パソコンを確認し合う医者と女医

動脈硬化という言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。自覚症状がほとんどなく、健康診断などで初めてわかるという事も少なくありません。

そんな動脈硬化の症状や原因について、また改善方法や治療法、予防についてお伝えします。






動脈硬化の3つの改善方法!食事法6選


1)動脈硬化とはどんな病気か

(1)動脈硬化

動脈硬化とは文字道理の意味を差し、“動脈が固くなること”を言います。動脈が固くなると、血管の弾力性が失われるために血液をうまく送りだせず心臓に負担をかけてしまうことになります。

また、動脈が固くなると血管の内側がもろくなって血管が狭くなってしまったり、詰まってしまい血管を詰まらせてしまう可能性があります。

(2)動脈が固くなると

簡単に説明をすると、“心臓に大きな負担がかかる”“臓器・組織が正しく機能しなくなる”“臓器、組織が壊死する”“血管が壊れやすくなる”といった事が起こります。

2)動脈硬化の初期・中期・末期の3つの症状

(1)初期症状

拡張期血圧(最低血圧)が高くなり、収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)の差が小さくなる傾向にありますが、自覚症状としてはほとんどなく健康診断などで判明する事が殆どです。

(2)中期症状

自覚症状としてはほとんどありませんが、収縮期血圧(最高血圧)が高くなります。

(3)末期症状

血管が固くなると収縮期血圧(最高血圧)は更に高くなります。拡張期血圧(最低血圧)は逆に低くなる傾向にあります。

3)動脈硬化の4大原因

(1)高血圧

高血圧は動脈硬化の危険因子の一つで、国内に役3000万人以上いると言われている病気です。

高血圧とは動脈に汚れがくっついて流れが悪くなると、心臓は圧力を高めて末端の血管まで血液を流そうとします。

その結果、高血圧になりますが、これが動脈硬化の危険因子の一つだと言われています。

(2)脂質異常症

血液中に含まれる脂質であるコレステロールや中性脂肪が多すぎる、もしくは不足している状態をさします。

悪玉コレステロール140mg/dl以上、善玉コレステロール40ml/dl未満、中性脂肪が150mg/dl以上であると、動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。

(3)糖尿病

糖尿病に関しては、検査で血糖値に異常があることにより診断されます。血糖値が高いという事は血液がドロドロの状態になりますので、動脈硬化になる原因の1つとされます。

(4)肥満

肥満とは体脂肪が過剰に蓄積した状態ですが、内臓脂肪の蓄積が多くなるとアディポネクチン(脂肪細胞から血液中に分泌されるホルモンで動脈硬化などを予防するホルモン)などの分泌異常がおきるため重大な病気を発生させる原因となります。

Doctor talking to his female patient

4)動脈硬化を見分ける3つのチェック項目

(1)動脈硬化のポイント

血清脂質というのは血液が溶けているコレステロールや中性脂肪などの脂肪分の事です。これらが増えすぎると心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化を引き起こします。

(2)LDLコレステロール

LDL(悪玉)コレステロール140mg/dl以上だと動脈硬化性疾患を引き起こす可能性が高くなります。

(3)HDLコレステロール

善玉コレステロール40mg/d1未満だと動脈硬化性疾患を引き起こす可能性が高くなります。

(4)トリグリセライド

中性脂肪が140mg/dl以上だと動脈硬化性疾患を引き起こす可能性が高くなります。

5)動脈硬化への3つの検査方法

(1)血液検査

血液中のC反応性たんぱく質という物質を調べ、一定以上の量が検出された場合には動脈硬化の危険度が高く心疾患や脳血管疾患に繋がりやすいと予測する事が出来ます。

また、インスリン抵抗性指数というものでインスリンが上手く機能しているのかを調べる事でお動脈硬化の進み具合が分かります。

(2)頸動脈超音波検査

動脈硬化の進み具合を確認するため、身体の外から頸動脈に超音波を当てて血管壁の状態を観察します。

(3)血管脈波検査

動脈硬化を診断するためには血液を送り届けるという血管の機能を調べる「血管脈波検査」も行います。

この検査は動脈の硬さを評価する心臓足首血管指数、下肢の動脈の狭窄・閉塞を評価すr足関節上腕血圧比の足底が行われます。

6)動脈硬化の改善方法!摂取すべき6つの食材

(1)DHA・EPA

青魚に含まれる成分で、赤血球や細胞膜、血管壁を柔らかくし、血液を固まりにくくし血管をしなやかにしまるので血液がサラサラになります。

(2)納豆キナーゼ

納豆の根姉場成分が血管老化を防止します。納豆キナーゼは余分な血栓を溶かし脳梗塞や心筋梗塞の予防に役立ちます。

(3)食物繊

腸の清掃をしてくれます。コレステロールの吸収を抑制するために血液をサラサラにしてくれます。

(4)硫黄化合物

血小板の凝集を防ぐ効果があり、タマネギやネギなどの辛味成分に豊富に含まれています。

(5)ポリフェノール

活性酵素に対抗する、抗酸化合物の1つです。活性酵素を除去する事で血液を健康体にしてくれます。赤ワインやチョコレート、黒豆等に含まれます。

(6)クエン酸・酢酸

赤血球を柔らかくし、自在に形を変えられるようにします。その結果として血流が改善されます。酢などに含まれています。

生姜とレモン

7)動脈硬化の改善方法!4つの食事ポイント

(1)玄米・雑穀米

雑穀はアワ、キビ、ヒエなどのイネ科の穀物です。豊富なミネラルやカルシウムが含まれていて食物繊維が多い事からコレステロールの吸収や抑制効果があります。

(2)青魚

アジ、サンマ、サバ、イワシなどの青魚は不飽和脂肪酸を多く含んでいます。不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし血液をサラサラにする効果があります。

(3)野菜

野菜の中でも特に緑黄色野菜については、血栓を防ぐ抗血栓成分や抗酸化成分が多く含まれています。1食120g以上、1日350gを目標とします。

(4)豆類・海藻・きのこ

大豆製品やきのこ、海藻類は食物繊維が豊富で低エネルギー。余分なコレステロールの排泄や血栓を防ぐ効果があります。

8)動脈硬化の改善方法!2つの運動ポイント

(1)有酸素運動

1日30分、週3回、4週間程度をよる事で徐々に効果は表れます。

自覚的運動強度と呼ばれる、自分の中で“ややきつい”と感じる程度でウォーキングやエアロバイクなどの全身運動を行うと効果が期待できます。

(2)筋力トレーニング

注意をしなければいけないのが、息を止めて行うような重量の思い運動を行うのは危険です。

低強度で高回数できる程度の筋力トレーニングをすることは、筋持久力を付けるように20回程度できる軽い重さで筋力トレーニングを行うという事も大切です。

9)その他の日常生活からできる動脈硬化への3つの改善方法

(1)運動

ストレスの解消も兼ねて適正な運動を習慣化する事は大切です。運動の目的としては肥満の予防・解消のほかに継続的に実施をすることで善玉コレステロールが増える事も大切です。

(2)食事

食べすぎには注意が必要ですが、栄養バランスのとれた食事をするようにします。野菜・海藻やDHA・EPAを多く含む青魚を摂取するように心がけます。

(3)アルコールや喫煙

アルコールの摂取や喫煙は動脈硬化に影響を与えます。アルコールは日本酒なら一合程度が適正飲酒になりますのでそれ以上の摂取は控えるようにします。

また喫煙も動脈硬化を促進させてしまいますので、喫煙している人は禁煙を心がけましょう。






今回のまとめ

1)動脈硬化とはどんな病気か

2)動脈硬化の初期・中期・末期の3つの症状

3)動脈硬化の4大原因

4)動脈硬化を見分ける3つのチェック項目

5)動脈硬化への3つの検査方法

6)動脈硬化の改善方法!摂取すべき6つの食材

7)動脈硬化の改善方法!4つの食事ポイント

8)動脈硬化の改善方法!2つの運動ポイント

9)その他の日常生活からできる動脈硬化への3つの改善方法