足の裏

足の裏が痛いと歩くことが困難になったり、場合よっては何もしていないのに痛みが治まらず、日常生活に支障を来たす場合があります。

足の裏の痛みの原因は何でしょう、また病気の可能性とは。今回は足の裏の痛みの原因と病気の可能性をご紹介します。






足の裏の痛みの6大原因!病気の可能性とは


1)足の裏の痛みの6つの種類・症状

(1)たくさん歩いたわけではないのに、足の裏の土踏まずのあたりが痛くて疲れも感じる。

(2)足の指の付け根の骨が盛り上がっている部分を、床や地面についたりするときに痛みを感じる。

(3)長時間立っていると足の裏の踵から土踏まず付近にかけて痛みを感じる。

(4)歩こうとすると足の裏の踵、土踏まず、親指の付け根などに痛みを感じる。

(5)足の指の間の皮膚にかゆみやヒリヒリ感をともなう痛みがある。

(6)寝ていてもガマンできないようなズキズキとした痛みを足の裏に感じる。

2)足の裏の痛みの6大原因

(1)扁平足(へんぺいそく)

足の裏の土踏まずがアーチ状になっていなく、平たく無い状態に見える足の状態です。

歩き方が不自然だったり、疲れやすかったり、足そのものに負担がかかり足の裏の痛みの原因になっている場合があります。

(2)うおの目

皮膚が部分的に小さく丸く固くなり、その中心に芯のようなものができ、魚の目のような形に見えるものをうお(魚)の目と言います。足の指の付け根の骨が盛り上がっている付近や踵にできやすいです。

うおの目のところが床や靴の中で当たったりすると痛みがあるので足の裏の痛みの原因になっている場合があります。

(3)水虫

カビの一種である白癬菌(はくせんきん)が皮膚に寄生する症状です。その症状の多くが足の指の間に出現します。

かゆいというイメージがあると思いますが、皮膚のただれや剥離をともなう場合もあり、足の裏の痛みの原因になっている場合があります。

(4)足底筋膜炎

足の裏の筋肉の膜が炎症を起こしている状態が足底筋膜炎です。踵から土踏まずにかけて痛みを感じることが多いようです。

長時間立っていると痛みを感じたり、症状がひどくなると歩くだけで痛みをともなうこともあり足の裏の痛みの原因になっている場合があります。

(5)足や足周辺の骨の骨折

骨粗しょう症などで骨がもろくなっている場合は、たくさん歩くなどで足に疲労がたまって、足をぶつけたり転んだりしてなくても足や足周辺の骨を骨折している可能性があります。

激しいスポーツなどで足を酷使して疲労がたまっている場合も、同じように骨折している可能性があり足の裏の痛みの原因になっている場合があります。

(6)病気

何らかの病気を発症している可能性があり、足の裏の痛みの原因になっている場合があります。

3)足の裏の痛みへの2つのマッサージ・ストレッチ法

足の裏の痛みへのマッサージ・ストレッチ法を2つご紹介します。

ただし少し力を加えただけ、もしくは何もしていなくても足の裏に耐えられない程の痛みがある場合は、自分でマッサージやストレッチはしないで、早めに医療機関を受診するようにしましょう。 

(1)足の裏の痛いところを手の親指を使って押すようにマッサージする

足の裏には多くの臓器の反射区があります。まずは足の裏全体をまんべんなく手の親指を使ってツボ押しするようにマッサージをしていき、痛みを感じるところを重点的にマッサージすると良いでしょう。

手の親指が疲れたり痛くなったりする方は、市販のツボ押しなどを使っても良いでしょう。

(2)足の裏に加えてふくらはぎをストレッチする

足の裏の痛みの原因が足底筋膜炎の場合は、足を伸ばした状態で足の指を反らせて足の裏を伸ばしつつふくらはぎも伸ばすようにストレッチすると良いでしょう。

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4)足の裏の痛みへのその他の2つの対処法

足の裏の痛みへのその他の対処法を2つご紹介します。ただし足の裏の痛みの原因によっては逆効果になる場合もあるので、心配な方ははやめに医療機関を受診するようにしましょう。

(1)足浴

足の裏の痛みの原因にもよりますが、足浴などで温めることで血流が良くなり、足の裏の痛みが改善する場合があります。

(2)クッションなどで足を少し高くして寝る

足の裏の痛みの原因にもよりますが、足首の下にまくらをするようなイメージでクッションなどを入れて足を少し高くして寝ることで足の裏の痛みが改善する場合があります。

5)足の裏の痛みが続く場合に考えられる3種類の病気

(1)痛風

アルコール類の飲み過ぎや食生活の乱れにより尿酸が体内に溜まり、主に足の親指の付け根などに強い痛みを発症する病気です。

足の裏の親指の関節付近に痛みを感じることが多いです。

(2)モートン病

足の人差し指、中指、薬指の付け根付近を押すと痛みを感じる、神経の炎症による病気です。ハイヒールの履き過ぎや中腰作業など靴を履いたまま足先に負荷がかかることによって発症することがあります。

(3)糖尿病

血液中の糖の量が多く、全身の細胞にエネルギーがうまく供給できなくなる病気です。糖尿病に起因して他の重篤な病気を発症することもあり注意が必要です。

糖尿病に起因して手や足などの末梢神経がダメージを受けると痛み(疼痛)を発症し足の裏の痛みとなって現れる場合があります。

6)足の裏の痛みが気になる場合への3つの検査方法

診療科目は考えられる原因にもよりますが内科や整形外科や総合診療科を受診し、検査結果に基づきより専門性の高い診療科目を紹介してもらうと良いでしょう。

(1)血液検査

足の裏の痛みの原因を探す方法として血液検査が用いられます。

血液検査で、ある程度原因がしぼりこまれていくので、その原因によってより専門の診療科目を紹介される場合もあります。

(2)レントゲン検査

足の裏の痛みで骨折など骨によるものが疑われる場合にはレントゲン検査が用いられます。台などに寝た状態で足首から先の部分にX線をあてて撮影される場合が多いです。

(3)超音波検査(エコー)

足の裏の痛みで足底筋膜炎や糖尿病などが疑われる場合は超音波をあててより詳しく足の裏の中の状態を検査します。

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7)足の裏の痛みへの2つの治療方法

(1)薬物治療

薬物療法とはいっても足の裏の痛みの原因によって処方される薬は違います。内服薬が処方される場合もあれば、外用薬(湿布や塗り薬など)が処方される場合もあり、症状によって用途もまちまちです。

詳しくは医師に処方を受けて、医師の指示に従って薬を使用するようにします。

(2)整体治療

足の裏の痛みの原因が足底筋膜炎の場合は、整体などで足の裏の筋肉をほぐしてもらうことが有効な場合があります。

ただし痛みがある場合は、街中で見かけるリラクゼーションマッサージ店よりは、「○○治療院」などと表記された治療院で相談するところからはじめると良いでしょう。

8)足の裏の痛みへ未然にできる3つの予防ポイント

(1)足を楽な体制にして休養を十分に取る

足の裏の痛みの原因にもよりますが、多くは足にかかる負荷を減らし、足の締めつけなどを避けて、できるだけ足が楽な体制で休養を十分に取ることで足の裏の痛みを未然に予防することができます。

(2)足浴などで足を温める

足の裏の痛みの原因にもよりますが、足浴などで足を温め血行を良くすることで足の裏の痛みを未然に予防することができます。

(3)バランスの良い食事を心がける

足の裏の痛みの原因が痛風や糖尿病の場合は、食生活を改善することが大切です。バランスの良い食事を心がけ、食生活を改善することで足の裏の痛みを未然に予防することができます。






今回のまとめ

1)足の裏の痛みの6つの種類・症状とは

2)足の裏の痛みの6大原因

3)足の裏の痛みへの2つのマッサージ・ストレッチ法

4)足の裏の痛みへのその他の2つの対処法

5)足の裏の痛みが続く場合に考えられる3種類の病気

6)足の裏の痛みが気になる場合への3つの検査方法

7)足の裏の痛みへの2つの治療方法

8)足の裏の痛みへ未然にできる3つの予防ポイント