足の施術を行う整体師

正座したときに感じるあの「足がしびれる」とは、何かが違う感覚。そう感じたら、そこには重要な疾患の可能性もが潜んでいるかもしれません。

今回は足がしびれる原因、潜んでいる病気、治療方法や予防のポイントをお伝えします。






足がしびれる3つの原因!潜む11の病気


1)足がしびれる5つの種類とは

ひとことに「しびれる」と言ってもその症状は様々です。

(1)手足がしびれる

両手足の間隔がにぶい、手袋や靴下を履いているようなしびれが見られた場合、糖尿病など全身の病気の可能性があります。

(2)腰から足にかけてしびれる

腰から足にかけての痛みやしびれを感じた場合、腰の骨が関わる病気の可能性があります。

(3)体の片側全体のしびれ

体の片側全体や顔と体で逆の半分がしびれる場合、脳の病気の可能性があります。

(4)つま先・足裏のしびれ

つま先など体の先端部のしびれや痛みは、血管性の障害の可能性があります。

(5)かかとのしびれ

しびれとともに、足裏にピリピリとした灼熱感や、朝起きた時に足を床につけたときに痛い、といった症状を伴うことがあります。

2)足がしびれる3つの原因

「しびれ」を発症した際、以下のような原因が考えられる場合があります。

(1)脳や脊髄に原因がある場合

手足を含む上半身にしびれを感じた場合、脳や脊髄に問題があることが考えられます。さらに、急激なしびれや手足の麻痺、言語障害などを伴う場合、脳梗塞の危険性がありますので、すぐに検査を行うことをお勧めします。

(2)腰椎に原因がある場合

腰椎椎間板ヘルニアの場合、腰痛から始まり、片方の足の痛みやしびれに至ります。ももから足にかけて電気が流れるようなしびれを感じます。その他、変形性腰椎症なども考えられます。

(3)末梢神経に原因がある場合

糖尿病の悪化による代謝障害が原因で末梢神経が侵される場合や、甲状腺ホルモンの分泌低下による甲状腺機能低下症などがあります。

その他、ホルモンのバランスの悪化や精神的な原因なども考えられます。

3)足がしびれる場合に隠れる11の病気

(1)脳や脊髄に原因がある場合

脳卒中(脳梗塞や脳内出血など)、脳腫瘍、脊髄腫瘍など

(2)腰椎に原因がある場合

腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、分離すべり症、座骨神経痛

(3)末梢神経に原因がある場合

糖尿病、甲状腺機能障害などの内科疾患、足根管症候群、多発神経炎

Doctor shaking hands to patient

4)足がしびれる場合への自分でできる対処法  

手足のしびれの原因には自律神経失調症による血行不良があり、体全身や両手がしびれる場合、これにあたる可能性があります。

血流改善

この場合の対処法として、自分でもみほぐす、ストレッチ、マッサージ、体を温める、といった方法があります。しかしながら、すでに述べたようにしびれの原因には様々な疾患が考えられます、異変を感じた場合は医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

5)足がしびれる場合への2つの検査方法

(1)神経や運動機能の診断

ハンマーでたたく、筆でなでる、音叉で振動を与えるなどし、反応を見ます。さらに、膝やアキレス腱の腱反射の検査で、神経が正常に機能しているか、しびれ以外にも動きの悪さなどがないか確認し、障害が起こっている場所を推定します。

(2)検査

糖尿病などの病気を調べる「血液検査」や針を刺し筋肉の状態を調べる「針筋電図」、末梢神経に電流を流し伝え方を見る「神経電動検査」、レントゲン検査、頭部、頸髄、腰髄のMRI検査などを行います。

しびれによる症状や考えられる病気は多岐に渡るため、検査内容によって料金には幅があります。例えばMRI検査を受ける場合、初診料金を含めおおよそ6,000円~8,000円が平均のようです。

6)足がしびれる場合の治療法

(1)原因となる病気の解明

まずは原因となる病気が何かを正確に判断し、判明した場合はそれに基づく治療、対処を施します。

(2)対症療法

あらゆる検査を行ってもはっきりとした原因が分からない場合があります。その際はしびれに対する対症療法を行います。

方法としては、薬を用いたもの(循環改善薬や代謝改善薬、抗うつ約、抗けいれん薬など)が主ですが、場合によってはそのほかの特殊治療を行うこともあります。

7)足のしびれへの予防ポイント

しびれの原因となる疾患には、糖尿病や高血圧が原因となる脳梗塞なども含まれます。

予防方法は病気によって様々ですが、バランスのよい食生活、十分な睡眠時間の確保、適度な運動は健康をつくる上で基本となります。






今回のまとめ

1)しびれが発症した際、①脳や骨髄②腰椎③末梢神経 といった箇所に要因があることが考えられる。

2)しびれには、脳卒中や脳腫瘍、腰椎椎間板ヘルニアなど重大な疾患が隠れている場合もある。

3)自律性失調症によるしびれの場合、マッサージやストレッチなどで血行を改善していくことも対処法の1つである。

4)しびれの原因の診断には、神経や運動機能の診断、MRI検査といった様々な手法がある。

5)しびれの原因が判明しない場合、薬などを用いた対症療法を行うこともある。

 「ただのしびれ」と見過ごさず、何かおかしいと感じたら医療機関を受診しましょう。