鼻血を抑える女性

鼻血の出る部位は9割がキーゼルバッハ部位と言われている鼻の奥になります。ここにはたくさんの血管が集まっていて、何らかの理由で破れると出血することになります。

今回は鼻血がよく出る原因・考えられる病気の可能性・症状・対処方法をお伝えします。






鼻血がよく出る症状の3大原因!病気の可能性とは


1) 鼻血の2つの種類と症状

(1) 静脈性の出血

ぽたぽたと出る程度の出血で心配ないことが多く鼻の粘膜を刺激することでおきます。子供の場合これが多く鼻をほじったり、こすったりして起きることが多いのです。

(2) 動脈性の出血

流れるように出る、口の中にあふれて出るというもので、注意が必要です。大人の場合に鮮やかな出血で止まりづらいものは注意して下さい。

2) 鼻血がよく出る場合の3大症状

(1) 鼻の粘膜への刺激

鼻粘膜への刺激にはさわって直接刺激をして傷を付けてしますことが一番多いのですが、その他に寒冷と乾燥の刺激によっておこることがあります。鼻の粘膜が弱い方は注意してください。

(2) 血液の成分の異常

また高血圧や心臓の病気のために血液をさらさらにする薬を内服している場合、血液が固まりにくい作用がありますのでなかなか止まりづらいことになります。ワーファリンやアスピリンを内服中の方は注意してください

(3) 血管の壁が弱くなっている

動脈硬化症があると血管の壁の弾力が無く弱くなっていますので、やはり出やすく止まりにくいことになります。またごくまれではありますが10万人に6人の割合で急性骨髄性白血病、100万人に5人の割合で慢性骨髄性白血病の可能性があります。

鼻出血の他に歯茎からの出血がある場合やぶつけた記憶もないのに、体に内出血が見られる場合には専門医への受診をお勧めします。

3) 鼻血が出た場合の対処方法

その場ですぐにできることは止血をお試みてください。先ほど出たキーゼルバッハ部位を外側から抑えるのが最も効果があります。キーゼルバッハ部位は鼻の入り口から1センチほど奥の内側になります。

ここを鼻の外側から親指と人差し指で押さえます。10分から15分もしっつかり押さえていれば大概のものは止まります。

この時の姿勢は前かがみで椅子に座った姿勢がよくのどに落ちた血液は飲み込むと気分が悪くなることがあるので吐き出させるようにします。15分以上押さえていても出血の勢いに変化がない場合には病院を受診します。

Doctor and surgeon reading notes

4) 鼻血がよく出る場合に考えられる3種類の病気

(1)アレルギー性鼻炎

鼻の粘膜への刺激が原因の場合には、習慣のほかに小児の場合、アレルギー性鼻炎のかゆみで、鼻をこすったりすることで刺激をしてしまう場合があります。この場合にはアレルギーの治療が必要です

(2)血小板の減少少症・白血病

血液の成分の異常では、血小板減少症、白血病。また血液をさらさらにする薬を内服中の場合が考えられます。血小板減少症、白血病の場合には原因がはっきりしていません。

血液をさらさらにする薬を飲んでいる場合というのは心筋梗塞や脳梗塞など血管の詰まりがある場合で原則薬を止めることが命に係わる場合が多く鼻血がよく出る場合には主治医にご相談ください。

(3)高血圧

弾力がなくなる動脈硬化の場合では血圧が高くなることで鼻の奥の血管からの可能性もあり特に高齢者の場合には出血ガ続く場合には注意していく必要があります。脂質異常症の方も血管に脂肪が付着して血管壁が硬くなる、動脈硬化がおこるため注意していきましょう。

5) 鼻血が長引く症状の検査方法

(1)鼻腔鏡・カメラ

出血点を鼻腔鏡やカメラで確認し止血することになります。

(2)レントゲン検査・CT検査・MRI検査

(3)血液検査

出血の原因を探るため血液検査やCT検査、レントゲン検査をすることになるでしょう。費用は健康保険内となります。止血術を行っても同様です。

MRI machine is ready to research in a hospital

6) 鼻血が長引く症状への治療方法

最初に受診するのは耳鼻咽喉科になりそこで止血処置等を行うことになります。その他の基礎疾患がある場合は(例えば高血圧等)そちらの病気がきちんとコントロールできているかを確認してみましょう。そこで必要と判断した場合他の科へ紹介をして貰うことになります。

7) 日常からできる鼻血への予防習慣とは

(1)鼻を触らない

子どもなどにはむやみに鼻の中を触らないように指導しますが、アレルギーでかゆい場合などはどうしても触ってしまうので、そちらの治療をすることが第一です。

(2)マスクの着用

そのほか基本的な刺激を避けるように寒い所に行くときにはマスクをする、室内は湿度を保ち乾燥に注意する、鼻をかむときには乱暴にしない、などの生活習慣をつけていくことで予防できることがあります。

(3)生活習慣の改善

鼻血の原因のひとつとなる高血圧や動脈硬化を予防していくことはなによりも大切で、生活習慣の見直しをしてストレスのためない規則的な生活、が送れるようにしてみてはいかがでしょうか。






今回のまとめ

1)鼻血の2つの種類と症状

2)鼻血がよく出る場合の3大症状

3)鼻血が出た場合の対処方法

4)鼻血がよく出る場合に考えられる3つ病気

5)鼻血が長引く症状への検査方法

6)鼻血が長引く症状への治療方法

7)鼻血へ日常からできる予防習慣とは