紫ウコン

ガジュツという言葉を耳にしたことはありますか?あまり耳にしない言葉なので、初めて聞いたという方も多いのではないかと思います。

ガジュツは紫ウコンとも呼ばれる植物です。どんな効果があるのか、詳しい方も、そうでない方にも、今回はガジュツについてご紹介します。



ガジュツの効能って?注目したい3大効能と摂取のコツとは


1)そもそも「ガジュツ」とはなに?

(1)ガジュツとは

ガジュツとは、別名紫ウコンとも呼ばれる多年草です。秋ウコンやターメリック、春ウコンとは別の種類のウコンです。

(2)科目・原産地

ショウガ科ウコン属になります。ヒマラヤの原産で、日本では屋久島や沖縄などの暖かい地方で栽培されています。ガジュツは寒さに弱い品種です。

(3)草丈・開花期 

草丈は約1メートルほど。開花期は夏の6月から8月です。

(4)名前の由来 

名前の由来は、赤紫色の花を咲かせるというのが一つと、葉に紫色のスジがあることから名づけられました。

2)ガジュツにも種類がある?特徴の違いとは

ガジュツとはウコンの一種です。ガジュツ自身には、種類は1つですがウコンには大きく分けてガジュツ以外に2つの種類があります。

(1)秋ウコン

日本で一般的に呼ばれるウコンは秋ウコンの事を指します。昔から生薬として用いられたり、また、カレーのスパイスの1つであるターメリックがこの秋ウコンになります。

他には、漬物の着色料として利用されたりします。ガジュツと比べ、苦みは少ないですが、独特な香りがありガン予防や肝臓の正常化に期待が寄せられるものです。

(2)春ウコン

日本では一般的にキョウオウと呼ばれるものです。中国で春ウコンが一般的なウコンとして広く知られています。

苦みはガジュツの次に強いもので、心臓や胃の健康維持に効果があります。秋ウコンに比べ、薬効成分に注目されているウコンです。

3)要チェック!ガジュツに含まれる代表的な栄養素とは

ガジュツの粉末の栄養成分をここでご紹介します。栄養成分は100gあたりのものになります。

・エネルギー…367kcal

・たんぱく質…11.2g

・脂質…2g

・炭水化物…76g

・灰分…4.4g

・ナトリウム…79mg

・カルシウム…120mg

・リン…280mg

・鉄…2.6mg

・カリウム…1500mg

・マグネシウム…170mg

・アズレン

抗炎症成分があり、消化性潰瘍や胃炎の治療に用いられたり、目薬などに配合されています。

・セスキテルペン

リラックス効果、血圧の降下、炎症抑制などの働きがあります。

・シオネール

消化を助け、血中コレステロールを下げる働きがあります。

・クルクメノン

メラニン生成の抑制効果があります。多くの美白化粧品に含まれています。

・カンファー

便秘解消や消化不良の解消に役立ちます。殺菌作用も強いので、歯周病予防や口臭予防にも用いられます。

リラックスしている女性

4)ガジュツに期待できる3大効能とは

(1)解毒作用

ガジュツにはからだをキレイにする解毒作用があります。健康な体をつくるには、健康な細胞が絶対条件です。人の体は、ミネラルを摂取する際に、どうしても鉄分や銅などが体に蓄積していくことがあるのです。

適量なら問題もないミネラルですが、蓄積できる鉄分や銅の量を越えてしまうと、体に毒になってしまいます。ガジュツに含まれるクルクミンの排毒作用によって、体に蓄積された金属成分を排出する働きがあります。

(2)血液をキレイに

排便を促して、腸内に溜まっていく宿便までも取り除いてしまうのがこのガジュツの効果です。腸内に溜まる老廃物が血液中に流れ出すのを食い止める働きがあります。

その働きのおかげで、血液がきれいになり、コレステロール値や血圧も正常化していきます。血液がきれいになるので、顔色もよくなり、肌がワントーン明るくなります。

(3)抗酸化作用

よく耳にする抗酸化作用。老化や痴呆やガンの発症を誘発する、活性酸素というものがあります。その活性酸素をポリフェノールの一種である、ガジュツに含まれるクルクミンが抑えてくれます。

体内の酸化を抑えることで、いつまでも若々しくいられることができます。そして、あらゆる生活習慣病の予防もできます。抗酸化作用は、肌のアンチエイジングにも効果があります。

5)オススメの食べ合わせって? 

(1)1日の摂取量について

ガジュツの1日の摂取量の目安は、6g~9gです。

少ない分にはあまり問題はありませんが、多く摂りすぎてしまうと副作用の可能性も出てきますので、目安量を基準にしてください。

(2)脂溶性

ガジュツの精油成分は脂溶性です。そのため水で摂取しても吸収されにくい性質があります。せっかくのガジュツの成分が吸収されずに、体外に排出されてしまい、もったいないことになります。

(3)大豆・卵と

ガジュツは大豆や卵に含まれるレシチンと一緒に摂取すると、より吸収されやすい形に変わります。ですが、苦みが強く料理にはなかなか向かないので、大豆や卵を摂る食事の後に摂取するのが効果的です。

6)どんな摂取が効果的?効果的な摂取方法とは?

そのままかじるわけにもいかないガジュツ。ですので、粉末の物かサプリメントで錠剤になっているものが飲みやすく効果的です。ですが、粉末の物はやはり独特な苦みが気になります。

苦みが苦手な方はサプリメントの錠剤で摂取するのがいいでしょう。また、ヨーグルトに混ぜたり、粉末の物であればオブラートに包むなどして摂取するといいでしょう。ガジュツは脂溶性なので、食後に摂取すると効果的です。

7)知っておこう!ガジュツの摂取での注意点とは?

ガジュツは慢性胃炎や胃潰瘍の人にとっても最適ですが、胃の粘膜を刺激するので胃から出血があるようなひどい状態の場合にはガジュツは厳禁です。そして、ガジュツにもウコンにも言えることですが、ミネラル分がとっても豊富です。

そのためカリウムの量はかなりの量が含まれます。腎不全の患者さんや人工透析を受けている方には現金になります。

8)毎日の摂取に難しい方は!サプリメントも効果的?

(1)苦味の解消

ガジュツを続けて毎日摂取するのは大変なことだと思います。そのため、サプリメントもとっても効果的な摂取方法です。また、ガジュツそのものはとっても苦いものです。

(2)食後の習慣に

サプリメントで錠剤になっているものだと、苦みも気にならず毎日手軽に続けられるでしょう。食前に飲むよりも食後にサプリメントで摂取するのが効果的です。



今回のまとめ

1)そもそも「ガジュツ」とはなに?

2)ガジュツにも種類がある?特徴の違いとは

3)要チェック!ガジュツに含まれる代表的な栄養素とは

4)ガジュツに期待できる3大効能とは

5)オススメの食べ合わせって? 

6)どんな摂取が効果的?効果的な摂取方法とは?

7)知っておこう!ガジュツの摂取での注意点とは?

8)毎日の摂取に難しい方は!サプリメントも効果的?