足の裏の痺れ

足の裏がしびれる経験って誰でもありますよね。長く正座をしていて立とうとするとしびれたりするのは普通のこと。でも、何もしていないのにしびれが出る場合には、思ってもみなかった病気が潜んでいることも。今回は足の裏の痺れの原因・考えられる病気・対処法・治療方法をお伝えします。



足の裏の痺れの3大原因!7つの病気の可能性とは


1)足の裏の痺れの4つの代表的症状 

(1)びりびりと痺れる 

(2)感覚がマヒする 

(3)運動機能が低下する 

(4)バランスが取れない 

2)足の裏の痺れの3大原因 

(1)神経圧迫 

脳から出て足先に至る神経のどこかで圧迫が起こることによって、足のしびれが現れます。 

(2)血行不良 

血液の循環が悪くなることによって、栄養状態が低下し、痺れが出ることがあります。 

(3)不良姿勢の継続 

デスクワークなどの長時間の同一姿勢により、腰から足にかけての緊張が強くなり、足の裏の痺れにつながることがあります。 

3)足の裏の痺れの2つの対処法 

(1)安静 

正座によって足の裏が痺れているような場合は、時間の経過とともに収まってくるのが普通です。痺れている時は感覚神経も麻痺していますので、無理に歩こうとすると転倒したりする危険があるので注意が必要です。 

(2)保温 

神経痛などの慢性的な症状の場合は、血液の循環を促進して症状を緩和します。 

※明らかな原因がある場合はともかく、特別な理由もなく足の裏の痺れが続く場合には、自己判断をせずに、速やかに病院を受診するようにしましょう。 

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4)足の裏の痺れが続く場合に考えられる7種類の病気 

(1)糖尿病 

代謝性疾患の代表的なもので、症状の現れ方が足先の痺れから始まるのがその特徴です。病状が進行すると足だけでなく、手や目の神経にも障害が出始めます。 

(2)脳梗塞 

脳の血管に異常が起きることで痺れが出るケースです。この場合は片足にのみ痺れが出ることが多く、また、呂律が回らない、めまいやふらつきをともなうといった特徴があります。 

(3)パニック障害 

ハッキリとした原因が分かっていないのですが、過度のストレスなどで神経伝達に誤作動が起こり、動機、ふらつき、冷や汗などに合わせて痺れが出ることもあります。 

(4)椎間板ヘルニア 

腰の寝と骨の間にあるクッションの働きをする椎間板に圧力がかかり、中から髄核が飛び出して神経を圧迫することで、足の裏の痺れがでます。  

(5)坐骨神経痛 

腰から足へと伸びる坐骨神経がその通り道で圧迫されることによって、足の痺れが現れます。 

(6)脊柱管狭窄症 

脳から出や神経は背骨の中の脊柱管を通って各部へつながっていますが、その通り道が狭くなることによって症状が現れます。 

代表的な症状が足のしびれ痛みで、特徴的なのが間欠跛行といって、10分ほど歩くと歩けなくなるが、少し休むと歩けるようになる、というのを繰り返すことです。 

(7)足根管症候群 

足の裏やつま先にピリピリとした痺れが現れますが、足の甲や脛にはでないというのが特徴です。特に中高年の女性に多いとされます。 

5)足の裏の痺れが気になる場合の4つの検査方法 

足の裏に痺れがある場合は通常整形外科を受診しますが、手足の脱力やめまい、言語障害などを伴う場合は、神経外科を先ず受診して、検査の結果、適切な科で治療を行うことになります。 

 (1)筋電図 

神経の伝達速度を調べる検査です。特に足根管症候群の場合に効果を発揮します。3割負担で600円程度の所が多いようです。 

(2)レントゲン 

頚椎や腰の骨に異常がないかを調べます。3割負担で1,000円~1,500円くらいかかるところが多いようです。 

(3)MRI検査 

レントゲンでは分からない、頚部や腰部の神経圧迫の可能性などを調べます。3割負担で一万円前後かかるところが多いようです。 

(4)CT検査 

体の各部を輪切りにした状態でみられます。脳梗塞などの場合に効果を発揮します。3割負担で6,000円~10,000円ほどかかるところが多いようです。 

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6)足の裏の痺れが続く場合にすべき4つの治療方法 

明らかな原因がある場合は整形外科、それ以外の場合はまず神経内科を受診し、その後適切な科で治療を行います。費用は病状、治療期間によってさまざまなのでお医者さまと相談するとよいでしょう。 

(1)投薬治療 

血液の循環を良くして、症状の改善をうながします。また、パニック障害の場合には抗不安薬や精神安定剤などが用いられます。 

(2)漢方 

化学薬品での副作用が強く出るような場合は、漢方を処方することがあります。 

(3)手術 

脊柱管狭窄症やヘルニアが酷い場合には手術という選択肢もあります。 

(4)保存療法 

手術するまでに至らない症状の場合に、非観血的な治療を行い経過を見守ります。 

7)足の裏の痺れへ未然にできる3つの予防ポイント 

(1)食習慣の見直し 

代謝性の疾患の場合は、先ず第一に食事を見直します。塩分や糖分、タンパク質を摂りすぎていないか、野菜や果物は不足していないか、アルコールの量はどうかなどをお医者さまと相談しながら改善するとよいでしょう。 

(2)生活習慣の見直し 

睡眠時間や食事の時間、ストレスや疲労状態を総合的に勘案して、自分の体に備わっている回復力を最大限に発揮できるようにします。 

(3)運動  

適度な運動によって血行を促進することで、体の回復を促すとともに、足の筋肉に刺激を与えることにより、全身の血流改善をうながします。 



今回のまとめ 

1)足の裏の痺れの4つの代表的症状 

2)足の裏の痺れの3大原因 

3)足の裏の痺れの2つの対処法 

4)足の裏の痺れが続く場合に考えられる7種類の病気

5)足の裏の痺れが気になる場合の4つの検査方法

6)足の裏の痺れが続く場合にすべき4つの治療方法 

7)足の裏の痺れへ未然にできる3つの予防ポイント