微小転移に対して、薬による治療などによって全身治療を行ないがんの再発を予防します。再発防止のための薬による治療では、術後薬物療法と術前薬物療法があります。

7) 女性の胸の痛みへ未然にできる4つの予防ポイント

(1)食習慣

食事で塩分、糖分、脂肪の摂り過ぎは、心筋梗塞の原因となる動脈硬化につながります。また、偏った食事はホルモンのバランスが乱れるので良くありません。栄養バランスの取れた規則正しい食事で、動脈硬化など胸の痛みの原因となるものを予防しましょう。

(2)生活習慣

日常生活でストレスを溜めてしまうことは、心臓神経症につながります。生活の中で溜まったストレスは、できるだけ溜め込まないようにストレス解消により痛みを予防しましょう。

また、タバコは血管を収縮させて心臓に負担がかかるので胸の痛みに良くありません。禁煙により胸の痛みを予防しましょう。

(3)睡眠習慣

睡眠不足は、ストレスを感じやすくなり胸の痛みに良くありません。睡眠をきちんと取ることは、身体の疲れを取り胸の痛みの予防になります。

(4)運動習慣

定期的な軽い運動は、身体の基礎代謝を良くして血流も良くなるので動脈硬化の予防やリラックス効果が期待できます。

ただし、無理な運動は逆に心臓に負担をかけて胸の痛みに良くないので、始めは軽い運動から徐々に身体を慣らしていくようにしましょう。






今回のまとめ

1)女性の左胸が痛い場合の症状とは

2)女性の左胸が痛い場合の5大原因

3)左胸が痛い症状への対処方法とは

4)胸の痛みが続く場合に考えられる6種類の病気

5)胸の痛みが続く場合にすべき検査方法

6)胸の痛みが続く場合にすべき治療方法

7)女性の胸の痛みへ未然にできる4つの予防ポイント