資料を確認し合う医師

土踏まずとは地面にはつかない足の裏のアーチ状のへこんでいる部分のことで、手で押したときや、歩いている時に痛みを感じる人もいると思います。

今回は足の裏や土踏まずが痛い症状・原因・考えられる病気の可能性・治療方法などをご紹介します。






足の裏の土踏まずが痛い3大原因!種類・対処方法とは


1)足の裏の土踏まずが痛い3つの種類と症状の違い

(1)押すと痛む

土踏まずを指で押してみると痛みがはしります。少し触れた程度なら特に何も感じません。

(2)腫れがある

土踏まずに少し膨らんだ腫ものがあり、押したときや歩いたときに痛みを感じます。

(3)ランニングすると痛む

ランニングなどの走る動作があるスポーツをした後、土踏まずがじんじんと痛みを感じることがあります。

2)足の裏の土踏まずが痛い3大原因

(1)消化器官が弱まっているサイン

土踏まずを押すと痛いという原因に、胃や膵臓などの消化器官が弱まっているということが考えられます。足の裏には60箇所ツボがあり、土踏まずには消化器官の反射区があるとされています。

栄養のバランスが取れていない食事やアルコールの摂りすぎなどで消化器官が弱くなるので、生活習慣を調えるようにしましょう。

(2)運動によるもの

普段運動をしていない人が、急にランニングなどをした場合になりやすい症状です。急激な運動により負荷がかかり炎症を起こすことがあります。

普段から運動している人や、選手でも負荷をかけすぎても炎症を起こす事があります。

(3)病気によるもの

土踏まずに腫物が出来た場合、それは足底線維腫という良性の腫瘍である可能性が高いです。この腫瘍ができる原因は解明されていませんが、良性のため命に別状はない安全な腫瘍です。

しかし、刺激すると痛いので、日常生活に支障をきたす場合があります。他にも痛風によって土踏まずが傷む場合もあります。また、痛風の初期症状として土踏まずが痛み出すという事例もあります。

3)足の裏の土踏まずが痛い症状への対処法

(1)生活習慣を変える

消化器官が弱まっているのであれば、間食や飲酒を避けてバランスの良い食事を摂ることを心掛けるようにしてください。また、履き心地の良い靴に変えることも、土踏まずの痛みを緩和することに繋がります。

(2)マッサージをする

土踏まずの痛みが軽い場合、足裏のマッサージで痛みを解消していく方法があります。マッサージをすることで血行がよくなり、凝り固まった筋肉もほぐれていきます。

それにより体の疲れも取れていくので、リフレッシュできます。自分で行うのも良いですが、鍼灸院で適切なマッサージを受けることもお勧めします。

frauenfe

4)症状が続く場合に考えられる3種類の病気

(1)足底線維腫

原因は解明されていませんが、足底腱膜の小さな刺激によるもの、感染によるものなど諸説あります。ただしこれは良性の腫瘍なのでガン化するということはありません。

土踏まずにコリコリした腫物ができていたらほぼ足底線維腫の可能性が高いです。歩く時や抑えた時に痛みを感じます。

(2)痛風

痛風は、体内に異常な量の尿酸が溜まってしまうことで、血液中に溶けきれない尿酸が結晶化して間接に沈着して関節炎になるという病気です。

痛風になると足の親指付け根から激痛が出てくることが多いですが、同時に土踏まずも痛み出すこともあります。痛風になる原因は過食やアルコールの多量摂取などの食事習慣の乱れや、激しい運動のしすぎなどが影響していると言われています。

(3)足底腱膜炎

普段運動していない人が急に無理な運動をしたことや、普段運動をしている人が無理なトレーニングをしたことで土踏まずが炎症することがあります。

だいたいが足底筋膜炎という土踏まずに触れると痛みが走る病気になります。痛みがでる原因は、足の裏が固くなり、筋肉の柔軟性を失ったことにより、筋膜が強く引っ張られることによるものです。

5)症状が気になる場合への検査方法

(1)整形外科で診てもらう

足底線維腫の場合、軽い症状のものは自然治癒できますが、酷い場合は整形外科にいくことになります。足底腱膜炎の場合も整形外科医で診てもらうことになります。

エコー検査やレントゲン検査で症状を詳しく調べてから治療します。3割負担の場合、エコー検査は1500円~2000円、レントゲン検査は1枚1000円程度です。

(2)内科で診てもらう

痛風の場合、内科で診察を受けることになります。初診を受けてから、尿検査や血液検査、レントゲン検査や間接液の採取などを受けます。

総合病院の中には痛風外来を持っている場合があるので、病院を決める際調べてみる事をお勧めします。費用は5000円程度かかります。

physiotherapeut im gesprch mit einer patientin

6)症状が気になる場合への3つの治療方法

(1)薬物療法

足底線維腫ではステロイド注射を打って腫瘍を縮小させます。また、内服薬のステロイド剤や鎮痛剤も出されることもあります。足底腱膜炎でも痛み止めの注射や鎮痛剤、湿布が処方されます。

鎮痛剤、痛風では発作を抑えるコルヒチンという内服薬や、炎症と痛みを抑える非ステロイド抗炎症薬という内服薬または座薬が出されます。

(2)手術

足底線維腫の症状があまりにもひどい場合は手術をしなければいけないこともあります。個人差にもよりますが、手術に入る前に検査や問診などで約1ヶ月程度かかり、手術後は2週間~3週間ほど安静にするように指示されます。

痛風も長い間放置しておくと痛風結節になり、さらにそれを放置しておくと結節が皮膚を突き破り飛び出してくることがあり、それを切除するための手術が必要になる場合もあります。

(3)体外衝撃波

足底腱膜炎については、手術療法より傷跡が残らず除痛効果も高い体外衝撃波で治療することが主流になっています。

診察でレントゲンやMRIのなどの検査を受けた1ヶ月ほどで体外衝撃波の治療を受けることができます。難治性のものであるならば、保険適用になり、費用は1万5000円ほどです。

ただし、まれに痛みが改善されない場合や、骨に異常がでるなどの症状が現れることもあります。

7)足の裏の土踏まずが痛い症状への予防ポイント

(1)食習慣の改善

痛風になる原因に偏った食事をすることやアルコールの多量摂取があるので、心当たりがある場合見直した方が良いと思います。バランスの取れた食事をすることや、アルコールを週1回だけ飲むようにするというような計画をすることをお勧めします。

(2)生活習慣の改善

足に刺激を与えないようにサイズのあった靴を揃えることや、適度に運動をして、免疫力を高めましょう。ストレスも体全体の不調に繋がるので、睡眠時間やリフレッシュする時間を作りましょう。






今回のまとめ

1)足の裏の土踏まずが痛い3つの種類と症状の違い

2)足の裏の土踏まずが痛い3大原因

3)足の裏の土踏まずが痛い症状への対処法

4)症状が続く場合に考えられる3種類の病気

5)症状が気になる場合への検査方法

6)症状が気になる場合への3つの治療方法

7)足の裏の土踏まずが痛い症状への予防ポイント